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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【日常】バースプーンとあんみつ玉

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今日は午後から浅草へ。また吾妻橋近くのバー用品専門店「グラスファクトリー創吉」さんで、ハイボール用のタンブラーをひとつと、バースプーンを購入しました。通販でも買えますが、やはりこういうモノは実際に触れて確かめませんとね。買い物の後は、浅草寺にもお詣りしてきました。今日は、天赦日+大安+一粒万倍日というトリプル縁起の良い日。この夏も健康に過ごせますようにと願いを込めて。

18-8 しずく バースプーン 中 全長240

18-8 しずく バースプーン 中 全長240

 

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さらに浅草寺から東向島に渡り、久しぶりに「こぐまカフェ」にて一服。あんみつ玉と水出しアイスコーヒー飲みつつ、店内にあった「影の現象学」をぱらぱらと読んだり。いろいろ仕事も一段落したので、今日はとてものんびりした散歩でしたし、もうしばらく、のんびりしてもいい時期かなと……。

影の現象学 (講談社学術文庫)

影の現象学 (講談社学術文庫)

 

【ヒューマンデザイン】LYD:それは自己愛かナルシシズムか

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昨日一昨日と、早稲田のリーガロイヤルホテル東京のラウンジでLYD(Living Your Design ヒューマンデザインの基礎講座)をしてきました。僕自身、LYDを行うのは2年ぶりでしたが、お相手がすでにヒューマンデザインを学ばれて何年も経ち、LYDも再受講ということで、マニュアル通りのLYDではなく、疑問点の相談と解決みたいな感じでしたね。

その2日間の中でのお話。「Living Your Design」のテーマはその名の通り「自分自身のデザインを生きる」であり「自分自身のデザインを愛して受け入れる」ことでもあります。僕自身、自分のチャートは好きですし、お相手の方も御自分のチャートは好きだと仰る。しかしそれは健康的な意味での自己愛なのか?それとも不健康なナルシシズム(自己陶酔)なのか?という疑問が出てきたわけです。

これはヒューマンデザインに限らず、占星術などでも言えることですが、分析の結果を自分に都合良く解釈したり、自分にとって都合の良い面だけつまみ食いして、「私こういう人だから」と開き直るのは、不健康なナルシシズムだと感じています。ヒューマンデザインでも、様々な個性が割り出せますが、そのすべてに素晴らしい面と厄介な面があるので(この世はすべて陰と陽)、厄介な面にも対処していくことが必要だと思っています。それはある種の「苦行」のような面倒さもありますが、自分に「苦行」を課してくる自分の側面も受け入れることが、真の「Living Your Design」になるのだろうと。

僕自身も「いえいえ僕は健康的ですよ」と言い切れるはずもなく、そこには厳然と「たしかにナルシシズムに陥る危険性があるんだよなあ」と認識しておくことが吉かなと。一応自分では、自分のデザインの厄介さにも目を向けているつもりですが、健康的な自己愛と、不健康なナルシシズムの境界線は曖昧で、簡単に不健康な方へ転がり落ちてしまうものだ……というのが僕の認識です。はい。

 

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 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

セーレン・キェルケゴール「死に至る病」

死に至る病 (講談社学術文庫)

死に至る病 (講談社学術文庫)

 

講談社学術文庫から新訳の「死に至る病」が出たので、学生時代以来、二十数年ぶりに再読してみました。今の自分が読むと、C章「この病(絶望)の諸形態」あたりは、ヒューマンデザインで言うところのNot-Self(不健康な状態)そのままだなあとも感じます。キェルケゴールの言う「絶望して自分自身であろうとしない」「絶望して自分自身とは別のものであろうとする」ことこそ、Not-Selfの説明そのものであり、実は世の中のほとんどの人が(かつての僕自身を含めて)そのような自己否定をして生きている、というのがヒューマンデザインの基本的な考え方でもあります。

このNot-Selfや絶望は、キェルケゴールも言うように、見た目からでは分かりにくい場合も多々あります。彼らは「もうだめだー」とあからさまに絶望しているのではなく、ごく普通に暮らし、中には社会的に成功したり、お金を沢山稼いでいる場合もあります。ところがいくら成功していても、自分自身を生きていないがゆえの苦しみが内面にあり、いつかそれが「閉じこもり」に導かれ、ひいては「自殺」に繋がるとも言うのです。

またそれとは別に「自分自身に気づいていながら、それを否定して生きる」という絶望も納得です。たとえば自己愛性パーソナリティ障害=病的なまでのナルシシストは、自分は特別な存在であり、才能があり、みんなに好かれていると信じています。ですから他の人が、その人のために何かやってあげても、それが当たり前だと思っています。逆に何かやってくれと頼まれると「なぜ自分がそんなことを」と不機嫌になったり、実際それをやれる能力が無かったりしますが、それは自分のせいではなくて、周囲のせいだと思い込んでいるのです。

ところがナルシシストが、本来の自分には才能が無かったと気づいた場合。もっと才能のある人や、もっと好かれている人がいると気づき、自分はそうでもないと知ってしまった場合。自分自身に気づいていながら、その事実を否定するでしょう。しかし本来の自分自身は厳然としてあるわけで、否定のしようもなく、結局は向き合わざるを得ない。向き合わなければ、やはり「絶望」「死に至る」と。

実際、僕が知り合った人の中にも「この人、いつになったら自分に向き合うんだろう?」「このまま自分に向き合わないと、いつか挫折して、自殺するんじゃないだろうか?」と感じる人が何人かいました。まさに死に至る病を抱えた人たちなのですが、これがまた、他人の忠告を聞くような人ではないし、他人がどうこう出来るものでもない、というのが、この「病」の一番厄介なところかもしれませんね。

【ヒューマンデザイン】夏越の大祓:小惑星キロン逆行

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今日は、買い物ついでに深川に寄り、富岡八幡宮で茅の輪(夏越の大祓)をくぐってきました。2017年前半も今日で終わりですが、振り返って見ると、なかなか密度の濃い半年だった気がします。特に、ヒューマンデザインのテキスト翻訳がだいぶ進み、 今年前半だけで「Profile and Type」「Color Consciousness」を完訳し、次の「The Grobal Incarnation Index」も8割近く訳し終わっています。後半も、この調子で進めて行ければなと。

そんな明日7月1日から、小惑星キロンが逆行を開始します(12/5まで)。キロンは現在「無垢な魂」に位置していますが、この位置を8月8日まで逆行することで、魂の癒やしをやり直すという感じでしょうか。ちなみに今年8月8日は、水瓶座月食であり、ヒューマンデザイン的にも見ても「論理的に疑い、将来を不安視する」「目的は達成できないという悲観主義に陥る」「その秘密を打ち明け、社会に共有する」という力が下りてくるので、なかなか強烈な月食になりそうです。悲観主義と言うと、なんだかネガティヴにも聞こえますが、ある意味「もうここまでだ、諦めて次に進もう」という死と再生、再スタートにも繋がりますので、悪いことばかりではないかなと。

また明日7月1日09:51は、天秤座の上弦の月ですが、この月は仏陀という、なかなかたいした位置にあります。ここは「腐ったものを処理する」位置であり、仏陀のような悟りの境地に至って、みんなで腐った人やものを処理する」位置なのです。もしかすると、明日から「腐ったものを処理」していき、8月8日までに「腐ったものが処理しきれない」という悲観論に行き着くのかもしれません。

なにしろ「無垢な魂」の次にキロンが入る位置は「闇が光を隠す」ですから、腐ったものを処理しきれず、悲観的に絶望して、お先真っ暗に感じる場合もあるでしょう。ただその闇の中で、一筋の光が見えるかどうか……というストーリーに思えるのですが、はて2017年後半、どうなりますことやら(答え合わせは来年年明けにでも)。

 

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【夢日記】ヘリコプターは2機だった

Black Hawk pickup

昨夜の夢。僕は、ヘリコプターに乗っていた。しかし機体は建物の上か何かに停止していて、やや低い位置に着地しているもう一機のヘリコプターを監視していた。こちらのヘリは、警察か軍のヘリなのか、拳銃を吊すホルスターがいくつも装備してあるが、そのどれにも拳銃は入っていない。向こうの機体は、犯人なのか敵なのか。とにかく相手のヘリが飛び立つタイミングで、こちらも飛び立とうとしているらしい。するとどこからか、小型のドローンが飛んできて、僕のヘリコプターにぶつかってきたが、ドローンはあえなく弾き返されて墜落し……目が覚めた。02:14。

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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夢の中の「ヘリコプター」は、魂の成長。「拳銃」は、性的エネルギー。「ドローン」は「ロボット」と同じく解釈するなら、人生に対して機械的に反応することだそうです。なんでしょうね。自分は魂の成長プロセスにあるけれど、誰か他の人の成長も見守っている。その人が成長するまで、こちらも飛び立つのを待っている。そこに性的なものはない。たとえドローンが邪魔しようとしても心配ない……ってことかなと。

実際に今、そのプロセスが気になる人はいますので、もしかすると、どこかで一緒に離陸して、ランデブー飛行ができるのかもしれません。それまでは待機ですかね。

【ヒューマンデザイン】魅力的なのに自信が無い

BEAUTY

不思議なもので、リーディングをしていると、同じプロファイル(社会的役割)やチャネル(強い個性)やクロス(運命)を持った人と、立て続けにお会いする時期があります。それは多分『後々お前の役に立つから、今ここでその人たちから学んでおきなさい』という天の采配だと勝手に思っています。

で、ここ最近、立て続けにお会いしているのが「周囲からは魅力的に見えるのに、本人は自信がない」というプロファイルの女性です。皆さんいずれもお洒落できれいな方ばかりなのですが、お話を聞くと「目立たないよう、あえて地味にしている」と仰る。でもやっぱり目立つし、その華やかさは隠せないので、あれをやってくれ、これをやってくれ、君なら出来る、あなたなら出来ると期待される……という方が、世の中には一定数(約14%)いらっしゃるのです。

このプロファイルは、本人の能力以上の期待をかもし出し、その期待に応えられれば救世主として崇められ、失敗すれば周囲から失望されて磔(はりつけ)にされると言われています。御本人も、それを知っているため(あるいは過去に磔にされた心の傷のため)、あえてカメレオンのような保護色を使って目立たなくし、世間から隠れようとする。でも魅力的なため、やはり見つかってしまう……という厄介さがあるのです。

beauty

それでも「私、自信が無いんです」と素直に言える方はまだ健康的だと感じますし、自虐的な領域に陥っていると、アイドルヲタクよろしく「そんなことないよー\(^^)/」とか励ましたくなりますね。さらにこれが不健康になると、世間でよく言われる「自信を持ってポジティヴに生きましょう!」みたいなスローガンに毒され、自分の自信の無さを見て見ぬ振りをし、無理して「私、自信ありますからっ!」と振る舞うのでご注意を。

そのあたり、ヒューマンデザインを通じて、弱さに向き合いつつ、強みも理解して適切な自信を取り戻していただき、本来の魅力的な救世主として輝いていただければと思います。ただ、そのことが、自分の中でどう『後々役に立つ』のかは不明ですが……

 

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【ヒューマンデザイン】同じ星の下に生まれても

Twin soul

昨日は、都内でフルリーディングでした。その際、奇遇にも目の前に、生年月日がほぼ同じで、ヒューマンデザインでいうところのデザインがほぼ同じ方が2人いらっしゃるという状況だったのです。しかもお二人とも、100人に1人しかいないリフレクタータイプで、運命まで含めれば、多分45万人に1人ぐらいしかいないデザインでした。その1/45万同士を観察するという、非常に貴重な機会でもあったのです。

僕もこういったことに懐疑的だった時は『生年月日でその人が分かるのなら、同じ日に同じ場所で生まれた人は全員同じ運命をたどるのか?』と疑問に思っていました。今では、たしかにホロスコープなり何なりは同じになり、個性や運命も同じになるだろうけれど、周囲の環境による影響はそれぞれ違うし、歩む人生も変わってくる、しかし大きな意味で解釈すれば同じような運命に出会う……と感じています。

今回、ほぼ同じデザインのお二人から、それぞれの人生をお聞きしましたが、たしかに大枠では同じような運命にあり、同じような感覚をお持ちのようでした。ただ、周囲からの条件付けにも差があり、本来のデザインの現れ方にも差があるなあと。

僕も、いまだに自分と同じタイプと運命を持った方(多分、4万人に1人ぐらい)とは出会ったことがないので、いつかどこかで遭遇してみたいですね。

 

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