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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】さまざまな経験を重ねた人生が、芸術作品になる

SNP View

※2024年7月7日、神戸にてリーディングを募集中です。

今日は、昨年7月にフルリーディングをお伝えした1/3感情マニフェスターさんへのインカネーション(人生の目的)リーディングでした。昨年の段階でも、文明世界の第2クォーター生まれということはお伝えしていて、仙骨(労働する力)センター未定義のマニフェスターとして、どうやって現実世界で生計を立てていくがテーマになる、とはお話していました。実際この一年で、軽めのお仕事をされるようになり、一応、家族や世間体的には格好がつく形になりましたと。今日の方は、今年後半から、本来の自分を取り戻すウラヌス・オポジション(天王星半回帰、44歳の転機)の前段階に入るので、ここから先で、本格的に生計を立てる道を試行錯誤していくんでしょうね。

そんな今日の方のインカネーションクロスのメインテーマ=パーソナリティの太陽は、35番ゲート「変化・発展」35.1「謙遜」でした。これは、広い社会(集合体)に出て、さまざまな経験をすることで意識を拡大し、気づきを得ていくクロスです。今日の方は、その35番ゲートが、35-36「推移」「未経験のことを1回通過する」「入門マニア」「何でも屋」チャネルとしてつながっていました。今日の方は、愛と方向性のGセンターが未定義ということもあり、次から次へと経験を渡り歩き、一貫性は持たずに生きていくことで、変化し、発展していくわけですね。

創始者ラーは「Line Companion」の中で、この35.1「謙遜」について『この人たちは、人生と芸術をひとつにしたがっている』と述べています。35.1の人にとって、さまざまな経験をしていく人生そのものが芸術作品なのです。ところが芸術作品ですから、万人に受け容れられるものではありません。あっちこっち、次から次へと経験を渡り歩く生き方は、ある種の人たちから見れば『もっと落ち着いた方がいいんじゃないか』『ひとつの仕事や趣味や生活をやり続けた方がいいんじゃないか』とか思われてしまうでしょう。特に日本は、この道一筋ウン十年的な職人肌を良しとする部分が強いのですが、以前「その日暮らしの人類学」で読んだアフリカの人たちのように、さまざまな仕事経験を持つことでツブシの効く人生の方が合っているでしょう。

35.1は『私の人生は芸術的だから、誰かから拒絶されても仕方ない』と謙遜しています。しかし悪くすると、自分の生き方を拒絶されたことで自己破壊的に反応してしまうので注意しましょう。

今日の方も、そのような生き方を拒絶されたこともあったそうですが、芸術的に生きている人なのですから、人生の芸術性を受け入れてくれる人とだけつき合えばいいんですよ。プロファイル1/3は、無意識の3番ラインで絆を断ち、つき合う相手も少数になるでしょうし、それはそれで良いと思います。

そしてひとつのことに取り組んでも、最初のうちは試行錯誤プロセスを楽しみ、ああでもない、こうでもないと完成度を上げていき、やがて完成に近づき、感情的に飽きてきたらまた次の経験に進み、最初から基盤を整え直すでしょう。そして次の経験は、以前とはまったく関連が無くてもかまいませんし、そのうちなんとなく、未定義のGセンターでも、御自分のアイデンティティらしきものが、ぼんやり見えてくるのではないでしょうか。

 

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