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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「苦味」は、プロジェクターの心身を内側から蝕む

Reader in retro place

※2023年12月16日~20日、博多、神戸、京都にてリーディングを募集します。

今日は、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、自己権威の2/5クラシック・プロジェクターさん。ご病気のため、割と早い年齢から仕事は辞め、療養に努めているそうですが、モーター・エネルギー(感情、生命力、根性、意志力)がまったく無いデザインですから、むしろ労働したら身体を壊すでしょうし、それはそれで良かったかと思います。もちろん御本人のマインドは『働いた方がいいんじゃないか』と考えてしまい、いったん再就職もしたそうですが、結局は数ヶ月で辞めることになったと。そこはもう、良い意味であきらめて(身をゆだねて)、エネルギーの無い御自分を受け容れた方がいいでしょうね。

ただし2/5ですと、2番ラインも5番ラインも投影ですし、特に無意識の5番ラインは周囲から期待されるため、ちょっと体調が良くなると、ご家族から『家事をやってくれ』と期待されるそうです。無論、プロジェクターは雑用をする人間ではありませんから、そのような作業をやらされるのは苦痛でしょう。しかしご家族は、感情、仙骨、ルートが定義された感情ジェネレイターなので、その不満を感じて余計にイライラしたり、行動するようプレッシャーを感じてしまうと。

御本人としては『だったら治らずに、このまま病気の状態の方がいいかも』とも思ったりするそうです。まあ、無意識の5番ラインとしては御自分の体調という問題を解決したいでしょうが、意識の2番ラインはのんびり屋なので、まあいいやと思うのかもしれませんね。とは言え、肉体愛の46番ゲートもお持ちなので、肉体を健康に保つことで幸運もやってくるはずです。そこはやはり、体調を整えることが先決かと思います。

そもそも、今日の方が体調を崩されたのも、プロジェクターとしての「苦味」を溜め込みすぎたのは?という話にもなりました。プロジェクターは、導き役として認識されず(認めてもらえない)、招待されてもいないのに誰かを導こうとすると、Not Selfとして「苦味」を味わいます。しかし、以前も書きましたが、この「苦味」は発散しにくく、その人の心身を内側から蝕んでいくと言われています。

マニフェスター「怒り」や、ジェネレイター「不満(フラストレーション)」は、一般的なストレス解消法……飲んで憂さを晴らすとか、カラオケ行くとか、スポーツして汗を流す、なんていう方法で解消できるでしょう。しかしプロジェクター「苦味」は、そんな方法では解消できないのです。

プロジェクターは、たとえ「苦味」を感じても、また別の誰かから「招待」されれば、その「苦味」が消える(チャラになる)とも言われています。ただ、今日の方の場合、体調を崩された後、そのように「苦味」を帳消しにしてくれるような「招待」が無かったようなので、なかなか心身の不調も治りにくかったのかもしれませんね。

また、自己権威という意味では、何か決断する際には、誰かと話すことで、自分の中にある答えや幸福感を確認する必要があります。しかし再就職した時も、特に誰とも話し合わず決めてしまい、結果、上手く行かなかったと。そこも意識して、何か迷うことがあったら、誰かに話してほしいですね。もちろん、相手が何を言おうと、結局、自分の中に答えはあるはずです。それを確認するためだけに、いったん誰かに自分の思いをぶつけてみることも、意識していただければと思います。

 

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