NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】たまには手を抜いてもいいじゃない

2023 Siesta Key-38

 ※2023年7月8日~9日 栃木県宇都宮にてリーディングを募集いたします。

今日は、昨年2月にフルリーディングをお伝えした6/2マニフェスティング・ジェネレイターさんに、あらためてファミリー・リーディングをお伝えしました。お二人のお子さん……4/6感情プロジェクターの娘さん(6歳)と、5/2感情マニフェスティング・ジェネレイターの息子さん(3歳半)とのご関係を分析させていただきました。

そもそも今日の方は、9つのセンターのうち8つが定義されているのに、感情を意味する太陽神経叢センターだけがフルオープン(完全に未定義)というデザインでした。ある意味、それ以外の部分は安定しているのに、感情だけがアキレス腱のように面倒に感じたり、敏感になってしまうでしょう。そこへ生まれてきたお子さんが2人とも感情定義ということで、まさにお子さんから感情を学ばされている形ですね。

しかしプロファイル6番ラインとしては、意識が高いため、子育てもちゃんとやりたいはずです。ところが今日の方はまだ30代で、人生の本番である50歳までは周囲に養ってもらう時期です。でもお子さんが産まれてしまったら、逆に養ってあげないといけない……という、6番ラインのお母さん特有の葛藤もあったようです。さらに感情権威のお子さんたちに、フルオープンの感情で対処するという、ゲームで言うなら、なかなかのハードモードですよね。まあ、そういった葛藤も、デザイン的にはあっても当然ですし、今日の方が悪いわけでもありません。自分はかなり難易度の高い育児をしている、と自覚すると、多少気が紛れるかもしれませんね。

MacDonalds

また今日の方は、6番ラインとしての意識の高さからか、お子さんへの食事についても、ちゃんと栄養バランスを考えていたそうです。そこで参考までに、ご家族の食事方法(PHS)を見てみると、御本人と娘さんは「夜/暗いところで食べる」、息子さんは「栄養をひとつずつ食べる」でした。お母さんと娘さんは食事方法が一緒なので問題にならないでしょう。ただ、息子さんは、ピザを食材ごとに分けて食べようとしたり、先に肉だけ食べて満腹になり、白米は食べず、そのせいか消化不良になることもあると。であれば、消化のいいものをメインにしてあげると良いかもしれませんし、実際、うどんはちゃんと食べて、その後で具も食べているようです。恐らく、ピザやカレーのように、食材毎により分けられないモノが苦手なはずですし、あまり手の込んだ料理を作る必要もなく、ただトマトを切って出す、ぐらいで大丈夫でしょう。

実際、今日の方も、無意識の冥王星50番ゲート「価値観・大釜」にありました。ここは、家族や仲間内のルールを決めるゲートであり、特に食事時のルール(夕食は何時に食べる等々)にも関係しています。

しかし細かいラインまで見ると50.4「堕落」だったため、そういった家族や食事のルールを堕落させる、つまり、ゆるめることが、人生を通じた、無意識の一番奥底に眠っているテーマなのです。たとえば伝統的なルールとして「お父さんが帰ってくるまで夕飯を食べるのは待ちましょう」としても、そのルールをゆるめて「お父さんまだ帰ってこないけど、夕飯先に食べちゃおうか」とするわけです。ですので今日の方も、あまり意識を高くせず、たまにはファーストフードで夕食を済ませたり、冷凍食品や宅配で済ませるなど、堕落してほしいんですね。

たぶん日本のお母さんって、他国と比較しても、かなりちゃんと食事を作っていると思うんですよ。必ず主食、主菜、副菜、スープを出すとかね。それはそれで良いことですが、今日の方はプロファイル6番ラインですし、50歳からが本番です。30代の育児で消耗してしまっては、いざ50歳の本番が来ても対応できなくなってしまいます。ですから、育児はちゃんとやるにしても、御自分の健康も考えて、たまには手を抜くことも許してあげてください。そしてお子さんたちの手が離れたら、御自分の才能を見つけて、50歳以降で好きなことをしてください。まだそれまでには時間がかかりますが、将来の御自分のためにも、無理の無い育児を心がけていただければと思います。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。