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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】就職氷河期という過去ではなく、2027年以降の未来に目を向ける

Shibuya

昨夜は、19:00からZoomにてオンライン・リーディングでした。

昨日の方は、先日もアドバンス・リーディングをお伝えした6/2ピュア・ジェネレイターさん。さらに深掘りを進めるため、今回はドリームレイヴ(睡眠時の条件付け、最大の弱点にして最大の伸びしろ)について分析してみました。ちなみに前回のアドバンス情報として、栄養や情報を取り入れるなら「間接光や夜間」の方が良いということで、今回のリーディングも夜の時間帯を選択。まあ、お仕事終わりの後だったので、ちょっとお疲れだったかもしれませんが、情報としては正しく受け取っていただけたかなと思います。

そんな昨日の方は、まず57番ゲート「直観的明晰さ・優しさ」が睡眠時に条件付けられていました。昨日の方は、10-57「完成形」「直観的に正しい振る舞いをする」チャネルもつながっていたのですが、その根っことなる「直観」のゲートが条件付けによって歪んでしまうと、本来の自分らしい独特な行動をしなくなってしまうでしょう。

そして昨日の方も、今現在は40代中盤、いわゆる「就職氷河期世代」です。そして57番ゲート「直観的明晰さ・優しさ」には冥王星が入っていました。冥王星は、ひとつのゲートに3~4年滞在しますから、就職氷河期世代の中にも、冥王星57番ゲート世代の人たちがいらっしゃいます。そして以前も書きましたが、57番ゲートには「明日への恐怖」があります。まさに就職がなかなか決まらず、この先、生活できるんだろうか?生きていけるんだろうか?という恐怖に直面した世代ですね。今日の方は、すでにお勤めをされていますが、新卒時代のその恐怖が今なお「瑕疵(かし)効果」として残り、いまだに『リストラされたら困る』『クビにならないよう成果をださないといけない』『会社を辞めさせられたら生きていけない』という恐怖があるのかなと。

しかし今日の方は本来、過去について振り返る抽象回路チャネルはつながっておらず、むしろ未来について論理的に考える17-62「受容」「論理的に議論する」チャネルがつながっていました。ところが条件付けによって57番ゲートの直観が歪んでしまうと、「明日への恐怖」に囚われ、10-57「完成形」として自分らしい行動が取れず、過去のことばかり恐れてしまうわけです。そこで「明日への恐怖」「就職氷河期時代の瑕疵効果」から離れて、未来について楽観的になる方が、自分らしいはずなのです。

実際、あと1年半ほど先の、2027年2月15日から個人性の時代に変わりますし、6番ラインの時代に変わります。昨日の方は、個人性の10-57「完成形」チャネル持ちのプロファイル6/2ですから、まさに2027年2月から時代とマッチするはずです。そして御本人の小惑星キロン・リターン(49歳の転機、人生の開花期)の前段階も、2027年2月あたりから自覚されるはずなので、未来に思いを馳せて楽観的になる方が自然だと思いますよ。

もちろん2027年という時代の節目によって、部族的な共同体が機能しなくなったり、弱肉強食の時代になるとも言われています。そういう意味では、なかなか厳しい時代にもなるでしょう。でも、今までの歴史を見ても、たとえ戦争の時代だったとしても、特に不都合無く暮らしていた人たちもいるはずです。そのような世間の雰囲気に呑まれず、独特な自分として生きていくことも、個人性の特徴だと思います。

昨夜の方は、ドリームレイヴとして見ても「人類の混沌とした集合無意識に呑まれやすい」と出ていました。そうすると人類全体が抱えている不安感にも毒されてしまうし、就職氷河期という時代の流れにも呑まれたかもしれません。

それでも昨日の方は、パーソナリティの太陽=人生のメインテーマが15番ゲート「極端・謙遜」「人類愛」でした。ここは、一人一人独特(極端)に生きていながら、それでも殺し合わずに共生していこうというゲートです。ある意味、戦争が起きようが、就職氷河期であろうが、私は世の中には呑まれずに、自分自身を維持して、特に問題無く生きていますよ、というお手本になる人なんですね。

ところが昨日の方は、マイペースを表すルート・センターも、星がまったく入っていない完全に未定義(フルオープン)の状態でした。当然、周囲からのプレッシャーにも弱く、周囲のペースにも巻き込まれがちです。本来は、場当たり75%の、リラックスして生きる割合が高いはずなのに、社会不安や「明日への恐怖」に呑まれてしまうと、プレッシャーから肩に力が入ってしまい、リストラされないよう、会社で結果を出そうとしてしまうかもしれません。でも自己価値を意味するハートセンターも未定義だったため、それもプレッシャーになるし、必死に自己価値を証明しようとして、会社に残ろう、働き続けようとするでしょう。明日を生き残るために。

そこで『いや、もっと気楽な職場に転職しよう』とか『転職できるはずだ』『転職しても給料は下がらないだろう』と、未来に向けた6番ラインの楽観主義が養われてくると、それが最大の伸びしろになるはずです。なにしろ世の中、どこへ行っても人手不足ですし、それはますます加速しますから、働き口はあるはずなんですよ。そして個人性の時代になれば、労働者個人の立場の方が強くなるかもしれません。

ですので昨夜の方も、就職氷河期という過去に囚われるのではなく、これからやって来る未来の時代に期待することで、自分らしく振る舞えるでしょうし、それが最大の伸びしろになるのではないでしょうか。

 

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