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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】MMI活用法:リフレクターさん向けに、月のサイクルチャートを作ってみよう

※2023年12月16日~20日、博多、神戸、京都にてリーディングを募集します。

今日は、とあるヒューマンデザイン活動者さんから『リフレクターさんにリーディングすることになったけれど、リフレクターについてまだよく分かっていないので教えてほしい』と言われまして、Zoomにてご相談に乗ることになりました。知り合いにもリフレクターがいないそうで、となると実際、どういう人たちなのか、リアルな言葉を交わしたことがないでしょうし、どうしても教科書的な説明になりがちですよね。(ちなみに上の図は、2/4リフレクターの岡田准一さんのボディグラフです)

その点、今から振り返ると僕がラッキーだったのは、ヒューマンデザインに入門して1年ぐらい経った頃に、5/1リフレクターの花山りり香さんと知り合えたことでした。入門して早めの時期にリフレクターさんに出会えたので、なるほど、本当にリフレクターっているんだなとか、だったらお客さんとしても来るかもしれないから準備しておこう、と意識しておいて良かったと思います。『リフレクターなんてどうせ1%しかいないんだから準備しなくていいや』なんて油断しなくて良かったなと。

リフレクターは、9つのセンターが真っ白で、チャネルも1本もつながっていないため、ぱっと見ると全員、無個性に見えますし、つかみどころが無いように感じるでしょう。しかし花山さんの見解によると、だからこそプロファイルや、インカネーションクロス、パーソナリティの太陽が際立っていると。

たとえば花山さんのパーソナリティの太陽は、文明世界の第2クォーターの、45番ゲート「集める」ですが、ここは部族チャネルのゲートであり、マニフェスター的なチャネルでもあり、喉センターのゲートでもあります。つまり花山さんも、部族的で、マニフェスター寄りの、豊かな生活や、コミュニケーションや具現化がテーマのリフレクターだということです。そのようにして、一見真っ白に見えるリフレクターの個性を探っていくのは、なかなか面白いですよ。もっと言えば、アドバンスチャートで、食事、環境、観点、動機まで探っていくと、よりリフレクターの個性が浮き彫りになっていきます。

そしてリフレクターは、月がゲートを移り変わるごとに、さまざまなタイプと権威に変化し、感情や仙骨脾臓やエゴなどを体験していきます。その、それぞれの権威を体験して、それを毎晩寝る前に振り返って(Reflectして)ヒントとして持っておき、29.5日間経ったら、さまざまなヒントを並べて決断するのでしょう。

僕は、リフレクターさんのリーディングレポートに、その人の月のサイクルパターンを入れていますが、これも何人も作ってみると、そのバイオリズムに個性があるんですよ。ジェネレイターになる時が多いリフレクターもいれば、立て続けにマニフェスターになるリフレクターさんもいます。そのパターンも、個性のひとつでしょうね。

さらに、リーディングにいらしたリフレクターさんには、レポートとは別に、1ヶ月半~2ヶ月分ぐらいの、月のサイクル表をお渡ししています。基礎講座LYDのテキストには、リフレクターのお客様にはこれを渡しなさいと書いてありますが、あいにくこれを自動で打ち出せるようなシステムはありません。

ヒューマンデザインの公式分析ソフト、MMI(Maia Mechanics Imazing)の「Tools」には、「Transit Watch」という機能があります。開始日と終了日を打ち込んで「Every Gate change of the Moon(月がゲートを移動する時)」を選ぶと、その期間内で、何時何分何秒に月がゲートを移るか、ばーっと出てきます。

こんな感じですね。ただし、ここで出てくる日時は国際標準時(GMT)なので、日本の場合は9時間プラスする必要があります。それを僕は、ちまちま手打ちで表に打ち込んでいるわけです。そう、リフレクターへのリーディング準備って大変なんですよ。それでも、この機能を使うことによって、リフレクター向けの月のサイクルチャートを作成できるので、ご参考になさってください。

リフレクターは、人類の1%とは言え、人口1億2千万の日本には120万人のリフレクターがいることになります。人口1400万の東京都には14万人のリフレクターが、人口880万の大阪府には8万8千人のリフレクターがいるわけです。結構多いでしょ? ですので、ヒューマンデザイン活動をしていれば、いつかリフレクターに出会う時も来ますので、あらかじめのご準備をお願いいたします。

 

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