前々から読みたかった、ハリール・ジブラーンの詩集を古書店にて購入しました。なぜこの詩集が読みたかったかと言えば、昨年ヒューマンデザインの子育てに関する記事を訳していたら、本書にも収録されている「子どもについて」という詩の一文が引用されていたわけです。その一文がこちら。
''あなたがたの子どもは、あなたがたのものではない''
''彼らは、あなたがたと共にあるけれど、あなたがたの所有物ではない''
''あなたがたは、彼らに愛情を与えるが、
あなたがたの考え方を与えることはできない''
何かこう、児童虐待とか毒親問題に突き刺さる一文ではあります。ヒューマンデザインは、親子の違いや個性を浮き彫りにし、子育てにおいて注意すべき点を洗い出すことも可能です。特にこの詩が言う「考え方を与える」というのは、ヒューマンデザインで言う「条件付け」であり、子どもの個性を殺すことにも繋がります。親御さんには、まず親御さん本人とお子さんの個性を知っていただき、親御さんがやりがちな過ちを予防することが大切かと思います。
また「結婚について」という詩も印象的でした。
''あなたがたは共に生まれ、永久に共にある''
''でも共にありながら、互いに隙間をおき、二人の間に天の風を踊らせておきなさい''
ヒューマンデザインでも、2人のカップルのチャートを重ねて見るパートナーシップというリーディングがありますが、そこで重視するのは、よくある相性の良し悪しではなく、2人の間にどれだけ隙間=余裕があるかないか、だったりします。隙間の無いカップルは、ある意味完成されているのですが、エネルギーの逃げ場が無いため、窮屈な関係にも陥りがちです。逆に隙間が多いと、お互い自由でいられるものの、お互いの結びつきや影響力も薄くなるわけです。そこで、ほどほどの距離感を導き出すのが、ヒューマンデザインのパートナーシップなのです。
親子やご夫婦、カップルなどの関係性を見る場合にも、是非ヒューマンデザインをご活用ください。
・ヒューマンデザインの個人フルリーディング(120分 30000円)や、
パートナーシップ・リーディング(事前にフルリーディング必須)を受けてみませんか?
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