NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】3/5がスクランブル発進する時

Teleconference face--Daily Image 2011--May 9

今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、3/5エネルギー・プロジェクターさん。本来は労働するタイプではないのに、感情と根性というエンジンがあるために、意外と働けてしまうのが問題になっていたようです。実際、5番ラインとして『私、ちゃんと働けます』と根性を出して働き、周囲を魅了してしまったために、職場の人たちからも『あの人、働き者だよね』とジェネレイターとして認識されてしまったと。そこで上司に対して、招待されてもいないのに、自分から『もっと人を増やしてください』と言い出しても『いや、あなたなら大丈夫でしょ』と思われてしまうわけです。たしかに5番ラインは、問題解決役として周囲を魅了する人ですが、自分を大きく見せてしまうと、さらに大きく期待されたり、どんどん本来の自分から外れた投影がされるので注意しましょう。

まあ、たしかに3/5という生き方……問題意識をもって、試行錯誤的にチャレンジするという生き方が合っているのは、3/5マニフェスターだけだと思います。3/5マニフェスターなら、自分から問題意識をもって解決に乗りだすタイミングを決められますから。ただし3/5感情マニフェスターは、感情が落ち着くまで待つ必要があるので、問題意識やチャレンジ魂を抱えたまま、やきもきしたり、そわそわしながら待つことになるでしょう。それでも、自分からタイミングを決められる分だけ良いかなと。

しかし3/5プロジェクター3/5ジェネレイター3/5リフレクターとなると、タイプ的には、招待を待ったり、仙骨が動き出すのを待ったり、29.5日間待つ待機型です。ところが3/5というプロファイルは、常に間違いや良くないことに気づき、それに対する問題意識や責任感を持っているはず。それを抱えたまま、そわそわしながら待つのは、タイプとプロファイルの組み合わせとしては、足並みが揃いにくいでしょうし、御作法を学ぶ訓練が必要でしょう。

たとえば、今日の方のような3/5感情プロジェクターの場合、たとえ誰かの問題や間違いが目についても『あーあ、あの人、たぶん上手くいかないけど、呼ばれるまで放っておこう。どうせ失敗して痛い目に遭ったら、私のことを認識して招待してくれるだろう』という、ちょっと上から目線で待っておけば良いと思います。そしてその人がしくじって『どうしたらいいと思う?』と招待されるのを待つと。

そして招待されて『ようやく私の出番だわ』と感情的に嬉しくなっても、いったん『ちょっと考えさせて』と相手を待たせると。さらに言うなら、5番ラインとして、自分がどこまで期待されているのか、どこまでその問題を解決すれば磔にされずに済むのかを、よくよく相手とすり合わせておくことが必要です。そして何度も『どうしようかな』『止めようかな』という感情の上下を経験したうえで、自分の中で『やっぱりやるぞ!』というGOサインが出たなら、そこから3/5的に、試行錯誤しながら問題解決に取り組むと。

RAF Tornado GR4 Jet Taking Off During Ex Red Flag in the USA

これは、3/5ジェネレイターでも、3/5リフレクターでも、3/5感情マニフェスターでも、似たような「問題が分かっていながら、そわそわしながら、しばらく待つ」というプロセスを通って行くでしょう。たとえ遠くに火の手が見えても、自分の中で出動許可が出るまでは待機し、いざ決まればスクランブル発進!という感じでしょうか。3/5の皆さんは是非、そのブレーキとアクセルの使い方を学んで頂ければなと思います。

 

 ・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。