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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】隠れてこの世を維持する人々=「ホイールの守護者たち」

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水戸から戻ったのも束の間、今日も午前中からヒューマンデザイン仕事です。しかし引き続き、風は強いわ、朝から地震は来るわ、体調的にも花粉症は酷いし、喉も枯れてきて、なかなか本調子に戻らないですね……(^_^;)

そんな今日は、わざわざ福岡からお越しのお客様に、インカネーション(人生の目的)リーディングをお伝えしました。すでに数年前、別の方からフルリーディングは受けられているそうなので、今回はクロスをと。とりあえず東京駅八重洲口にてお待ち合わせした後、せっかく遠方からおいでいただいたので、久しぶりにシャングリラ東京のラウンジ(地上28階)へお連れしました。

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そんな今日の方は、仙骨権威の1/3ピュア・ジェネレイターさん。突然変異の第4クォーター、人生のメインテーマは、3-60「突然変異」チャネルという「法律のクロス」のお生まれでした。また来年、ウラヌス・オポジション(天王星半回帰、44歳の転機)という最も重要な転機を迎えられるというタイミングでした。

実際、3-60「突然変異」チャネルの表れ方として、急に状況が変わったり、逆になかなか状況が変わらずに悶々とした経験はございますか?とお聞きしたところ、ずーっと生まれ故郷でご家族と変わらぬ生活をしていたのが、数年前にご結婚されて今の福岡県に移住され、そこで人生が変わりましたと。ご実家がある地域は、あまり変化のない場所だったそうですが、まあそれも仕方ないと受け容れているうちに突然変異に至ったそうで、なるほど、たしかにパーソナリティの太陽、60.1「限界や壁にぶつかっても、落ち着いて対処する」だなあと感じました。そもそも60番ゲート「制限・限界」全体のテーマが「限界を受け容れることで、その限界を超越する第一歩となる」ですからね。

またウラヌス・オポジションの前段階だったこの数年間は、コロナ禍でもあったわけですが、まさに「外出するな」「遠くに行くな」「大勢で集まるな」「ワクチンを打ちなさい」という、制限だらけの数年間でしたよね。しかし今日の方は、そういった制限にも落ち着いて対処され、リモートワークが増えて楽だなあ、と感じられていたそうです。ただ、そのお仕事も、コロナの制限が解けるに従って出社日が増えて面倒になり、契約もそろそろ満了なので、転職もお考えだそうです。

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そして今日の方は、44歳のウラヌス・オポジションも、49歳の小惑星キロン・リターンも、文明世界の第2クォーターが入っていました。つまり人生後半は、豊かな生活や、現実的な仕事を突然変異させたり、働く上でのルールを変えていくかと思います。変化の無い生まれ故郷から、華やかな福岡に移住されたのも突然変異でしょう。また、今まではひとつの会社に勤めて働いてきたけれど、金銭的には安定するものの束縛も多いので、もう少し気軽な形でダブルワークをしようかな、ともお考えだったようです。それも、旧来の文明的なルールに従うのではなく、今時の社会的な変化に合わせて、仕事形態、生活形態を試行錯誤しながら組み立てていくのではないでしょうか。

ちなみに今日の方は、60番ゲート「制限・限界」生まれなので、「16の神格」で言うと「第4の顔」「ホイールの守護者たち(Keepers of the Wheel)」が主神格となります。これは、姿を隠しながらも、この世という車輪(ホイール)を回し、維持するという神格で、名も無き神々というイメージです。実際、今日の方も、あまり目立たずに、それでいて自分の仕事だけ黙々とこなすという、いかにも1/3的な立ち位置が好きだと。

そしてコロナ禍に関連付けて言えば、冥王星は2018年3月から、この「ホイールの守護者」のゾーンに入り、2021年3月からは60番ゲート「制限・限界」に入り、来月4月12日まで、その位置に滞在しています。そのコロナ禍の間、医療従事者や、インフラを支える人々の大切さが浮き彫りになりましたが、そういった人たちこそ、まさに世の中を現実的に支え、回している「ホイールの守護者たち」と言えるかもしれません。

すでにコロナの制限は解かれましたが、引き続き、路線バスやトラック輸送の運転手不足が問題視されたり、日本全体が労働力不足に直面しています。だったら賃金を上げればいいかもしれませんが、そんな体力のある企業や地域は少なく、安価な労働力を海外から呼んでくるというのも問題がありますし、まさに「ホイールの守護者」が足りない状況になりつつあります。この冥王星+「ホイールの守護者」期間は、2032年頃まで続きますし、400年単位の時代の節目である2027年もここにあります。

今日の1/3ピュア・ジェネレイターさんも、そのような変化の時代に、文明の衰退を意識しながら、「ホイールの守護者」の一員として、社会インフラを支える一人として、働かれるのではないでしょうか。

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そんなリーディングを終えまして、お客様とお別れし、僕はまた、いつもの丸善カフェで、オムハヤシライスのお昼です。

まあ、僕自身のデザインにも60番ゲート「制限・限界」があるので、「ホイールの守護者」的な側面はちょっとありますね。こうしてスーツ着てオムライス食べているおじさんが、まさか宇宙の神秘を研究しているなんて誰も思わないでしょう(^_^;) ここ最近、静岡だ、茨城だ、福岡などと、遠方からのお客様とお会いする機会が多いのですが、それを聞いたうちの家族が『あんたの仕事はそんなに重要なの?』とか不思議がるわけですよ。ああ、そうだよ。誰も知らない、知られちゃいけない……ってわけじゃないけれど、僕も自分の宇宙的な立ち位置(インカネーションクロス)を果たすことで、ホイール全体に貢献しているはずですからね……

 

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