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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】射手座新月:ラクダの背中に藁一本

sagitarius

明日11月29日21:18に射手座新月。11月14日の牡牛座満月のテーマブレイクスルーを妨げる関係へ段階的に適応し、前進する」から11月21日獅子座下弦の月のテーマ「混迷の中でめちゃくちゃに動き回って偶然、幸運を手にする」へと進んできたわけですが、そろそろ突破口に焦点が合ってきた頃でしょうか。射手座には、矢を放つ際の集中力があると言われますが、些細なことを見落として的を外す可能性も持っています。

そんな今回の射手座新月は、ヒューマンデザイン的にも「目標に狙いを定めて決断する」位置です。目標に矢を当てるため、何度もくりかえし練習して、決断するという位置なのです。ここで決断する際には、様々な細かい面に注意しなければなりません。いまだノードは「私がこれをやったんだから、あなたはこれをやってくれ」という、家族や仲間間での取引が課題となっています。その環境でブレイクスルーを果たし、幸運を手にするために目標へ狙いを定める時期にも読めますね。ところがさらに細かく見ていくと、ちと厄介な位置なのです今回の新月

Camel - amazing animal

ラクダの背中に藁(わら)一本』ということわざがあります。ラクダの背中に荷物を積み、まだ載せられるだろうと思って、さらに藁一本だけ載せてみたら、その一本のわずかな重さで臨界点を超えてしまい、ラクダの背中が折れてしまう、という意味です。

この「些細なことで失敗する」というのが、今回の射手座新月の位置なのです。しかも意味的に偏りがありまして「些細なことに焦点を向けてしまう強迫観念」という位置になるのです。矢を放つ際は、些細なことで的を外してしまう可能性もある。外したらどうしよう、どうしよう、と思い込み、些細なことばかりにとらわれやすくなるんですな。目標を射貫くには、繰り返し学ぶことが必要ですが、以前の失敗を思い出してしまい、また失敗したらどうしよう、と失敗の可能性ばかりに気を取られると。

先にも書いたノードの影響によって、12月24日まで全人類が感情的になっている状況です。当然、気持ちも揺れ動きますし、些細なことばかり気にして、決断できなくなる場合もあるでしょう。いったん弓を下ろしてリラックスし、否定的な考えを落としていくのも大切かと思います。

UAE - Dubai Marina

また今回の新月時には、冥王星と金星が「雷沢帰妹・野望」で重なっているため秘密の人間関係を通じて、自分の影響力を広めていく」という力がフルパワーで発揮されているのです。野望を達成するには、上の階層の人にこっそり認めてもらう必要がある。その上の階層へリーチする力が下りてきているわけですね。

ところがこの野望力がフルパワーで発揮されますから、ネガティヴな「私を認めてくれ!と、上の階層に間違った方向で主張すると、影響力が発揮されにくい」も出ています。このあたりも、新月の意味「些細なことで失敗する」と併せて注意したいところです。

例えて言うなら、上司に認めてもらえて昇進するはずが、昇進できなかったらどうしようというネガティヴな思いから余計な一言を言ってしまい、その一言で昇進がダメになる……みたいな位置なのです。上司にアピールする際には慎重にどうぞ。

そして明日の「些細なことに焦点を向けてしまう強迫観念」を過ぎると、12月14日の双子座満月「もう一度考え直し、風変わりな人や排除した人を呼び集める」へ向かいます。なんとなくクリスマス前に、面白そうなパーティが催されそうですね。

 

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