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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】乙女座月食:狡猾なゲリラ戦士か、自暴自棄の特攻隊か

Kurdish PKK Guerilla

明日3月14日15:55、乙女座の月食となります。今回の月と地球は、ヒューマンデザイン的には6番ゲート「摩擦・対立」「絆を結ぶか、断つか」にあります。このゲートは、太陽神経叢センターの感情の波の根源であり、誰かと感情的に摩擦しながら、その人と絆を結ぶ(希望)か、絆を断つ(悲しみ)かという感情を経験します。

特に今回の月食は、6.2「ゲリラ」「タイムリーに接触したり、撤退することで、不利な立場を最大限に活かす」となっています。戦争でのゲリラ戦は、一般的に不利なものです。ゲリラ側は兵力が少なく、装備も貧弱なので、正面切って戦うのではなく、相手の弱点を狙って攻め込み、敵が来たら逃げることが基本です。恋愛で言えば、相手の感情的な弱点を攻めたり、感情的に弱っているところを攻めて恋仲になるようなものですね。失恋したばかりで悲しんでいる異性を慰めた流れでつき合い始めるとかね。

しかし6.2の▼(デトリメント)は「神風特攻隊。命中するが、議論の余地がある」です。つまり人間関係や恋愛でも、当たって砕けろ、死なば諸共の自殺的精神で突っ込んでいくのです。しかも相手の感情を汲むような感性は無いため、結局「感情的な争いで不覚を取る」のです。まあ、3月は卒業式や引っ越し等、別れのシーズンではありますが、だったら別れる前に、フラれてもいいから告白してしまえ!みたいなもんですかね。まあ、結局フラれても美しい思い出になればいいのですが、相手の気持ちも考えずにぶつかるようだと「議論の余地がある」でしょうね。

そして今回、太陽は36番ゲート「危機・光が陰る」にあり、月と地球は6番ゲート「摩擦・対立」にありますが、ノード軸もこの36番・6番ゲートという組み合わせにあります。さらに木星が35番ゲート「変化・発展」にあるため、36-35「推移」「未経験のことを一回通過する」がつながり、6番ゲートの性質もこのチャネルに流れ込んでいるでしょう。さらに土星も、同じ太陽神経叢センターの22番ゲート「開放性・優雅」にあるため、これも36-35に流れ込み、非常に彩り豊かな形で発揮されそうです。

つまり今回の月食図を統合して考えると、まずノード環境には、感情的に対立している人や、感情的に摩擦している人や、感情的な危機に陥っている人たちが現れます。そのような人たちと絆を結ぼうとするなら、今まで使ったことの無い未経験の手段で、ゲリラ的に、相手の感情的な弱点につけこんで仲良くなる、というイメージですね。それはちょっとズルい恋愛テクニックのようにも思えますが、自分の本音を抑えて、相手と優雅に社交することで、その魂胆も見抜かれにくいかなと(^_^;)

しかし悪くすると、危機的な人間関係にある人が、今まで使わなかった神風特攻隊的な手段を取り、相手の気持ちも考えずに特攻して自爆……みたいな事態になる可能性もあります。人間関係の問題を、相手との感情的な距離感も図らずに、ヤケクソになって破壊するわけですね。

ノード軸は、今年1月30日から36番・6番ゲートに入り、すでに1ヶ月半が経とうとしております。皆さん、この1ヶ月半で、感情的な危機や、性的な危機が周囲の環境に現れたでしょうか? 僕自身は特にそれを感じていませんし、無ければ無いで、星からの条件付けを上手くスルーできているのでしょう。しかし冥王星も41番ゲート「収縮・減損」にあり、妄想も生まれやすい星回りです。最近も、LIVE配信者の女性が刺殺される事件がありましたが、そのような自暴自棄の事件に発展してもおかしくない月食ですので、何か感情的な危機を感じたら、狡猾なゲリラ戦士のように、タイミング良く撤退することも大切ですね。

 

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