NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】昭和の価値観に条件付けられてしまう

Tokyo

※2022年11月11日~15日 長野・金沢でリーディング募集中です。

今日は、Zoomにてフォロー・リーディングをお伝えしました。

今日の方は、オンライン勉強会でご一緒している、感情権威の2/4マニフェスティング・ジェネレイターさん。僕と同世代の50代なので、最近は親御さんを介護され、初めてのことばかりで試行錯誤されていると。今日の方はプロファイルは2/4ですが、意識面のノードは3番ラインだったので、試行錯誤する人生の道を歩まされるわけですね。そして今、トランジットの海王星36番ゲート「未経験の危機」にあるため、介護保険だなんだと初めて知ることばかりのようです。

今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は集合体+個人性なのですが、人間関係が大事な第3クォーター生まれですし、部族性の40-37「家族や仲間と取引する」59-6「性的に親密になる」チャネルもお持ちでした。また人生のルールを意味する木星も部族性の50番ゲート「家族や仲間内のルール」にあり、身近な人間関係のルールをしっかり固めることが重要なデザインでもありました。

今日の方には、すでに3年前に小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)をお伝えし、まだその前後7年間ゾーンにいらっしゃるのですが、この時期は「家族や仲間のお世話をしようとしても上手くいかずイライラする」と出ていました。実際あれから3年経ち、親御さんの介護に携わってみると、やはり限界があるし、周囲の支援を頼らざるを得なくなったそうです。しかし御自分の中に強い部族性もあり、親御さんの面倒を見たい気持ちもあるけれど、それでは自分個人が倒れてしまう……という葛藤もあったようです。

そこで参考に、先日知ったドリームレイヴのチャートを出してみたところ、今日の方は眠っている間に、人間界のNot Selfの集合意識に条件付けられ、まさにその50番ゲート「家族や仲間内のルール」が均質化されてしまう……と出ていました。つまり世の中の「子供は親の面倒を見なければいけない」という部族的なルールに染まってしまうんですね。そしてそれは生まれた時から、毎晩毎晩眠るたびにずーっと条件付けられていたわけです。

実際今日の方は、すでに小学生の頃から「将来は誰かと結婚して、両親と、義理の両親の面倒を見たいです」などと言っていたそうですが、そこからもう条件付けに染まっていたんでしょうね。さすがに今は「いや1人で4人の面倒見るなんて無理(笑)」と仰っていましたが、それだけ根深い条件付けを受けていたのでしょう。

世代的にも、昭和生まれの女性の場合、昭和以前からの部族的な価値観として「女は30歳までに結婚するものだ」「結婚したら夫に尽くして家事をやるものだ」「子供を産むべきだ」「子供を産んだらちゃんと育てるべきだ」「両親が老いたら面倒を見るものだ」……という、Not Selfの価値観に毒されていたでしょう。でももう平成も終わって、今や令和ですよ。いつまでも昭和の価値観で生きる必要もないでしょう。

そんな今日の方のキロン・リターンのテーマは「部族の古いルールを、新しいルールに書き換えていく」でした。そう、ここでも部族の価値観が出てくるんですよ。ご本人の木星のルールと、ドリームレイヴの条件付けと、キロン・リターンのテーマが繋がっているという、いや、なかなか見事なストーリーになっていましたね。これがその人独特の神話的物語(インカネーションクロス)なんだなあと。そして木星のルールをしっかり守ればご褒美がもらえますから、こういった経験を糧にすれば、また異性のパートナーや、仕事上の人間関係も上手くいき、それがご褒美になるのではないでしょうか……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。