先日購入した「占星学とカバラ」を読了。ユダヤの神秘思想カバラの「生命の木」を用いて、占星術の解釈をモデリングすると云う試みが為されています。
またアメリカ合衆国の誕生時(1776年7月4日3時4分)チャートから、アセンダント(上昇宮)の火星＝戦争の連続、犯罪率の高さと解釈したり、南北戦争開始時の天王星の位置、リンカーン大統領の水瓶座的性質など、国家の運命を、指導者含めて占星学的に検証するあたり、興味深いなと。他にもカエサル、ヒトラー、ムッソリーニ等の政治指導者や、フランス革命やキューバ危機などの宇宙的運命をホロスコープから解説。
正直、こじつけに読めてしまう部分もままありますが、実際に歴史上の人物のチャートを作ってみると、妙に納得できたり、意外な発見があったりして、それはそれでやはり面白いものです。
