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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】若い頃の挫折感と、54番ゲート「野心・乙女の結婚」の道徳性

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※12月17日(火) 長崎にてリーディング可能です。

2024年12月23日~2025年1月5日まで年末年始休みになります。

 来年以降のリーディングのご依頼等は、休み中も普段通り、受け付けております。

今日は、お客様からのリクエストで、水天宮のロイヤルパークホテルにてフルリーディングでした。水天宮でのリーディングも初めてですし、この界隈に来るのも久しぶりです。Blogを確認すると2016年2月以来、ほぼ8年ぶりですかね。まだヒューマンデザインに出会う前の30代~40代の頃は、秋葉原で買い物して、小伝馬町人形町、水天宮と歩いて箱崎ジャンクションの下を通り、隅田川を渡って門前仲町でコーヒー……というのが定番散歩コースでしたが、もう人生の屋根から下りた今は、そんなことをしている暇も無くなりましたねえ。

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せっかく江戸風情のある街に行くのだからと、11:00過ぎに「粗挽きそば 手打ち 日本橋 福田雅之」さんというお店に入り、早めのお昼にしました。鴨つけ汁の大盛り。いやー、美味かったですね。師走の人形町で、仕事前に蕎麦を手繰(たぐ)ってから行くなんて我ながら粋だなあ(自分で言っちゃうのは粋じゃない、無粋)

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そしてベローチェに入って食後のコーヒータイム。人形町通りにはこういったチェーン店も多々ありますが、この界隈、ちょっと路地に入ったところに美味しそうなお店が沢山あって、攻略し甲斐のある、手強いグルメタウンという感じですよね。

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リーディング前に水天宮にもお参りしてきました。いや本来は「安産・子育ての神様」なので、独身の僕にはご縁が無いのですが一応ね。

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しかし水天宮も久しぶりに来たら現代風に建て替えられていて『いつの間に?』とか思ってしまいました。ホントこの界隈にはしばらく来てなかったんだなあと。

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そしてロイヤルパークホテルのラウンジにて、本日のお客様、脾臓(直観)権威の1/3エネルギー・プロジェクターさんとお会いしました。実は10月に大阪でお会いした6/2感情ピュア・ジェネレイターさんのお姉様だそうで、ヒューマンデザインを先に知って妹さんに紹介されたそうです。これはよくある現象で、だいたいプロジェクターさんの方が先にヒューマンデザインを知るんですよ。そして周囲のジェネレイターに『リーディング受けた方がいいわよ』とかオススメするんですが、当の御本人は後になってやって来るというね。今日の方も、自分がリーディングを受けるのは来年でもいいかな……と思っていたら、夫さんのお仕事の都合で年内に東京を離れることになったので、急遽お申し込みになった形です。

今日の方は、突然変異の第4クォーター生まれ、54番ゲート「野心・乙女の結婚」がメインテーマでした。また28-38「人生のやり甲斐に対してリスクを取って苦闘する」チャネルがつながっていたため、自分にとって少し無理目な目標でも、それによって社会的立場を変えよう、成り上がろう、とすることがテーマとなります。

しかし今現在、特にやり甲斐は無いし、むしろリスクなんて負いたくないと。パーソナリティ=マインド(思考)が1番ラインのせいか、基盤が崩れるような勝負はしたくないし、安心安全、安パイを志して生きてきたと。ただ、若い頃、大学受験を目指していた頃は、ちょっと無理目な志望校を狙って勉強したものの、残念ながら受からず、挫折感を覚えたそうです。それが3番ラインの悲観主義にもなり、もう冒険やリスクは負いたくないと考えてしまっているんでしょうね。

しかし本来54番ゲート「野心・乙女の結婚」は、策略的なゲートです。自分がキャリアアップするために上司に気に入られようとゴマをすったり、結婚したい相手にべたべた、いちゃついたりするゲートです。テレビドラマで見かける、ホステスさんがお客の社長さんに『ねえ~奥さんと別れて私と結婚して~』『私のこと副社長にして~』としなだれかかるような性質ですね。これが集合体なら、副社長に昇進したかったら正式に入社してキャリアや実績を積む必要がありますが、ここは部族のゲートなのでエコヒイキがあるわけです。社長のお気に入りならコネ入社もできますし、昇進もできるのです。実際、今日の方も、職場のお局さんに妙に気に入られていたそうですが、それも部族の54番ゲートの為せる技でしょうし、それが悪いわけではありません。

ただ54番ゲートのライトアングル(1/3、1/4、2/4、2/5、3/5、3/6、4/6)となりますと、自分個人の「野心」に夢中になって、実際に昇進したり、お金を沢山得たり、結婚したものの、ライトアングルとして失敗するため、もっと大切なものを失うでしょうね。

そして突然変異の第4クォーターという意味で言うと、大概、人生前半ではそのような「野心」を発揮していなかったのに、人生中盤で本来の自分を取り戻すにつれて、急に「野心」を発揮し始めるパターンも多いです。今日の方はすでに50代でしたが、まだまだ人生は長いですから、今から「野心」を取り戻すのも良いでしょう。実際、今日の方は「60歳から喫茶店を始めた女性」を見てそれに憧れたそうですが、まさにそのように社会的立場を変えることがテーマなのです。

まあ、「野心」に囚われて、お金や結婚より大切なものを失ってしまった人は、逆にそこから「野心」的ではなくなる、という突然変異パターンもあるでしょうね。

今日の方の場合、「野心」的にならず、むしろ安パイに生きようとしていた方が不健康なのでしょう。本来は3番ラインとして挑戦的でもあるはずですが、若い頃の挫折感が、先日も書いた「瑕疵(かし)効果」によって精神的なトラウマになった可能性もあります。そして本来は28-38「人生のやり甲斐に対してリスクを取って苦闘する」として人生の勝負に出るはずが、勝負を避けてしまうと、負けはしなかったけど勝ちもしていないという状況に陥るのではないでしょうか。

54番ゲートの各ラインを見ると『それって道徳的にマズイんじゃないの?』という説明文が▲イグザルト=ポジティヴ面に書いてあり、逆に『それって道徳的に正しいですよね?』という説明文が▼デトリメント=ネガティヴ面に書いてあったりします。道徳的な善悪が逆転しているのが54番ゲート「野心・乙女の結婚」なんですね。しかし一般的に54番ゲートは、道徳的に断罪されてしまい『上司にゴマすりやがって』とか『色目を使いやがって』とか『他にもっと良い人はいたはずなのに、なんであいつが昇進するんだよ』とか『あいつ昇進した途端、つき合いが悪くなったよな』とか言われてしまうことが多いのです。

54番ゲート「野心・乙女の結婚」が健康的に発揮されれば、自分だけでなく、家族や仲間もキャリアアップさせてあげるはずです。今日の方もプロジェクターとして、一緒にキャリアアップしたい人からの「招待」を待っていただければと思います。

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それにしてもロイヤルパークホテルのラウンジ、なかなか素敵でしたね。今日もアフタヌーンティー目当ての女性達が大勢いらっしゃいましたが、ご希望があれば、またリーディングで使いたいと思います。リクエストがございましたら、お申し出ください。

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