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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】突然変異しない夏:新しく生まれる前に、まず古い自分を死なせる

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今日もリーディングレポートを1本仕上げ、「16の神格」の翻訳を進めた後、夕方から買い物に出て、市川駅コメダ珈琲でひと休みしてきました。この先、8月のお盆まで結構忙しく、息抜きも近場で済ませるしかないでしょう。まあ、毎日暑いし、人出は多いしで、遠くまで出かける気にもなれませんけどね。

さて現在の星の位置により、3-60「突然変異」チャネルがつながりっぱなしになっておりますが、それを少し詳しく見ていきましょう。今現在、3番ゲート「秩序」には、環境を意味するノースノード(ドラゴンヘッド)が入っております。つまり皆さんの周囲の環境に、無秩序な人たちが現れるという意味です。

そして今現在、ノースノードがある3.3はデトリメント(▼)に偏り「突然変異を否定する強情さ」にあります。そして冥王星が入っている60.3には「限界にも関わらず、アイデンティティを維持する」「限界を無視して、そのツケが回ってくる」という意味があります。この組み合わせって、ある意味『私は突然変異なんてしないぞ、今までのままでいいじゃないか』と突然変異を否定して、そのしっぺ返しを受けるエネルギーになっているんですね。

たとえば最近、不正が発覚したビッグモーターの事件を見ていると、たしかにルール無用で無秩序という感じがしますよね。それでいて今までの不正や、パワハラ的な体質を隠蔽しようとしているのは、これまでの企業体質というアイデンティティを維持しようとしているようにも見えます。いやもう監督官庁が査察に入るわけですから、企業としては限界なんですけどね。

もちろん、これは個人にも言えることです。今現在の星の影響を受けると、本当は変わらなくちゃいけないのに、今までの自分を維持しようとするでしょうし、そういう人が周囲の環境に現れるでしょう。でももう変わらなくちゃいけない。突然変異しなくちゃいけないわけです。限界なんですから。

しかし「突然変異」って、ある意味、古い自分を死なせることです。それはNot Selfのガンコな人や、今までの生き方が正しいと信じこんできた人にとっては、非常に厄介に感じるでしょう。そう簡単に『すみません、私たちが間違ってました』と素直に言えないんですよ。ビッグモーターのように『いや、あれは一部の社員が悪い』とかナントカ言って、今までの自分を維持しようとしてしまう。でもその代償を払わされるのです。

僕のパーソナリティの太陽は13番ゲート「聞き手」なので、「第5の顔」「カーリー」の影響を受けています。この「カーリー」は「精神世界」の第1クォーターの始まりの神格であり、13番ゲートは「カーリー」の最初のゲートです。つまり13番ゲートは、64のゲートの最初の最初にあたります。

そのため13番ゲートは、新たな輪廻転生サイクルの始まりも意味しています。しかし「カーリー」は殺戮の女神なので『新しく生まれてくる前に、まずきっちり死んでこい』と言います。個人や組織や会社が新しく再生しようとする場合も、まず一回、さまざまな形での「死」を通過しないと、新しく生まれ変わることはできないのでしょう。ですから僕も、ビッグモーターの報道を見ていて『こういう会社は、一回潰した方がいいんじゃね?』とか思ったりします。小手先の改革だけやって中途半端に存続するよりも、いったん焼け野原にした方が、ゼロスタートでやり直せるかなと。まあ、そのように「カーリー」的なことばかりマインドで考えるのは良くないんですけどね。

2027年に起きると言われている感情の覚醒も、感情のスピリットが目覚めたら、いったん「死」を迎え、そこから不死鳥として再生すると言われています。突然変異の前や、その中間には、必ず「死」があるのです。

しかし今現在の3-60「突然変異」チャネルの影響を見ると、その「死」を避けて、今までの自分でいようとする力になっています。でも、もう限界なんです。代償も払うことになります。だからこそ、今現在の「突然変異」を否定する力をスルーして、古い自分を死なせて、新しい自分に生まれ変わることが必要なのではないでしょうか……

 

……なんて書きましたが、そう考えると僕自身も、古い自分を死なせる必要があるかもしれませんね。その時は「カーリー」の一部として、きっちり古い自分を死なせてから、新しい自分に生まれ変わりたいものです。

 

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