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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】自分にとって正しい「動機(Motivation)」

Thinking

今日は、毎月恒例のオンライン懇親会でした。

今回の話題は、レイヴ心理学の「動機(Motivation)」が中心でした。この「動機」とは、その人のマインド(思考)が正しくなった場合に至る境地のことです。正しい「動機」としては「恐怖」「希望」「欲望」「必要」「罪悪」「無垢」という6パターンがありますが、これも所詮マインドなので、本来の「動機」とは真逆のものに動機付けられてしまいます。それが「転移(Transference)」という現象で、言うなれば、自分のマインドが間違っている時の目安にもなります。

たとえば僕本来の「動機」は「欲望(Desire)」です。僕のマインドが健康的であれば、やりたいか、やりたくないかに動機付けられるはずです。そもそも僕はエゴ権威ですから、権威も動機も似たようなものですね。

 

しかし僕のマインドが不健康になると「欲望」とは真逆の「無垢」に転移してしまいます。マインドによって「無垢」に決断してしまうとロクなことにならないのです。実際、作家時代、あまりやる気は無かったのに(欲望は無かったのに)、とりあえずお金になるからいいやと引き受けた仕事ほどお金にならず、その割に労力ばかりかかって酷い目に遭いましたね。ですから今日の懇親会でも『むしろ不健康な、転移の方が実感がある』という方もいらっしゃいました。まあ、正しい「動機」に至るには、条件付けを7年間かけて外す必要がありますから、そう簡単に至れる境地でもないのでしょう。

またこの「動機」には、「安全性」「不確定」「行動」「瞑想」「判断」「受容」という6パターンの副次的な感覚も備わっています。僕の場合は「欲望」+「判断(Judgement)」なので、やりたいこと、やりたくないことを『これは良い』『これは良くない』とハッキリ善悪判断する感じですね。世の中には『ジャッジするのは良くない(善悪のレッテルを貼るな)』という言い方もありますが、僕はどうしても「良い悪い」で判断しますね。

Thinking

こういった自分のマインドが健康な時、不健康な時と、自分本来の「ストラテジーと権威」を組み合わせていくと、自分が間違っている場合に気づきやすいですし、より正しく決断できると思います。特に感情権威の人は、ただ単に「感情の波を待ってください」と言われても、待ってどうなるのか?がわかりにくいでしょうし、この「動機」を参考にしていただければなと。仙骨権威の人にしても、自分の正しい「動機」に仙骨が反応するはずです。

PHSの「食事」「環境」と、レイヴ心理学の「観点」「動機」は、一般的なボディグラフには表れない、より詳細な、その人独特の個性から生じるものです。同じ感情権威の人同士でも「動機」はそれぞれ違いますし、その細かい違いも、自分自身のために、そしてヒューマンデザインの基礎教養としても学んでおきたいですね。

 

ちなみに、2021年1月からスタートした月例勉強会・懇親会も、今回でいったんひと区切りにしました。それこそヒューマンデザインの基礎教養レベルについては、この2年半でひととおり話題にしてきたので、そろそろ十分かなと……とマインドでは思っていたのですが、意外にも最近、またご新規さんを懇親会にお誘いしたりして、これはもしかしてシーズン2が始まるのだろうか?とも感じています。僕自身のマインドが健康的になると「人生の流れに従う」そうなので、それも人生の流れならまあいいか、とも思っています(もちろんエゴもOKを出しています)。

引き続き、僕のエゴが『この人に参加して欲しい』という熱い「欲望」を感じたり、『この人は良い人だ』と「判断」した方がいらっしゃれば、この身内懇親会にお誘いするつもりですので、これからの出会いも楽しみにしております(^_^)

 

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