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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「The Black Book」「並置統一理論」を訳しました

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1991年に世界で初めて出版されたヒューマンデザインの書籍、通称「The Black Book (黒の書)」の一部……巻頭の10ページと、巻末の20ページを訳しました。真ん中の部分は一般的なチャートの読み方や、各ゲートとラインの説明だし、そこはもう知っているので省略。購入したのは6年前ですが、特に巻末の部分が読みたくて、今さら翻訳した形です。

その巻末部分には、ヒューマンデザインの基盤的理論として「並置統一理論(Juxtaposition Unified Theory)」が紹介されています。並置(ジャクスタポジション)とは、ヒューマンデザインの基本である、デザインとパーソナリティ、無意識と意識、肉体とマインド、陰と陽などの二元性を表した言葉です。並置統一理論は、そのような二元性がどこから来たのか、ヒューマンデザイン的に宇宙はどのようにして生まれたのか、ビッグバン以前には何が起きたのかについて説明した基本宇宙論です。そのヒューマンデザイン的な宇宙誕生プロセスを、妙な記号を駆使して数式化してもいますが、僕は文系人間なので、何が何やらチンプンカンプンで、この数式が合っているのか間違っているのかもわかりませんわ。

そしてその並置統一理論によれば、光の4次元構造に加えて、この大宇宙(マクロコスモス)は「動き」「進化」「存在」「デザイン」「空間」という5次元構造(合計9次元構造)になっており、小宇宙(ミクロコスモス)としての人間も「個別性」「マインド」「肉体」「エゴ」「パーソナリティ」という5次元構造になっていると。そして無意識のデザインやゲートは「肉体」「エゴ」次元を表し、意識のパーソナリティやゲートは「パーソナリティ」「マインド」次元を表し、その2つを統合したボディグラフ全体は「個人性」次元を表していると……

……いやいやいや、待って待って待って。これ世の中に最初にヒューマンデザインを紹介した時の本なんでしょ? いきなりそんな難解なところから入る?って感じですよね。なにしろこの本、4つのタイプについても、9つのセンターについても、ストラテジーと権威についても触れていないのに、いきなりこんな理論について話しているわけですから、入門するハードルも高かったでしょうね。

まあ、創始者ラーもプロファイル5/1でしたから、最初は1番ラインとして『そもそもヒューマンデザインとは……』という基盤理論から紹介したんですかね。しかし今現在、ヒューマンデザインを学ぶカリキュラムの中では、この並置統一理論に触れることはほとんど無く、ずーっと後の方になって紹介されるだけです。創始者ラーも、後になって5番ラインとして『やっぱり実用的に使えるところから紹介しよう』となったのかもしれませんね。やれやれ。

今回この「並置統一理論」を読みたかった(少なくとも日本語化しておきたかった)のは、次に翻訳する予定の講義録「Advanced Base Theory」「History of Geometry」では5つのベースを扱うことになるからです。64種類の各ゲートは、6つのラインに分かれ、さらに6つのカラーに分かれ、さらに6つのトーンに分かれ、最終的に5つのベースにまで細分化されます。どうやら並置統一理論で語られている5次元構造が、5つのベースに表れているようで、同じ次元構造、同じベースを持った人たちが、いわゆる「フラクタル(相似形)」「幾何学」と呼ばれる、つながりを持っているようなのです。なので、5つのベースを学ぶうえでも、この並置統一理論に目を通しておきたいなと。

しかしこうして1991年に初めて出版されたヒューマンデザインの本を読むと、初期の頃はまだ情報や伝え方も未整理だったんだなあと思いますね。僕は2013年に入門したので、すでに本書から20年以上経ち、ヒューマンデザインを学んだり分析するためのインフラが整った状況でしたが、1991年当時にこの形のヒューマンデザインに触れていたら、難解すぎて学べなかったかもしれません。当時は分析ソフトやアプリも無く、手計算でチャートを出していたわけですからね。自分の年齢的に考えると、もっと早い時期にヒューマンデザインを学びたかった気持ちもありますが、情報的に整備された時期に入門したという意味では、それはそれで良かったのかなと。まあ、そこから自分なりに日本語情報を整備・発信していくことになったわけで、そういった情報環境作り(集合体としての「共有/シェア」)は引き続き進めていきたいと思います。

 

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