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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】自分らしい「観点 (View)」、自分らしい活動形態

Thinking

今日は、毎月恒例のオンライン懇親会でした。今回は、5/1リフレクターの花山さん含めて、4タイプそろい踏みの懇親会となりました。

今回は、レイヴ心理学の「観点(View)」の話題が中心でしたね。この「観点」は、その人が正しい「環境(PHS)」にいると見えてくるものであり、決断する際の判断基準となるものです。しかしここはマインド(思考)領域でもあるので、自分が見るべきものとは真逆のものを見てしまう可能性もあります。それが「転移(Transference)」と呼ばれる心理現象です。しかし「転移」を絶対に見るな、という話ではありません。結局これも、ヒューマンデザインの他の分野と同じように二元性であり、ちょっと「転移」によそ見をして、また本来の「観点」に戻ってくれば良いのでしょう。しかし「転移」で見たものだけを判断基準にして決断してしまうと、それは酷いことになりますけどね。

たとえば今日の参加メンバーで言うと、「可能性をぼんやりと見る」人がいました。言ってみれば『ワンチャンあるんじゃないか?』という可能性に惹かれたり、僅かな成功率を基準にしてものごとを考えるわけですね。しかしこれが「転移」すると「確実性に焦点を当ててしまう」になります。逆に『これは絶対に確実だ、だいたいそうなるだろう』という高い確率で決断してしまうと、良い結果が得られないわけです。

ところが、これとまったく真逆な「確実性に焦点を当てる」のが正しい「観点」の人もいらっしゃいました。これはもう鉄板な『だいたいそうなるだろう』という高い確率性を基準にした方が上手くいく人です。逆にこの人が『もしかしてワンチャン、宝くじとか当たるんじゃないか?』と考えて決断しても上手くいかないと。

そう、この「観点」の面白いところは「可能性を見る」のも「確実性を見る」のも、一概に良いとも悪いとも言えないところです。それは人によるわけです。そして自分の「観点」基準で見ると、真逆の人に対して『えっ、そんなモノの見方をするの?』と感じるかもしれませんね。

また今日の参加メンバーからは、ヒューマンデザインに惹かれたのも、この「観点」が関係している、という話にもなりました。たとえば「観点」が「生存」の人は『ヒューマンデザインを知らないと生き残れない』と感じたそうですし、それ以外の観点があるなんて信じられなかったそうです。もちろん「可能性」の人はヒューマンデザインにさらなる可能性を感じ、「確実性」の人はヒューマンデザインは確実なものだと感じたようです。そして僕の「観点」は「個人性」であり、自分にとって価値あるものしか見ないと言われています。ですからヒューマンデザインに対しても、個人的な価値を感じて入門したんでしょうね。

また「環境」と「観点」のバリアブルの矢印の組み合わせによって、その人が肉体と頭脳をどのように働かせるのが一番良いか、も割り出せます。

たとえば5/1リフレクターの花山さんは「肉体は活動的だけれど、頭脳はリラックスしてあまり使わない」活動が合っています。これ、ご本人もすごく納得されていましたが、ダンスをしている時はまさにそうだと。身体に染みこんだダンスを踊っている時は、あまり頭は使わなくていいですからね。他にも、もう手順が身体に入っている料理を作るとか、いつも行き慣れたスーパーで買い物をするのも「肉体は活動的、頭脳はリラックス」だと思います。

しかしそれも、ヒューマンデザインの入門者が、ぱっとリフレクターのチャートだけ見たら『いや、あなたはリフレクターで全然エネルギーが無いんだから、身体を動かすのは向いていませんよ』とか言いたくなるでしょう。ところが花山さんのボディグラフを細かく見れば、仙骨センターは未定義だけれど、その仙骨に休眠ゲートは5つもあるんですね。つまり、それだけ仙骨に対処する取っかかりはありますし、意外と仙骨的なテーマには取り組みやすい方だと思うのです。

逆に、マニフェスティング・ジェネレイターなのに「肉体はリラックスしてあまり活動せず、頭脳だけ活発に動かす」という方もいらっしゃいました。つまり、頭脳労働型のジェネレイターもいるわけですね。このようにタイプ=エネルギーがあるかないかと、その人が肉体活動型か頭脳活動型かは、また別のお話ということです。

そして花山さんによると、そのように自分に適した「肉体は活動的で、頭脳はリラックス」した状態だと健康も維持できるけれど、そのバランスが崩れたコロナ禍の時期は、体調もおかしくなっていたそうです。なるほど、それを基準として覚えておくと、体調管理にも役立ちそうですね。

 

僕の場合は「肉体は動かさず、頭脳だけ動かす」マニフェスターなので、たしかにパソコンの前に座って身体は動かさず、頭だけ使ってレポートを作ったり、ホテルのラウンジで肉体はリラックスしながら、頭を使ってリーディングしてますね。そしてそのような活動をしている方が、意外と体重が落ちたりします。むしろ身体を動かして散歩しても、あまり体重は落ちなかったり。まあ、散歩も気晴らしには良いでしょうが、やはり本来の自分の活動形態に戻ってくることが大切ですね。

 

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