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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】自分の課題に向き合う勇気

勇気はいかに回復されるのか―アドラー・アンソロジー

勇気はいかに回復されるのか―アドラー・アンソロジー

 

心理学者アルフレッド・アドラーの「勇気はいかに回復されるのか」を読了。本書で言う「勇気」とは、自分の人生の課題に立ち向かう「勇気」です。人間関係で問題を抱えているのに、その問題を直視しない人というのは、多々いるものです。今までこのBlogでも何度か触れてきた「病的なナルシシスト」「中身が5歳児の大人」のように、その原因は自分にあるのに、その原因を見ようとはせず、自分以外の何かのせいにして、それを攻撃する、という輩には本当に困ったものです。

しかし実は、周囲よりも本人の方が多くのダメージを負っていて、知らず知らずのうちにそのダメージが蓄積し、心身の病となって現れる、というのも、ままあることです。周囲から見れば、ある種の病なのだから早めに手を打てばいいのに、と思うのですが、その真実に向き合う「勇気」が無いんですな。なにしろその真実を認めてしまったら、今までの自分を否定することになる。そんなことをするぐらいだったら、そのまま真実を知らずに死んでやるとまで思い込むのも、この手の人たちの特徴だったりします。それはある意味「強情なまでの弱さ」なのですが、本人はむしろそれこそが「勇気」だと勘違いしている場合もあり、人間心理の厄介さに頭を抱える場合もしばしばです。

ヒューマンデザインのリーディングも、ある種、その人の問題をあぶり出す場合がありますが、幸い、今までにリーディングした方はみな、その心構えが出来ている方々ばかりでした。創始者ラー自身も「ヒューマンデザインの情報は、ショッキングなものだが、リーディングを受けに来る人はみな、そのショックを受ける準備が出来ている」と言い遺しています。リーディングを受けに来てくださって、自分の問題に向き合おうとしている方は、本当に清々しく感じます。そういう意味では、僕が出会った方々はみな「勇気」を持ち合わせていたし、自分はお客さんに恵まれているなあ、ありがたいなあ……と思うのです。本当に。

 

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