NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】冥王星水瓶座期の展望

Pluto

※2024年12月17日~18日 博多にてリーディング募集中です。(大阪満席)

昨日11月21日05:30に、冥王星水瓶座に移動しました。冥王星は、昨年・今年と予告編的に水瓶座に入ったものの、逆行によって山羊座に戻っていましたが、昨日からはもう山羊座に戻ることなく、2044年初頭まで約20年間、本格的に冥王星水瓶座期がスタートしたことになります。

しかしヒューマンデザイン的には、いまだに冥王星は、山羊座水瓶座の境界線である60番ゲート「制限・限界」の4番ライン、60.4「限界の枠内で機略を活かす」にあります。完全に水瓶座度数となる5番ライン、60.5「限界を突破しても、まだその先に限界があると知るリーダーシップ」に移動するのは、来週11月26日16:45です。ヒューマンデザイン的に言えば、そちらの方が切り替わり感があるかもしれませんね。

今から4年前の2020年12月には、この60.5「限界を突破しても、まだその先に限界があると知るリーダーシップ」という位置で、木星土星が合になり、グレート・コンジャクションと呼ばれる配置が生じました。あの時も「山羊座の土の時代から、水瓶座の風の時代へ」と言われていましたが、その位置に冥王星も入ることになります。とは言え、すでに冥王星は、昨年2023年3月31日~6月3日、今年2024年1月25日~2月25日、7月16日~8月26日にも60.5「限界を知るリーダーシップ」にありましたので、その時期のことを思い出すと参考になるかもしれません。

僕自身の出生88日前の太陽は、蠍座(無意識のデザイン)にあります。蠍座から見れば、水瓶座は第4ハウス=居場所や家族なので、まさに今年前半は、ヒューマンデザインという居場所と、自分の家族が、冥王星によって「死と再生」されたようなもんですね。さらに出生時の太陽=水瓶座=第1ハウス=自分というキャラクターも「死と再生」され、仕事上の立場も、家族上の立場も変わりました。それは先日書いたように、今年のソーラーリターンで54-32「社会的立場の変容」チャネルが入ってきたせいもあるでしょうが、冥王星の意味合いもあるだろうなあと。皆さんもそのように、生まれた時の太陽星座と、生まれる88日前の太陽星座から、水瓶座の意味を読んでみると、今年前半に起きたことのヒントが得られるかもしれませんよ。

また、ひとつ前の太陽星座の人たちを観察してみると、これから先の自分の参考になる、という話もあります。僕の場合、水瓶座生まれなので、ひとつ前の山羊座生まれの人たちを観察すると、これから自分にやって来る影響が見えてくると。しかし実際、僕が観察してきた山羊座の人たち、たしかに職業的な居場所が破壊されたり、離婚して立場が変わった人が多いんですよねえ。中にはNot Self気味に、家族や居場所やキャラクターが破壊された方もいますが、反面教師的に気をつけたいですね。

逆に言うと、魚座生まれの方は、水瓶座の僕が参考になるでしょう。

また88日前の無意識で言えば、蠍座の僕は、ひとつ前の天秤座の人が参考になるわけです。そして射手座の人たちは、ひとつ前の蠍座の僕が参考になると。そういった見方も覚えておくと、単なる十二星座占いも、ヒューマンデザイン的に活用できるでしょう。

しかしここまでの山羊座期を振り返るにしろ、これからの水瓶座を展望するにしても、十数年単位の時代区分ですから、ちょっと漠然とするかもしれませんね。

ヒューマンデザイン的には、山羊座は6つのゲートが連なって構成されているので、これまでの山羊座冥王星期も、6つの時期に分かれていると言えます。たとえば……

①2007年3月~:10番ゲート「自己の振る舞い」自己愛、自分独特の振る舞い

②2010年1月~:58番ゲート「活力」改善しようとするプレッシャー、完璧主義

③2013年1月~:38番ゲート「戦士」人生のやり甲斐と戦う闘争心

④2016年1月~:54番ゲート「野心」社会的立場を変える、昇進、結婚

⑤2018年3月~:61番ゲート「神秘」自分個人が最も神秘的でわからない

⑥2021年3月~:60番ゲート「制限」突然変異する前の制限、プレッシャー

こういったテーマについて、今まで冥王星が「死と再生」をもたらしてきたわけです。もちろん自分らしく生きている人(True Self)は、この影響を受けても、あまりブレることなく正しく決断できたでしょう。しかし不健康に生きている人(Not Self)は、この影響によって破滅的な結果を被ったかと思います。皆さんは、いかがだったでしょうか?

僕自身は、②の時期からそろそろ仕事を変えようかなという「活力」を感じ、③の時期にヒューマンデザインという「やり甲斐」に出会いました。そして④の時期から翻訳作業を始めてキャリアアップに取り組み、⑤の時期にさらに「神秘」的な情報にのめり込み、⑥の時期はコロナ禍という「制限」下で活動を続けてきました。まあ、こうして振り返ると、やはり星の影響からは逃れられないし、それなりに「死」も経てきたけれど、どうにか「再生」もしてきたかなと感じています。

そしてここからの水瓶座期は……

①2024年4月~:41番ゲート「収縮」ゼロスタート、想像力で工夫する

②2028年2月~:19番ゲート「要求」家族や夫婦、仲間に対する要求

2031年4月~:13番ゲート「聞き手」他人の人生経験を聞いて終わらせる

2035年3月~:49番ゲート「原理」譲れない正義のすり合わせ、結婚と離婚

2039年3月~:30番ゲート「フィーリング」情熱は必ず消える、期待と絶望

……こういったテーマに対して、冥王星の「死と再生」が行われます。特に2027年2月は400年単位の時代の節目ですので、その前後で、これから先どうするか想像力で工夫する方法が変わったり、家族や夫婦間での要求も変わってくるのでしょう。

また19番ゲートまでは「突然変異の第4クォーター」ですが、13番ゲートからは「精神世界の第1クォーター」となります。2027年以降はスピリチュアルなものが目につかなくなる、と言われていますが、それもこの2031年以降に本格化するのかなと。精神世界や霊的世界そのものが「死と再生」され、どうでもいい浅薄なスピ系は淘汰され、本格的な人だけが残っていけると良いなあとは思います、13番ゲート生まれとして。

というワケで、おおざっぱに冥王星水瓶座期をお伝えしましたので、皆さん、ご参考になさってください。後から『聞いてないよ』とか言わないように。俺は精神世界のマニフェスターとして「知らせ」ましたからね……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。