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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】Rave New Year 2019

Sunrise

本日1月22日17:11、ヒューマンデザインのホロスコープ上で、太陽が1年ぶりに「始まり」の位置に入ります。ヒューマンデザインでは、この日を毎年「Rave New Year」と呼んでいます。ある意味、今日がヒューマンデザイン的な元旦で、今日の星の位置から、この一年が読み解けるとも言われています。 

さて2019年を見る前に、まずは2018年の予測を振り返ってみましょう。昨年のRave New Year日記では『マトモなリーダーはどこにもいないのか?という悲観的な闇スタートになる』『専門性を維持することで、突破口が開ける』『それを守らなかった場合、土星から「口先だけの偽善者」と罰せられる』『正しい技能も無いのに、自信過剰になると、安全性が失われる』『衰退しつつある人間関係を、修正できず、維持するだけで手一杯』と書きましたが、実際、自分の周囲では、マトモではないリーダーや、口先だけの偽善者や、技能も無いのに自信過剰な人や、どうしようもない人間関係を維持している人が現れましたね。どうしてこうネガティヴな予測ばかり当たるのか……(^_^;) それでも自分は、どうにか専門的な研究を続けてきたかと思います。とりあえず口先だけの偽善者として罵られることはなかったかなと。

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さて2019年の予測としては、昨年に引き続き、論理的なリーダーシップがテーマとなっています。昨年と同じく、地球は「闇の中でのみ具現化されるリーダーシップ」にあり、引き続きネガティヴな指導力が発揮されるでしょう。それと手を結ぶ月は「社会を調和させる忠誠心を惹きつける将軍」か、あるいは「孤立したまま、いかなる犠牲を払おうとも勝利に固執する将軍」にあります。つまり暗黒のリーダーに対して、救世主的な将軍が現れて問題を解決するか、それとも暗黒のリーダーがさらに孤立し、それでも必死に勝利に取り憑かれるか、ということですね。いや救世主として立ち上がった将軍が、勝利に取り憑かれることもあるか。ああ、恐ろしい。

2019年の、もうひとつの大きなテーマは「火山の噴火的な突然変異エネルギー」です。この影響は、昨年から天王星とノースノードの組み合わせによって続いていますが、面白いのは、今日17:11の時点では、さらに水星もノースノードに重なっていることです。しかも水星が入ったことにより「突然変異がなかなか起きず、イライラして落ち着きがなくなる」に偏ってしまいます。暗黒のリーダーがのさばるものの、なかなかその状況が好転せず、イライラする……なんてこともあるでしょうね。

このイライラを解くヒントは、木星「究極の悟りとして、流れの中で静寂を保ち、自分の居場所を見いだす」です。イライラしても、状況に乱されず、いつもの自分のリズムを維持することが大切と。そうしないと土星によって「1人で頑固に耐え抜くエネルギー」が得られないと出ています。また火星は「混沌とした状況が拡大する中で、勝てるはずだという希望を持ち、消耗戦に突入する」にあります。これも暗黒のリーダーなり、それにイライラする人が陥りがちなところなので、注意しましょう。

とまあ、ここまで「将軍」だの「噴火」だの「消耗戦」だのと、物騒な言葉が並びましたが、一番遠い冥王星「神秘的なオカルト知識を知ろうとする」にあります。俗世間でのリーダーシップを巡る争いから離れ、このヒューマンデザインのような知識を知ろうとする人たちも増えるかもしれません。しかしこの位置は「神秘的な知識に入れ込んで、世間の現実に対処できなくなる」こともあるので、あまり知的プレッシャーに飲まれないことも大切ですね。

と言いながら、自分も恐らく権力争いからは離れて、自分の居場所を見いだし、引き続きヒューマンデザインの研究を続けると思います。俗世間から隔離されるかもしれませんが、時々は、ヒューマンデザイン以外の友人と会わないといけませんね。そしてこの答え合わせは、また来年…… 

 

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【ヒューマンデザイン】獅子座月食:放浪を終え、突発的に、予想外の場所に着地する

Storytelling

明日1月21日14:16に獅子座月食(満月)。今回の月食の位置を、ヒューマンデザインのホロスコープで見ると「刺激的なアイデアや思想や物語を語って、相手を惹きつける」「つまらないアイデアや思想や物語で相手を惹きつければ、結果的には自滅する」です。基本的にここは、頭で考えたアイデアや思想や、人生哲学を語るストーリーテラー(語り部)的な位置です。周囲から見ると『この人は、刺激的なアイデアを持っている』『この人は、刺激的な思想家だ』と思われたり、『この人は、人生哲学を知っている』『この人は、過去の人生を語れる人だ』と思われる位置なのです。

ただしその人が、本当に刺激的なアイデアや思想や哲学を持っているとは限りません。彼らは、自分を魅力的に見せるために、話を盛るクセがあり、刺激的に見える話で相手を引き寄せているのです。実際、その人の話がつまらなければ、相手はがっかりし、その人自身も自滅につながる……という位置なのです。

ですので、この獅子座月食のテーマは『ウマい話にはご用心』『話を盛りすぎるのは注意』ということですかね。

天王星とサウスノードも、引き続き「火山の噴火的な突然変異エネルギー」を下ろしています。そして今回の月食は、このノード軸とほぼ同じ位置で起こります。すでにノースノード(ドラゴンヘッド)は、昨年2018年10月21日から「刺激的なアイデアや思想や物語を語る」にあります。当日の日記に書きましたが、このノースノードは(特に42歳以上の人に)「絶え間なく放浪する」環境を生み出しています。つまり人生後半にある人たちは、昨年10月末から、短期のアルバイト的な活動でも良いから、絶え間なく放浪して刺激を受けるような環境にいたわけです。それがこの月食(満月)で満ち、ひとつの到達点にたどり着くというイメージでしょうか。 

ちなみにこの「絶え間なく放浪する」環境は、2月20日17:08まで続きます。この日はちょうど、次の乙女座満月の日(2月20日00:54)なんですな。ですので、今日から2月20日までが「絶え間なく放浪する」環境の着地時期と言えるでしょう。特に(僕自身もそうですが)42歳以上の方は、天王星の突然変異的な影響も受けて、突発的に、予想外のどこかに腰を落ち着ける1ヶ月の始まりかもしれませんね。

 

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松村一男「神話学入門」

神話学入門 (講談社学術文庫)

神話学入門 (講談社学術文庫)

 

文庫化された「神話学入門」(旧題:神話学講義)を、ざっくりと読了。本書は、ジェイムズ・G・フレイザー、ジョルジュ・デュメジル等、著名な神話研究者ごとの神話に対する学説や研究姿勢をまとめたもの。ヒューマンデザインでも『人間には一人一人、その人の神話(人生の物語・目的=インカネーションクロス)がある』としており、チャートを分析する際にも、個人の神話を理解する参考になればと思って。

ざっと読んだところ、チャート分析に一番役立ちそうというか、ヒューマンデザインと立ち位置が近いのは、やはりジョーゼフ・キャンベルの英雄神話論でしょうか。キャンベルが言う英雄神話は、英雄を主人公とし、その英雄が、何らかの障害を克服して、人間的成長を果たすというものです。これはヒューマンデザインが言う「人生の目的」「人生で出会う逆風的環境」と同じ構造なので、やはりキャンベル的に、相手を一人の神話的英雄とみなして、その物語を読み解くのが、僕は好きですね。

ただ本書では、キャンベルの英雄的な神話解釈は、美しいがゆえに、自分の理想的な解釈を入れてしまう場合があると指摘しています。たしかに英雄神話は、必ず逆境や障害がつきものですが、そういった面倒なことに対処したくないために、自分にとって耳障りの良い解釈や、美しい部分だけを切り取って陶酔する危険性もあるわけです。

ヒューマンデザインでも、自分の面倒な物語を受け容れようとしない人や、勝手な自己流解釈で、自分の神話を、ただ美しいだけのものにしている人もいます。まあ、勝手に美しい物語にしても、結局は逆境や障害に遭うんですけどね。しかし、たとえ自分が向き合うべき逆境に遭遇しても、さらにそこから目を背けてしまう人もあり、困ったもんだなあと思うこともしばしばです。 

ヒューマンデザインの創始者ラーも、その危険性に気づいていたのか、『リーディングで、インカネーションクロス=人生の目的を伝える時は、ネガティヴに伝えろ』と言い遺しています。甘いだけの解釈を伝えれば、結局は、その人が逆境に苦しむことになるでしょう。酸いも甘いも、その人の神話が持つ二面性を伝えるのが、正しいリーディングだということですね。

 

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クロード・レヴィ=ストロース「仮面の道」

仮面の道 (ちくま学芸文庫)

仮面の道 (ちくま学芸文庫)

 

フランスの人類学者レヴィ=ストロースの「仮面の道」を、ざっくりと読了。本書は、アメリカ大陸土着の部族が、儀式などで用いる仮面とその神話世界を読み解くもの。

なぜこれを読んだかと言えば、ヒューマンデザインで見ると、僕の人生の目的には「仮面」というキーワードがあるからです。僕の人生の目的は、目に見えない精神世界を、抽象的に、噛み砕いて説明することです。そのためには、精神世界の解説者として、ふさわしい衣装や仮面が必要だと言うのです。なにしろ、目に見えない世界のことを話すわけですから、ある意味、奇人変人扱いされても仕方ありません。だからせめて、格好だけはちゃんとしなさいよという意味もあるでしょう。

この「仮面の道」では、さまざまな仮面の意味や、儀式について触れられていますが、日本でも、ナマハゲやパーントゥのように、儀式で現れる神様や神の使いは、仮面を付けています。ヒューマンデザインのような精神世界のことを伝えることも、ある種の通過儀礼(イニシエーション)だとすれば、それに立ち会う解説者も、ふさわしい仮面や衣装を身につける必要があるのでしょう。

この「仮面」について、IHDS(International Human Design School)のディレクター、Lynda Bunnellは『他者を導き、仮面の向こうから、解説や洞察を最良の形で伝える。まるで大学教授のように』と評しています。それを読んで以来、僕も『なるほど、目に見えない精神世界のことを解説する大学教授……というのは、なかなか素敵なイメージだな』と思い、リーディングや講義の時は、ジャケットにネクタイ、両腕に石のブレスレットという出で立ちで臨んでおります。まあ、その衣装が正解かどうかは分かりませんが、少なくとも、Tシャツ・スウェット・サンダルで話すよりは説得力があるかなと。

ヒューマンデザインでは『人間には一人一人、その人の神話(人生の物語・目的)がある』としていますが、その神話という意味で「仮面」の役割を考えるのも、意義深いと思うのです。はい。

 

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【夢日記】また長距離バス、理想の恋人、落ちてきたヘビ

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1月14日夜の夢。僕は、九州行きの長距離バス乗り場にいた。バスはすでに到着していたが、乗る人が大勢いて行列になっている。そのバスは、僕が下りる停留所をスルーしてしまうため、これには乗らなくていいやと思い、別の場所へ向かった。

シーンが切り替わると、僕はヒューマンデザインの授業を受けていた。手元のテキストを開くと、ちょうど自分が生まれた13番「同志」のページだった。ところがそのページには、「同志」ではなく「理想の恋人」と書いてあった。

そこでまたシーンが変わり、僕は見知らぬ川沿いを歩いていた。ふと川沿いに並んだ木を見上げると、枝から長いヘビが、びよーんと伸びた状態で、自分の手に落ちてきた。うわっ!と驚いた瞬間、目が覚めた。 

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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先日に引き続き「バス」=潜在能力の夢。 ただしバスにはまだ乗らないし、行き先が違うのは、なんなんでしょうね。潜在能力を使うにしても、タイミングや目的や使い道が大切ってことでしょうか。

ヒューマンデザインで見ると僕は、共通の趣味を持つ「同志」と結びつくことがテーマなのですが、実はそれは「理想の恋人」とイコールなのかもしれません。共通の趣味で結ばれた恋人……たしかに理想的ですね(^_^)

そして夢の中の「川」は、人生の流れ。「枝」は、自分が伸ばしてきた才能。「ヘビ」は、クンダリーニ的な生命力や覚醒を意味します。人生の流れに沿って成長すれば、驚くような生命力や覚醒と出会えるということでしょうか……

【ヒューマンデザイン】自分を守るための嘘

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今日は、白金高輪シェラトンホテルでフルリーディングでした。ラウンジに入ったのは初めてですが、庭の眺めも良く、落ち着いた雰囲気の場所でしたね。

さて本日のお客様は、新時代の人類のガイド役、プロジェクターさん。労働するエネルギーは無いため、無理して働かないでくださいとお伝えすると『それだけで救われた気がします』と仰ってくださいました。たしかに世の中は、労働するエネルギーを持った多数派(70%)のジェネレイター基準なので、「週5日、8時間労働」が一般的となっていますが、労働向きではないプロジェクターマニフェスターリフレクターがそのように働くと、まず身体を壊してしまいます。

しかし現実の世の中で生きていく中で『私、プロジェクターなので労働向きじゃありません』と言っても、通用しないわけです。将来、そういった発言が通用する社会になってほしいものですが、まあ100年後ですかね……。

そこで今日のお客様のチャートを見ると、嘘やハッタリをつく能力があったわけです。これを使いましょうと。嘘でもいいから『私、身体が弱いんです』とか『貧血気味なんです』などと言って、過剰な労働を避け、自分を守りましょうと。

ヒューマンデザインは、道徳的なものではありませんので『嘘をつくなんて良くない!』などとは申しません。嘘をつく能力があるということは、その能力が必要なデザインであり、嘘をつく能力も、その人の個性の一部なのです。

そして、すべての嘘が悪いわけでもありません。自分を守るために、誰も傷つけない嘘をつくなら良いじゃないですか。もちろん、嘘をつく能力を悪用すれば、罰せられるでしょうが、自分らしく生きるうえでつく嘘は、その人を守ってくれると思います。

労働向きではないプロジェクターマニフェスターリフレクターは、過酷なジェネレイターの労働基準を避ける必要があります。そのための仕掛けも、デザインの中に組み込まれているのです。

 

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【夢日記】長距離バス、義理の息子、30年ぶりのドライブ

Buses Fierro

1月7日夜の夢。僕は、深夜の長距離バスに乗っていた。行き先は分からないが、車内には大きなソファもあり、ノートパソコンで仕事をしながらでも、快適に旅が出来そうだった。夢の中の「バス」は、自分の潜在能力。「夜」は、自分の中の未知の部分。自分の未知なる能力にくつろぐ(身をまかせる)ということでしょうか。

1月9日夜の夢。僕は、子持ちのバツイチ女性と結婚していた。子持ちと言っても、彼女の息子はもう30代の立派な男性だったが、再婚が気にくわないらしく、僕にちょっかいを出してくる。僕も、ウザい奴だなあと思いつつ、その手を払いのけていると、彼女がニコニコして『なに仲良くしてるの~?』と笑いかけてきた。夢の中の「息子」は、自分の中の男性的部分を表すそうですが、「義理の息子」となると、なんなんですかね。

1月13日夜の夢。僕は、自分で車を運転して、北陸かどこかへ行くという設定だった。机の上にあったカギや文房具をカバンに入れて準備をするうち、時計を見ると17:45だったので、そろそろ出かけなきゃな、でも車を運転するなんて30年ぶりだなとか思ううちに目が覚めた。夢の中の「車」は、現実の自分。「カギ」は、真実に通じる扉のカギ。さて、いったいどこへ行くんだか。30年ぶりに、何かに再挑戦するのでしょうか……

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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