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作家 ヒューマンデザイン・システム認定プレアナリスト+LYDガイド 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】トランプとヒラリーは好敵手なのか

連日、報道されているアメリカ大統領選。やはりヒューマンデザイン・リーダーの間でも関心が高いようで、Jovian Archiveから配信されたニュースレターにも、Andrea Abay-Abayさんによるドナルド・トランプ候補の分析が載っていました。そこで僕もちょっとトランプ候補のデザインを出してみたり。

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 2/9 号 [トランプの魔力]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 2/9 号 [トランプの魔力]

 

ドナルド・トランプ候補は、1946年6月14日10:54、ニューヨーク州ジャマイカ生まれ。トランプ候補のデザインを見てみると、さすが不動産王だけあって、「人材や物を集める力」と「獰猛に獲物を食いちぎる力」が合わさった「お金を生み出す個性」をお持ちですな。お客さんや店員に向かって馬鹿野郎!と怒鳴る、頑固ラーメン店長兼社長みたいもんですかね。でもそんな乱暴な態度でも、お客さんが来ちゃうんですよこの個性がうまく回ると。しかも「相手のオーラを突き破って親密になる個性」もあるので、意外に支持者が多いのもうなずけたり。内輪に強いし、直接会った方が、支持者を増やせる人です。

ただし「人材や物を集めて」リーダーシップを発揮することは、人生後半の課題でもあるので、そこが大統領選に表れている気もします。魂の使命も「物質だけでは満たされない」と出ているので、単なるお金持ちでは終わりたくないのかもしれません。

トランプ候補の発言は物議を醸していますが、恐らく感情の波のままに話しているのでしょう。社会的な位置づけも幼いので、子供が「あの子嫌い!」と言っているようなものでしょうか。当然のように反発をくらっていますが、面白いことに「相手の細かな反論にも対処し、細かい部分にとらわれない思考力」もお持ちなので、反論に対してばっさり切り返すこともできるかと。感情のままに好き放題言って、言い返されたら、論理的に対処できる……うーん、弁舌が立ちそうだなあ(^_^;)

ただ、Andreaさんも書いていますが、感情が主体な人がネガティヴな状態に陥ると、幼児性として表れるそうです。このあたり、僕も以前から気になっている「5歳児の大人」なのかもしれません。

またトランプ候補は、自分なりの方向性はまったく無いため、だからこそレーガン大統領そっくりのスローガン(強いアメリカを取り戻す)を真似したのかなと。

リビング・ヒストリー 上―ヒラリー・ロダム・クリントン自伝 (ハヤカワ文庫 NF)

リビング・ヒストリー 上―ヒラリー・ロダム・クリントン自伝 (ハヤカワ文庫 NF)

 

一方、ヒラリー・クリントン候補は、1947年10月26日08:02、イリノイ州シカゴ生まれ。おっと、奇遇にもトランプ氏と同じく「忙しい働き者」タイプで、社会的位置づけが幼いのも一緒。

トランプ候補とは対照的に感情は穏やかですが、他人の感情をくらってしまうと倍にして返す人。またヒラリー候補は自信が無く、トランプ候補は自信のある方。もしかするとトランプ候補との公開討論で、ヒラリー候補が普段よりヒステリックになったり、弱気になってしまい、観ている人たちから「やっぱり女はだめだ」と落胆されてしまう……なんて可能性もあるのです。

しかしヒラリー候補の魂の使命は「戦い甲斐のある好敵手を捜し求めるうちに予期せぬことが起きる」という解釈もあり、うーん、この好敵手ってトランプ候補なのか?とも思ったり。あるいは懐かしのモニカ・ルインスキーとか。大方の予想を覆して勝つ、あるいは負ける、あるいは誰もが予想しなかった結果になる、のかも。

またヒラリー候補は、「民主主義的リーダー」という、まさに大統領的な個性をがっつりお持ちです。トランプ候補のリーダーシップは「よそはよそ、うちはうち」型の、狭い家族内・内輪で発揮されるものですが、ヒラリー候補は社会全体から選ばれるリーダーなので選挙向きと言えば選挙向き。ネットで支持者を広げられるのはヒラリー候補ですね。直接会ったことが無いような人でも取り込めたり。トランプ候補とは対照的。

個性としては「自分勝手に忙しくするほど魅力的に見える」人なので、選挙戦で全米を飛び回っている姿がカッコ良く映るかも。この個性はヘタすると、どうでもいいことに関わって忙しくなる場合もあるのですが、ヒラリー候補は思考で調整できる方なので、なんとかなるかなと。また「組織全体にイノベーションをもたらす」力もお持ちなので、民主党なりホワイトハウスに改革をもたらすとか。まあ、本当に当選したら、女性初のアメリカ大統領ですから、存在自体がイノベーションですわな。

ヒラリー候補の場合、この「自分勝手に忙しくする」「改革をもたらす」がそのまま人生の課題となっております。以前は夫のビル・クリントン大統領を支え、裏方のファーストレディだったのが、「今度は私のターン!」とばかりに御自分が前に出てきたあたり、良い意味での自分勝手さ、改革力を発揮しているようにも思います。

さて、どちらがどうなるのか、ヒューマンデザイン的にも要経過観察ですね。