今日は、一応いつも通りに起きたものの、大阪出張の疲れが出たのか、朝09:00前から二度寝。お昼12:00の街のチャイムが鳴るまで爆睡してました。その後も仕事はせず、メールの連絡と、出張のお金の計算だけして、午後もぐうたらしてました。
そして昨日から、冥王星が順行に戻りつつあります。冥王星は、3月23日に水瓶座に入ったものの、5月2日から逆行し、6月11日から山羊座に戻っています。そしてここからまた巡行に戻り、来年1月21日にはまた水瓶座に入ります。
しかし占星術的にはそのような動きですが、ヒューマンデザイン的には、冥王星はずっと、山羊座と水瓶座の境界的な位置にある60番ゲート「制限・限界」の中を行きつ戻りつしているだけです。この冥王星の60番ゲートによって、今夏は3-60「突然変異」チャネルがつながりっぱなしになっていましたね。僕のお客様たちも、何かしら突然変異を経験されていたので、やはりその長期的な影響は色濃いなあと感じました。
60番ゲート「制限・限界」は、ある種の枠の中で生きることです。どんな人間にも限界はあるし、やれる範囲が決まっています。その枠を越えようとしても上手くいかないし、それ以上は先へ進めません。その制限下で生きることで哀しみを覚えることもありますし、最悪の場合は憂鬱になり『こんなことになったのも、あれが悪い、あの人が悪い、社会が悪い、政治が悪い』とか何とか理屈をつけてしまうので注意しましょう。でも実際、今の世の中、そういう人って多そうですよね。それも恐らく、冥王星からの条件付けをまともに受けてしまった人たちかもしれません。
この制限や限界は、いったんそこに枠があることを受け容れることが大切です。その枠内でどうやって生きようか、活動しようかとしていくうちに、いつの間にか、それこそ突然変異的に、その制限や限界を超越できると言われています。
特に今は、ノードが42番ゲート「人生経験や資本主義の強制終了」、32番ゲート「部族の終わり」にあるため、会社や仕事や家族関係が限界にぶち当たり、行き詰まって終わっていく、とも読めます。実際、最近のジャニーズ事務所の問題を見てもそう思いますよね。部族的な企業が強制的に終わっていくわけです。しかしそれを糾弾する側にしても、法律という制限で許容されている以上の補償金を求めようとすると、そこは限界にぶつかり、それ以上は進めなくなってしまうでしょう。まあ、どちらも冥王星＋ノード環境を体現しているとも言えますね。
しかし『自分はどこまでやれるのか？』『自分の限界ってどこまでなのか？』については、60番ゲート「制限・限界」があるルートセンターが未定義だと、なかなかわかりにくいでしょう。僕自身、まさにルートセンターが未定義で、そこに60番ゲート「制限・限界」だけがあるデザインなので、自分の限界ってわからないんですよね。マインド(思考)で『出来る』と思ってルートの根性を出して頑張っても無理だったり、逆に『それは無理』と思っても、実は意外と出来ちゃったりするものです。若い頃、同僚の女性に『市川さんは押しが足らない』と言われたことがありますが、まさにそれ、未定義ルートの現象だと思いますよ。ルートの根性を出して、上手くいくのか、いかないのか、当時はまったくわからなかったですね。今ももちろんルートは未定義ですが、もう「ストラテジーと権威」を頼りにしているので、自分にできる範囲、できない範囲が適切に判断できていると思いますけどね。
この2023年で言えば、父親が入院しているので、遠くへの出張は控えていましたが、それも『関東以遠には行けない』という「制限・限界」だったのでしょう。なにしろケアマネさんたちから『いつ何があるかわかりませんから』なんて言われていたので、だったらすぐ戻ってこれる範囲で仕事するか……と思ってここまで来ましたが、うちの父親も、殺しても死なないと言われている34-57「パワー」チャネルの持ち主のせいか、意外と元気に過ごしているようです。だったら……とばかりに今回、大阪に出張し、特に問題は無かったので『関東以遠には行けない』という制限も、この冥王星順行のタイミングで解除しても良さそうですね。
僕の場合、サビアン占星術で見ても、今年は牡羊座13°「成功しなかった爆弾の爆破」という年になります。つまり『父親に何かあるかもしれない』という爆弾がいつ爆発するんだろう？と警戒していたら、いつまでたっても何も無かった……という年なのかもしれませんね。
冥王星は、来年4月12日まで60番ゲート「制限・限界」にあります。そこまでは、自分の限界を確認していく時期になるでしょう。特に順行に戻った昨日からは、マインドで無理だと思い込んでいた制限や限界を越えていくこともテーマになるのかなと。そして本当に無理な仕事やビジネスは行き詰まり、強制終了を迎えると。そのあたりも、引き続き観察してみてください……
・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか？
ご希望の日時・場所についてのご相談は、
お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。
