昨夜の夢。僕は、雨がそぼ降る浅草寺にいた。参道近くの出店では、魚や貝を焼いていて、とても美味しそうだった。僕は公衆トイレで用を済ませ、置いていたカバンを手に歩き出そうとすると、「それは私のカバンです」と年配の男性に声をかけられた。
たしかに見てみると、手にしているのは見覚えの無いカバンだ。しかしその人の物かどうかも分からないので、山門の下に行って雨を避けつつ、中に入っていた身分証などを確認し、カバンをその人に返した。
となると俺のカバンはどこにいったんだ!カバンの中には携帯も財布も入っているのに!盗まれたのか!と不安になり、僕は信号を渡って交番に向かい……目が覚めました。06:26。
まず「お寺=神聖な場所」は、自分の中にある神聖な魂。「雨」は感情を洗い流して浄化し、成長させること。「魚」は精神に栄養をあげるため、瞑想する必要があることだとか。焼かれて「開かれていた貝」は、感情を養い育てること。このあたり、自分の内面をケアするような解釈が並びますね。
「トイレ」は過去の体験や感情を洗い流して手放し、浄化すること。「カバン=手荷物」だとすれば、つまらないのにずっと手放せなかった問題だそうです。トイレに行ったらカバンがなくなっていたというのは、わかりやすい繋がりですね。
しかし他人のカバンを調べて返した意味はなんでしょう。他人が手放せなかった問題を調べてあげるとか?でも返しちゃだめな気もしますねえ。他人が抱えるべき問題を手放した……なら分かるか。
「財布=お金」は、人生における変化を意味するとのこと。財布をなくして不安がったのは、人生が変化しないんじゃないか?という恐れでしょうか。 「交番=警察」は、助けを求めることなので、誰かに人生の変化を起こしてもらいたいとか?
「100の夢事典」では、大切なモノをなくす夢は、僕自身が他人からの評価を考えている夢としています。これは環境の変化にともない、他人からの助けが得られなくなったと感じているからだそうで、やはり人生に変化を起こすサポートを欲しているのかも。こういった夢を見た時は、自尊心を取り戻し、自分の価値を示すことが大切だとか。
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また「夢のカルテ」では、財布やカバンをなくす夢は、特に老年期によく見る夢だとしています。ただここでも解釈はやはり同じで、変わりゆく人生に不安を感じているという、変化にともなった混乱を示しています。
正直、まだ大きな変化は感じていませんが、この先は変わるだろうなという漠然とした予感はあるんですよ。それに対して無意識では不安に思っているのかもしれません。
一応、7/16から始まる獅子座木星期(約一年)では、太陽水瓶座には「パートナーシップ」というテーマが与えられてきます。そこから誰かパートナーと出会い、人生に変化を起こしてほしがっているのかも。であれば、たしかに変化を前にした夢だなあと思いますね。