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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】依存せずに生きていく

val d'orcia

※2022年9月9日~13日 神戸・京都で対面リーディングを募集中です。

今日はZoomにて、昨年6月にフルリーディングをお伝えした6/2感情マニフェスティング・ジェネレイターさんへの、小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)リーディングでした。昨年のフルリーディングの後、いよいよキロン・リターンの前段階ゾーンに入りましたが、まだ大きな変化はないと。ただ、そろそろ今の仕事を辞めて次のことをしようと思っているけれど、感情的な『今辞めようかな』『やっぱりまだいいかな』『やっぱり辞めようかな』『でもまだいいかな』という波を通過しているそうです。まあ、人生の本番はまだ3年後ですので、すぐに決める必要はありませんし、感情権威として結局どちらにするのか、ゆっくり見極めていただければと思います。

そんな今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は「誰も知り合いのいない場所で暮らす」でした。このクロスは「結果的には他人(Consiquential Strangers)」とも言われています。実際今日の方は、昔ながらの村社会的な地域に移住されたそうですが、6/2の2番ラインとして孤独に引き籠もり、地元の人たちともあまりつき合わないそうです。それは周囲の人からすれば『あの人、このあたりで良く見かけるけど誰かしら』『どこどこの奥さんだけど、よく知らないのよね』という、6番ラインらしい、よそよそしい立ち位置ですが、自分らしく生きるとそのような着地点につくわけです。

そこへキロンの時期は「個性的に生きることで周囲の感情を挑発する」というクロスが重なってきました。恐らくは、そのように地元にあまり関わらず、自分優先で生きていくと、周囲から『あの人は地域の手伝いをしてくれない』とか何とか怒られるわけです。しかしある意味、周囲の人を怒らせるぐらい個性的に、自分を優先することがテーマですし、それはそれで良いわけです。逆にあまり関わらなくても、感情的に怒らない人たちとだけつき合えばいいと。

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そして『あの人は地元の手伝いをしてくれない!』と怒っている人たちも、本来はその自分の感情に目を向けるべきなのです。本当はその人たちも、自分の感情を殺して、ガマンして地域の手伝いをやっているんでしょうね。だからこそ、ガマンもせずに、自分優先で生きている人が許せないんですよ。『私がガマンしているんだから、あんたもガマンしなさいよ』というわけです。まあ、昔ながらの村社会の、特に女性はその傾向が強かったかもしれませんね。『嫁に来たんだからガマンしろ』の世界ですよ。

しかし2027年で、そのように自分個人を犠牲にして支え合う部族の時代は終わり、自分個人を優先する時代に切り替わります。政府や自治体や会社や組織も頼りにはできませんし、自分個人で生き抜いていくことが求められてきます。と言うか、もう結構、前倒しで来ていますよね。もちろん、人は一人では生きていけませんから、個々人として独立した上で、何か必要な時だけ参集して、それが終わったらまた個々人の生活に戻るという、新しい形の共同体を構築する必要が出てきます。このBlogでも何度かご紹介しましたが、ティール組織のような構造が必要になってくるでしょう。

しかし今までのように、周囲との支え合いに依存していると『国は何もしてくれない』『会社は何もしてくれない』『あの人は何もしてくれない』と不満を抱えてしまいます。ええ、何もしてくれないでしょうし、そこは期待しても仕方ないんです。これは部族性からすると、非常に『冷たい』ように見えますが、この変化はもうどうにもなりません。ウクライナがほぼ独力でロシアと戦っている現状も、その表れだと思います。

2027年で、べったりと友情でくっつく(1番ラインと4番ライン)時代が終わり、よそよそしく絆を断つ(6番ラインと3番ライン)時代に移行します。僕たちは今、その時代の節目に立っていて、それに対応することが求められています。

そしてこれは「弱者切り捨て」とは違います。自分優先で生きていくとは言っても、全部一人ではやれませんし、やる必要もありません。頼れるものは頼っていいんです。ウクライナだって、武器弾薬は西側諸国に頼っていますしね。ただ、今までのように同盟国の援軍は期待するな、過剰に依存するな、というお話です。

要するにバランスですね。国や会社や他人に依存せず、といって自分で全部やるのでもない。力を借りるところは借りて、自分でも時々は力を貸してあげる。でも、べったりとくっつくわけではなく、あくまでもよそよそしくつきあうのが、これからの共同体になるでしょう。それを模範として、実際にやって見せるのがプロファイル6番ラインですから、是非「結果的には他人」という立ち位置で、周囲から怒られるぐらいの生き方を確立していただければと思います。

 

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