冥王星は、3月23日から水瓶座に入っていましたが、5月2日から逆行に入り、本日6月11日18:46に山羊座へ戻りました。今日から来年1月24日までは、2008年から続いた山羊座冥王星テーマの見直しという感じでしょうか。
僕自身、太陽水瓶座生まれで、ヒューマンデザイン的にも冥王星から最も影響を受けやすいデザインなので、3月23日から今日まではどうなるのかなと興味津々でした。しかし実際に過ごしてみた結果……やっぱり全然わかりませんね。たしかに、オンライン勉強会にひと区切りつけたものの、後からまたメンバーを追加したので、なんとなくシーズン２が始まるのかな？という程度です。あと最近、1990年代生まれの若い人たちからのリーディング依頼が続いていて、小惑星キロンリターン(50歳の転機)のテーマだった「若者の知的なお世話」が今さら出てきた感じもありますが、そんなもんです。
とは言え、冥王星が星座を移動した昨日今日だけで４件もフルリーディングのご依頼があり、やけに忙しくなってきたなあとも感じています。そこはやはり冥王星から影響されているのかなと。
冥王星は現在、60番ゲート「制限・限界」の中でも60.4「制限内からでも最大限の可能性を引き出す」にあります。さらに60.3「制限があっても、自分を保守的に維持する」から60.2「制限を明確に理解し、それを受け容れ、適応する」まで戻ります。
一方、ノースノード(ドラゴンヘッド)は、6月23日11:40から、60番ゲートのチャネルの反対側にある3番ゲート「秩序・産みの苦しみ」に入り、8月27日00:24までその位置にあります。つまり6月23日から8月27日まで、ずーっと冥王星＋ノースノードによって、3-60「突然変異」チャネルがつながりっぱなしになるのです。
そのため、今年の夏は突然変異的な夏となるでしょうし、突発的な事態も起きるかと思われます。特に要注目なのが、7月22日12:28～8月3日00:07です。この時期は、冥王星が60.3にあり、ノースノードが3.3にあり、同じ３番ライン同士で共鳴し合い、チャネルとしての力がスムーズに発揮されやすい時期です。それが天災として起きるのか、経済危機が起きるのか、ウクライナ戦争が核戦争にエスカレートするのかはわかりませんし、そのようなネガティヴな事件として起きるとも限りません。
この時期、3.3は▼(デトリメント)に偏り「生来の強情さが、突然変異を否定する」となります。むしろこの冥王星＋ノースノードに影響され過ぎてしまうと、新たな自分に生まれ変わるチャンスが来るのに、それを否定して、今までの不健康な生き方を続けてしまうでしょう。そっちの方が後々問題になるので、気をつけたいところです。
特に、御自分のチャートに3番ゲートだけ、60番ゲートだけ持っている人にとっては(僕もそうです)、急に突然変異が起きて、自分を変えざるを得なくなるけれど、それに抵抗しようとするとイライラするかもしれませんね。そこも自分個人として、観察してみたいと思います。
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