今日は、午前中からオンライン・リーディングの予定でした。ところがお客様が日時を間違えて30分押しに。今日のお客様は、先週フルリーディングをした1/3ピュア・ジェネレイターさんでしたが、もちろん無意識に３番ラインがあるため、無意識に間違える人なのですが、意識面(パーソナリティ)に３番ラインがひとつもないので、御自分の間違いに全然気づかないというデザインでもあります。さらにハートセンターも未定義なので、約束も守りにくいでしょうし、まあ仕方ないですよね。30分遅れたからといって誰が死ぬわけでもなし、たいしたことではありませんが、これが転職だの結婚だの離婚だのという、人生の大きな問題になりますと、なかなか厄介になる可能性もあるでしょう。まあ、３番ラインですから、たとえ大きく間違えても、それも学びにするぐらいの打たれ強さもお持ちのはずです。
そんな今日の方には、あと１ヶ月後のウラヌス・オポジション(天王星半回帰、43歳の転機)についてお伝えしました。この前後７年間は、本来の自分を取り戻す時期ですが、ここで入って来るのはマニフェスティング・ジェネレイター的な影響でした。つまり、本来は一歩ずつ進むのが正しいピュア・ジェネレイターなのに、マニジェネ的に三歩進んでから二歩戻ればいいや……と行動してしまうと宜しくないでしょう。仕事にしろ人間関係にしろ、あくまでも本来のピュアジェネとして、仙骨反応に従って一歩ずつ進むことを意識してみてください。
またこの時期は、やろうとしても上手くいかないチャネルが３本ありました。まず53-42「成熟」「やりきった古い経験を終わらせてから、新たな経験を始める」と、54-32「変容」「キャリアアップや結婚など社会的立場を変容させる」と、25-51「イニシエーション」「先が見えなくても虚空や精神世界に飛び込む」です。これも恐らくマニジェネ的に、古い経験を終わらせていないのに次の経験へ進もうとしたり、招待されてもいないのに自分からキャリアアップしようとしたり、結婚/離婚しようとしたり、先が見えなくても三歩先へ進もうとしても上手くいかないでしょう。ピュア・ジェネレイターは、自分から行動する人ではなく、あくまでも誰かから問われて反応する人ですから、そこもこの時期に徹底しておいた方が宜しいかと思います。
実際、今日の方は、すでにここ3.5年で、今まで続けてきた事業を手じまいにしつつあるそうです。53-42「成熟」は、やりきった経験を終わらせるチャネルですが、たしかにもう今までの事業はやりきった感があるし、まずはその整理から一歩ずつ始めていると。
むしろ大変だったのは、この春の25-51「イニシエーション」祭りの方で、非常にショックを受けたり、自分が何者なのかわからなくなるような感覚を味わったそうです。すでに今現在の惑星は、このチャネルを形成していませんが、その影響は来月からのウラヌス・オポジションにも残っているため、来月以降また、ショックを受けるような神秘体験をするかもしれませんね。
ちょうど今「Incarnation Crosses by Profile」の翻訳作業で、25-51「イニシエーション」の一部である、25番ゲート「自己のスピリット・無垢」の部分を訳しています。その講義録の中で創始者ラーが『イニシエーションとは、人生を変え、運を変えるものだ』と話していました。たしかにこの25-51「イニシエーション」は、本来の自分に目覚めることで人生ステージを変える力ですし、25番ゲートは「幸運/不運」のゲートです。
そして創始者ラーが言うには『それは幸運なのか、不運なのか、いったい誰がわかるのか？』(人間万事塞翁が馬)と。つまり、不運な事件によってイニシエーション(通過儀礼)のショックを受けたとしても、それで本来の自分に目覚めたなら、それは幸運じゃないかと。その幸運さは、イニシエーションを通過した後でないとわからないじゃないかと。
逆に言えば、ずーっと偽りの自分(Not Self)として生きていて、お金も沢山稼いで『私は幸運だ』と思っていても、イニシエーションによって本来の自分に向き合わされ、自分がずっと不健康な人間として何十年も生きてきたことを知ったら、なんて不幸な人生を生きてきたんだ……と思うかもしれません。でも、それによって本来の自分に目覚めたなら、やっぱり自分は幸運だと感じるでしょうし、何が幸運で、何が不運かは、一概には言えないということですね。
この春の25-51「イニシエーション」祭りで、不運な目に遭ったと感じている方も多いでしょう。でも、その事件が本当に不運かどうかは、わからないんですよ。むしろ、その影響が過ぎ去った今になって、ようやく不運な事件が、実は幸運につながっていたと気づかれた方も多いかもしれません。
今日の方も、これから先、まだ25-51「イニシエーション」の影響があるでしょうが、第一印象だけで、その事件が不運なのか幸運なのか、早合点しないようにしてください。通過儀礼が過ぎ去った後でこそ、その意味がわかると思いますよ。
ここからは余談です。12:30にリーディングを終えて、昼飯も食べずに外出。13:00から、入院中の父親と面会に行ってきました(母親も現地に先に着いてました)。父親は、もう車椅子にも乗れなくなってきたということで、施設の方からもご説明があり、うん、まあ、宜しくお願いしますと。
そして僕だけ津田沼のコメダ珈琲に行き、14:30頃、遅めのお昼でした。
まあ、父親のこともそうですが、どうも最近、仕事、家族、個人的なことに関して、いろいろ節目が来ているなあと感じています。でもまだ、どれも一線を越えておらず、いったいいつその節目が来るのか、わからない状態ですね。ちょうど今現在、火星と冥王星によって3-60「突然変異」チャネルがつながっていますが、まさに突然変異が起きる前の「産みの苦しみ」ゾーンという感じですね。一応、明朝06:17に3-60「突然変異」チャネルは外れますが、どうなることやら。
家族には『もし出張中に何かあっても、仕事を全部やりきってから帰るから』と(マニフェスター的に)知らせてあるので、予定通り今月・来月の出張は進めるつもりです。父親自身、スポーツ選手が家族を亡くしても家に戻らず試合に出ている姿を見て『アイツは偉い』とか言っていた人間なので、許してくれるでしょう。
個人的には、21日の夏至あたりが転換点になりそうな気もしていますし、その日に出雲大社に行く予定というのも、不思議なタイミングですね。今月何が起きるか、それが幸運なのか、不運なのかも、それを通過してみないとわかりませんしね。
・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか？
ご希望の日時・場所についてのご相談は、
お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。
