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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】遠回りするのが一番の近道

Flash Fogtography

今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、直観権威の3/5エネルギー・プロジェクターさん。労働するための仙骨エネルギーは無いのに、根性だけはあるため、無理して働いてしまいやすいデザインでした。実際、お聞きしてみると、以前は「おしん(懐かしの朝ドラ)」のように働いていたとか。まさにエネルギー・プロジェクターが陥りがちな、究極の奴隷ですね。今現在は、週二日ほど働きに出ているそうですが、それぐらいのペースの方が合っているでしょうね。 

ただ、プロファイル3/5となると、5番ラインで周囲から期待され、3番ラインで試行錯誤するため、なかなか期待が果たせず、周囲から『どうして出来ないの?』『あなたなら出来るのに』と、期待外れに思われる可能性があります。今日の方も、その「期待外れ」的な状況に陥ったことはあるそうで、今現在も、周囲の期待に応えるよう、お仕事をがんばっているそうです。3/5の場合、5番ラインの期待が無意識にあるため、自分がどれくらい期待されているのか、自覚しにくいのです。また3番ラインはチャレンジ精神旺盛であり、さらに根性もあると、多少無理そうに見えても取り組んでしまうでしょう。ですから、誰かから招待された時は、自分がどれくらい期待されているのか、よくよく確認する必要があります。まあ、本来は直観権威ですから、健康的に生きていれば、直観的に『これは無理』『これは出来る』とピーンと来るはずですけどね。

bend in the road

しかし直観的にピーンと来ても、やはり3番ラインですから、試行錯誤にはなると思います。最初は30点から始めて、次は40点、次は50点、60点、70点と、徐々に完成度を上げていくイメージでしょうか。その話をすると『あんまり効率的じゃないんですね』と仰っていましたが、たしかにいきなり100点に行けるような器用さはありません。でも実は、この徐々に完成度を上げていく試行錯誤こそ、仕事で一番上手くいくと言われています。

先に30点や40点の間違いを経験しておけば、後々、同じような間違いはしないはずです。先に、間違いという痛みを経験しておけば、二度とそれには手を出さないし、同じような局面に出くわしても『それは上手くいかない。私はそれを知っている』と確信を持って言えるでしょう。それは苦労の多い遠回りに見えますが、実はそれが成功への一番近道なのです。そういった間違いを経験せずに、いきなり100点の結果を叩き出しても、その後、30点の間違いを冒したらどうでしょう。『そんな間違いぐらい、もっと若いうちに経験しておけよ』と思うような失敗を冒す人もいますよね。『若いうちの苦労は買ってでもしろ』という言葉がありますが、あれはまさに3番ラインに向けた言葉だと思います。それは本当にご苦労様な人生なのですが、その先に、打たれ強さと、人生の経験値が備わっていくのではないでしょうか。

 

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