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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「譲れないもの」は、亡くして初めてわかる

Lonely

※9月25日~26日 宮城県仙台市にてリーディングを募集します。

今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、直観権威の4/6エネルギー・プロジェクターさん(男性)。まだ30代中盤で、すでに人生の屋根に上がっている時期ですが、実際、サターン・リターン(土星回帰、28歳の転機)を過ぎた後、離婚があり、ビジネス・パートナーとの関係も解消し、今年に入ってからはお母様が亡くなられたそうで、いろいろと別れがあったそうです。まあ、離婚とビジネスに関しては、28歳以前の4/3時代、つまり4番ラインの友達を3番ラインとして間違える時期のせいだったかなと思います。また精神世界の第1クォーター生まれでもあったので、お母様との別れも、精神世界に入るための、この春のイニシエーション(通過儀礼)だったかもしれませんね。

実際、すでに精神世界のことをお仕事にもされているそうですが、それも本番となるのは50歳以降になるでしょう。それまでの30代は、消耗しないように身体を労りつつ、のんびり客観性を磨けばいいかなと。50歳以降は、また新たな道に進まれるはずなので、今はまだ人生や仕事を確定せず、あくまで人生の場つなぎとして生計を立てていただければと思います。

実際、今日の方は、44-26「身をゆだねる」「接待ゴルフしながら遊んで稼ぐ宣伝部長」というチャネルもお持ちでした。まあ、ビジネス的な別離は、直観的にパートナーを間違えたのでしょうが、今日の方はスプリット定義でもあったので、恐らくまた誰かとお仕事をすることになるでしょう。もしこれから先、また誰かと組むようでしたら、直観権威として「小さなサイン」を見逃さないことが大切ですね。

そう、直観の声は小さいので、そのサインもちょっとした違和感として現れるんですよ……とお伝えしたところ、今日の方は、離婚する際にそれを感じられたそうです。妻さんのちょっとした一言で『あ、この人ヤバい』と感じて別れたと。それも他の人なら特に気にしないような発言だったかもしれませんが、何かその言葉から感じる小さな違和感を拾うことが大切なんですよね。

今日の方は、パーソナリティの太陽=人生のメインテーマが49番ゲート「原理・革命」でした。ここは家族や仲間に対して、自分の譲れない正義(原理)を主張し、そのすり合わせが上手く行くなら一緒に組み(結婚し)、そうでなければ別れる(離婚する)ゲートです。

しかし今日の方は、この49番ゲートがある太陽神経叢(感情)センターが未定義だったため、もめ事を嫌って、感情的なすり合わせを恐れてしまう可能性もあります。また愛と方向性のGセンターも未定義だったため、自分のアイデンティティや、譲れないものもわかりにくいでしょう。プロジェクターとしても、他人のことはわかるけれど自分のことはわかりにくいため、自分の原理原則が判然としなかったかもしれません。そのような人の場合、「譲れないもの」を失った時に、ようやくそれが大事なものだったとわかる場合があります。

今日の方も、お母様を亡くされて、自分にとってこんなに家族が大事だったのかと、あらためて気づかれたそうです。たしかに49番ゲートは部族性のゲートですから、顔見知りの家族や仲間が大事なはずです。それは結婚相手も、ビジネス・パートナーもそうでしょう。ですから、20代で結婚や仲間作りを間違えたなら、それといったん絆を断って屋根に上がり、30代~40代で『本当に結婚すべき相手は誰なのか』『誰をビジネス・パートナーにするべきなのか』について客観性を磨き、50代でまた新たな家族や仲間を創っていくのではないでしょうか。

それまでまだまだ時間はたっぷりありますから、焦らず、のんびり、人を見る目を養いつつ、50代からの本番に向かっていただければと思います。

 

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