NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】2024春「イニシエーション」報告会 Part.2:肩書きを手放した、何者でもない自分

f:id:crystal0207:20240426160820j:image

今日は仕事ではなく、また町田の5/1直観プロジェクターさんと新横浜でお茶&ランチしてきました。ウラヌス・オポジション(43歳の転機)ど真ん中、そしてこの春の25-51「イニシエーション」の影響も受けているようで、その報告会 Part.2です。今日も早めに東京駅に着いたので、丸善で本を買い、新幹線の時間までCOFFEE MACHINEさんでまったりしてました。僕自身も、ゴールデンウィーク休みモードに入りつつあります。

f:id:crystal0207:20240426160817j:image

北川景子さんの看板に見送られつつ、新幹線で新横浜へ。いつもの新横浜グレイスホテルのラウンジにて5/1直観プロジェクターさんと合流しました。

f:id:crystal0207:20240426160823j:image

今日の5/1直観プロジェクターさんは、本来のデザインに51番ゲート「ショック」だけがあり、そこへ25-51「イニシエーション」が乗っかってきたため、なかなか次の人生ステージには行きにくい状況かと思います。また25番ゲートには、神秘のベールに隠す海王星が入っているため、これからの先行きもモヤモヤしてハッキリしないでしょう。そのように、今の人生ステージからは離れつつあるけれど、まだ次のステージが明確に見えておらず、階段の踊り場にいるように感じている方も多いかもしれません。それも5月末になれば、51番ゲートから星が去って行き、25番ゲートのモヤモヤは残るものの、次の人生ステージへ進む力として発揮されるかなと。ですので、まだ今月来月は、無理して次に進もうとしなくても良いのではないでしょうか。

とは言え今日の方も、この時期に何もしていないわけではなく、本来のインカネーションクロス(人生の目的)である「自分個人を優先して生きる」というテーマには取り組まれているようです。最近はお子さんに対して『もうママって呼ばないで。名前で呼んで』と仰っているそうで、それも「ママ業」という今までの役割を捨てて、自分個人として生きたい、認識してほしいという表れなのでしょう。

今日の方は、Gセンターが未定義(白い)でしたが、ご結婚してお子さんを育てる中で「妻」「お母さん」「ママ」という役割を御自分のアイデンティティにされていたかと思います。しかしお子さんも成長されて、手が離れつつある今、もうその役割は捨てて、自分個人として生きる……というのが、第4クォーターの突然変異なのかなと。

しかし今は、「ママ」という肩書きは手放しつつあるけれど、まだ次の人生ステージには進んでおらず、新しい肩書きやアイデンティティも得ていない、『私って何者なんだろう?』という移行期にあるのでしょう。ある意味それは、アイデンティティ・クライシスのように感じるかもしれませんね。

f:id:crystal0207:20240426160900j:image

しかしGセンター未定義の人が、肩書きを自分のアイデンティティにしてしまうと、なかなかそれを手放せなくなる場合もあります。たとえば会社組織で「社長や部長」といった肩書きを持ったおじさんのところには、部下も取引先もやって来ますし、何かと頼られたりもするでしょう。しかし部下も取引先も、「社長や部長」という肩書きに用事があり、その人本人には用事がない可能性もあります。そういった人が会社を辞めて肩書きを失ってしまうと、もう部下からも取引先からも連絡が途絶え、交流もなくなる場合があるのです。本人は、部下や取引先から慕われていると思っても、いやいや、あなたがその役職にあるからつきあっていただけで、あなた個人に興味はありませんよと。

Gセンター未定義の人がそのことを過剰に意識して不健康(Not Self)になると『もし私が肩書きを失ったら、部下や取引先との関係性も失ってしまう』『そんなのは嫌だから、ずっとこの肩書きを持っていたい』と思ってしまう可能性もあります。そうすると延々、その肩書きに執着してしまうんですね。アイデンティティが真っ白な、何者でもない自分に戻るのが怖いのです。でも肩書きを失っても『これからもつき合いましょうよ』と言ってくれる部下や取引先もいるはずです。しかし肩書きを失う恐怖に染まってしまうと、そのような関係性も見えなくなってしまうかもしれませんね。

25-51「イニシエーション」は、本来の自分に目覚めるショックですが、今の時期はそのように、周囲の人たちは自分の肩書きに用事があったのか、それとも自分個人に興味を持ってくれているのか、という事実にも気づかされるかもしれません。『えっ、みんな私の肩書きに用事があったの?』というのも『えっ、私が肩書きを捨てても、みんなつき合ってくれるの?』というのも、どちらもショックですからね。

今日の方も、今の時期は、アイデンティティを書き換える時期ですので、「ママ」という肩書きをいったん消して、真っ白な自分に戻ったうえで、また新たなアイデンティティをどうやって構築していくか、ゆっくりご検討いただければと思います。

f:id:crystal0207:20240426160852j:image

そんなお話を終えまして、また帰りの新幹線へ。ここんとこ遠方へのリーディングツアーが無く、新幹線に長時間乗る機会もありませんが、普段からカジュアルに新幹線を使って旅気分を味わいたいんですよね。

f:id:crystal0207:20240426160849j:image

実はまだ水面下ですが、6月名古屋にて出張リーディングツアーを企画しております。詳細は近いうちに告知しますが、名古屋にて対面リーディングをご希望の方は、ご検討いただけると幸いです。ただし最近、ホテル代が高騰していることから、出張リーディング料金を35000円に上げようかと考えております。そのあたりも含めて、いずれお知らせしますので宜しくお願いいたします。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】仕事も彼氏も食事も見た目(Outer Vision)で選ぶ

f:id:crystal0207:20240425152139j:image

今日は、昨年10月にフルリーディングでお会いした5/1マニフェスティング・ジェネレイターさんに、フォロー・リーディングをお伝えしました。昨年は、お住まいの成田でお会いしましたが、今回は都内がご希望で、特に僕のBlogを見て、赤坂のキャピトル東急ホテルのラウンジ「ORIGAMI」に行きたいとリクエストされました。今日の方は、Gセンターが未定義のため、場所には敏感ですので、ではそちらにしましょうと。とりあえず東京駅で待ち合わせて、タクシーで赤坂へ向かいました。

f:id:crystal0207:20240425152147j:image

リーディングの前に、お客様と一緒に日枝神社にお参りしました。今日の方も、精神世界の第1クォーター生まれですし、PHS(Primary Health System)で適している「環境」も「山」でしたので、わざわざエスカレーターで上がる標高の高い神社は合っているかもしれませんね。

f:id:crystal0207:20240425152135j:image

f:id:crystal0207:20240425152143j:image

昨日までの雨もあがって良い天気でした。ちなみに今日のお客様は、自称「晴れ女」だそうですので、そのおかげかもしれませんね。ちなみに僕は、どちらかと言えば「雨男」です。「晴れ」系がお稲荷さん、「雨」系は龍神さま、なんて言い方もしますね。

f:id:crystal0207:20240425152151j:image

そして「ORIGAMI」に入ってリーディング開始です。

今日の方は、すでに事前に「仕事でミスをして、磔にされるかと思うと不安になる」し「気が滅入ったままになることもあるので何とかしたい」とお悩みでした。まあ、プロファイル5/1は、1番ラインで無意識に不安感を抱えますので、そのこと自体は悪いことではないと思います。むしろその不安感は『まだ基盤が整っていない』というサインですので、その目印も見逃してはまずいでしょう。

ただ、今日の方をレイヴ心理学で見ると、最終的に決断する際に「恐怖」から決めてしまうと宜しくないデザインでした。つまり、不安を抱えるのは良いけれど、恐怖から決めてはまずいという、微妙な心理状態ですね。どこかで不安や恐怖が消え、心理的にフラットになれる「瞑想(Meditation)」状態になれた時に決断できるのではないでしょうか。

また、今日の方は本来「要望(Need)」から決断する人でしたので、周囲から求められているかどうか、自分でもそれが必要かどうかで決めていただければと思います。もちろん権威である仙骨も「要望」に反応するでしょう。しかし求められたからといって、必ず応じる必要もなく、仙骨も100%反応するわけでもないはずです。「要望」の人は、①求められているからやる、②求められていてもやらない、③求められていないけれどやる、④求められていないからやらない、という4パターンに集約されるかなと。仙骨もその各パターンで、反応したり、ドン引いたりするでしょう。

そして今日の方が最も重視する感覚は「外なる視覚(Outer Vision)」でした。つまり、完全に見た目で判断する人です。とは言え、イケメンが好き、という話でもありません。あくまでその表面に表れてくる情報で判断するのです。実際、今日の方も『私、B専(ブサイク専門)です』とおっしゃっていましたが、それも見た目で決めているはずです。

だから今回も、僕のBlog写真で「ORIGAMI」を見て『ここが良い』と判断されたんでしょうね。ですので、これから先、仕事を選ぶにしても、恋人を選ぶにしても、あくまで見た目で判断し、その仕事から求められているかどうか、その恋人から求められているかどうかを基準にして決断していただければと思います。

f:id:crystal0207:20240425152205j:image

そんなリーディングをお伝えして、そろそろお昼でも食べましょうか……となりましたが、あいにくホテルで用意されたメニューには、料理名しか書いていなくて、写真が載っていないのです。「外なる視覚」のお客様としては判断しづらいですよねえ。そこで、僕がやはり昨年「ORIGAMI」で食事をした時の写真をBlogで検索してお見せし、このサンドイッチで良いですか?とお訊ねしました。ですから、こういう写真も撮っておくと「外なる視覚」の方には役に立ちますよね。

f:id:crystal0207:20240425152212j:image

そしてお客様が、いったんトイレに行かれたついでに、ショーケースに飾ってあったケーキを「外なる視覚」で見て『すごく美味しそう』と反応されたので、食後にそちらも注文しました。しかし面白いのは、お客様は、やはり見た目的に派手な、苺のショートケーキを注文されたものの、渋い抹茶のモンブランも美味しそうだと判断されました。じゃあ、僕が抹茶のモンブランを注文しますから、それをシェアしますよと。でもこのモンブラン、ぱっと見は渋いんですが、フォークで割ってみると、中に色鮮やかなベリー系のソースが入っていたんですよ。お客様はたぶん「外なる視覚」で、その中身の鮮やかさや美味しさも見抜いていたんでしょうね。なのでこれからも、見た目を頼りにして、仕事も彼氏も食事も選んでいただければと思います。

f:id:crystal0207:20240425152208j:image

僕もこうして、各地のラウンジやカフェ写真をアップしていますが、もし「外なる視覚」や「内なる視覚」などの視覚情報で『ここは良さそうな場所だ』と感じるところがあれば、是非行ってみてください。また、そういった場所でのリーディングもお引き受けしますので、場所のリクエストもご遠慮なくお知らせください。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】蠍座満月:直観的に用心しながら、精神世界に飛び込んで行く

Casino

明日4月24日08:49、蠍座満月となります。今回の月と地球の位置をヒューマンデザインのホロスコープ上で見てみると、28番ゲート「ゲームプレイヤー」28.3「苦戦した時に、直観的に用心しながら、冒険的にリスクを取る」です。ここは「人生のやり甲斐」に対してリスクをとるゲートです。ここで言う「人生のやり甲斐」とは、簡単に取り組めるものではありません。時間がかかるかもしれないし、お金がかかるかもしれません。実際、取り組んだからといって成功するとも限らないし、かなり無理目な目標なんですね。しかし、そういったリスク(損をする危険性)があっても、どうしても取り組みたいモノこそ「人生のやり甲斐」なのです。

そこで『いや、そんなギャンブルはやりたくないし、損はしたくない』といって勝負を避けた場合、たしかに損はしなかったけれど、勝負もしなかったし、勝ちもしなかったわけで、それは結局、人生の負けなのです。人生のやり甲斐から逃げたんですからね。そこで今回の満月は、3番ラインとしてそのリスクを取ることに挑戦するわけです。

しかし28.3(デトリメント)は「苦戦した時に、慎重さを失ってリスクを取り、確実に失敗する」です。用心せずに『まあ大丈夫だよね』なんて感じで人生のやり甲斐に取り組むと、結局、無意味な結果に終わるでしょう。

特に今回の満月のNot Selfは「自分が生き残ることばかり見てしまい、必要でもないのに、ただぼんやりと、たいしてやりたくもない動機(モチベーション)で決断する」です。「人生のやり甲斐」に取り組んだりリスクを取るなら、それが必要かどうか、しっかりとしたやる気があるかどうか、判断してからにしましょう。

また水星は、51.2▼「頭が良すぎて、自分のことは何とかなるという強いうぬぼれから、撤退を拒否する」にあります。人生の勝負に出て、負けが込んできても、何とかなると思い込んで、さらに賭け金を突っ込む可能性もありますよね。

特に今回の満月では、引き続き25-51「イニシエーション」チャネル=「目に見えない精神世界に飛び込む勇気」「先が見えない虚空に飛び込んで行く勇気」がつながっています。これと28番ゲート「ゲームプレイヤー=人生のギャンブラー」が組み合わされば、ここで清水の舞台から飛び降りるつもりで、スピリチュアルなことや、精神的なことを学ぼうと挑戦する可能性もあります。しかし全員が全員、その勝負に勝てるとは限りません。用心もせず、必要でもないのに、ここでスピリチュアルな精神世界に飛び込めば、私もお金が稼げて生き残れるだろうとか思い込み、本当はたいしてやりたくもないことに取り組んでしまうと、その勝負に負け、時間もお金もエネルギーも失ってしまうでしょう。

逆に言えば、そのスピリチュアルな「やり甲斐」がどうしても必要だし、たとえそれで生き残れなくてもいい、お金が稼げなくてもいい、というぐらいの燃えるようなモチベーションがあったうえで、用心してリスクを取れば……まあ、100%その勝負に勝てるとは言いませんが、それぐらいの気概が必要でしょうね。

25-51「イニシエーション」を構成する25番ゲート「自己のスピリット」は、「無垢」のゲートであり、精神世界に入るにも邪気を持たず、無垢に入門することが大切です。『私もお金が稼げて生き残れるだろう』とか『用心すれば大丈夫だろう』というのも邪気ですから注意が必要です。

特に今は25番ゲートに海王星が入っていますし、海王星は神秘のベールに隠す星です。スピリチュアルな精神世界に飛び込むにしても、その先にいる先生や仲間が「無垢」かどうかはわかりにくく、悪くすればお金やエネルギーをだまし取られてしまうかもしれません。また、すでに精神世界で生計を立てている人にとっても、生徒さんとして飛び込んできた人が「無垢」かどうかもわかりにくいでしょう。つまり精神世界に入門するにしても、弟子を取るにしても、それも直観的に用心しながら、冒険的にリスクを取る」ことが肝心ですね。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】七里ヶ浜:駆けずり回る忙しさと、夫婦や仲間とのすり合わせ

f:id:crystal0207:20240422174641j:image

今日は、昨年2回リーディングをした6/2感情ピュア・ジェネレイターさんに、ウラヌス・オポジション(天王星半回帰、44歳の転機)リーディングをお伝えしました。今日の方は、そのウラヌスの前段階(3.5年前)が始まる、まさにその昨年末にヒューマンデザインを知り、僕のところにいらしたワケで、タイミング的には素晴らしいなと。さすが、最も正確な直観のラインである57.3「鋭さ」の持ち主ですね。

そんな今日の方は、PHSで適している「環境」が「自然の海岸」で、実際、鎌倉の七里ヶ浜に住んでみたい……という話は聞いておりました。だったらウラヌス・オポジションのリーディングも、七里ヶ浜でやればいいんじゃない?と思い、調べてみたところ、鎌倉プリンスホテルに良さげなラウンジもあるし、じゃあそこでお昼も食べましょうという話になりました。あいにく今日は雨模様でしたが、とりあえず総武・横須賀線快速に乗って出発です。

f:id:crystal0207:20240422174650j:image

横須賀線快速で戸塚まで進み、東海道線に乗り換えてJR藤沢駅に到着。都内にお住まいのお客様は、小田急線で藤沢まで来ていただきました。そして江ノ電の改札でお待ち合わせして、いざ七里ヶ浜へ。

f:id:crystal0207:20240422174646j:image

藤沢駅を11:00前に出発。20分ほどで七里ヶ浜駅に到着。一応、平日なので車内は空いていましたが、それなりに海外の観光客さんもいらしてましたね。

f:id:crystal0207:20240422174721j:image

鎌倉プリンスホテルのレストランを11:30から予約していたので、まずはお昼を食べましょうと。海が見える絶景の窓際席をご用意していただきましたが、あいにくの曇り空で、空なんだか海なんだかよくわかりません。でも、お客様はご満足そうだったので何よりです(^_^)

f:id:crystal0207:20240422174717j:image

f:id:crystal0207:20240422174713j:image

f:id:crystal0207:20240422174708j:image

レストランの方から『お二人の写真もお撮りしましょうか?』と訊かれましたが、いやいや、僕らはカップルではなく仕事ですよ仕事(ここまで1ミリも仕事感なし)

f:id:crystal0207:20240422174801j:image

そしてラウンジに移動して、リーディング仕事開始です。

今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は本来、突然変異の第4クォーター生まれ、「人生経験サイクルを終わらせたり、始めたりして、社会的立場を変容させる」です。このクロスには必ず、54-32「社会的立場の変容」チャネルと、42-53「やりきった人生経験を終わらせ、次の人生経験に進む」チャネルが含まれ、この2つのチャネルがそのままクロスになっています。実際、今日の方は、長年勤めた航空業界をそろそろ退職され、次の仕事を立ち上げる準備中だそうです。また、今まであまり興味がなかった結婚についても、最近は意識するようになったと。結局、仕事にしろ結婚にしろ、パーソナリティの太陽である54番ゲート「野心・乙女の結婚」がテーマになり、それを突然変異させていくんでしょうね。

そしてウラヌス・オポジションは「本来の自分を取り戻す時期」と言いますが、この時期はむしろ、いったん本来の自分ではないところに引っ張られて『ああ、これは本来の私ではない』と気づかされてから、本来の自分らしさを取り戻すことがよくあります。

今日の方で言うと、この時期は(そして実は29歳のサターン・リターンでも)、20-34「カリスマ」チャネルをやろうとしても上手くいかないし、イライラするだけだから手を出すな、とありました。つまり、本来は一歩ずつ進むピュアジェネなのに、マニジェネのように三歩先へ行こうとしたり、忙しさのあまり駆けずり回って仙骨反応を確かめなかったり、他人の指図を聞くのが嫌になるかもしれません。実際、航空業界におられた30代の頃は、まさに駆けずり回るように忙しく、もうそれは嫌だと。ただ、新しい仕事を立ち上げても、結局また忙しく働いてしまいそうなので、もしそうなったら早めに引き返してください。

また、今日の方のウラヌスでは、本来まったく持っていない19-49「総合体」「お互いの主義主張をすり合わせて結婚する(無理なら離婚する)」チャネルが入っていました。これはビジネス・パートナーであろうと、恋愛のパートナーであろうと、絆を結ぶ前に、まずお互いの譲れない正義(原理原則)をぶつけ合うチャネルです。もし仕事を立ち上げたり、結婚するなら、まずその前に、ピュアジェネとして一歩ずつ、そのすり合わせをした方が良いでしょう。

しかしこれも20-34「カリスマ」チャネルに引っ張られてしまうと『とりあえず結婚して、後からすり合わせればいいじゃん』という、三歩進んで二歩下がるマニジェネのように生きてしまうかもしれませんよね。いやいや、そこはやはりピュアジェネですから、一歩ずつ段階を踏んで、お互いの主義主張、特に衣食住についてすり合わせてほしいのです。どんなところに住むか、家具や食器をどう揃えるか、何をいつ食べるか、どんな衣服を着て生活するかというあたりも、主張し合った方がいいでしょう。

今日の方のウラヌスのテーマは、文明世界の第2クォーター後半「人類愛」でした。ビジネスにしろ結婚にしろ、自分とは違う相手と過ごすわけですから、当然、その違いを受け容れられるかどうかが「人類愛」的なポイントです。もちろん、あまりにも自分と違い過ぎる相手は、ギャップを受け容れるのが大変でしょう。でも70%か80%ぐらい価値観やセンスが似ていたら、残りの30%か20%を受け容れたり、すり合わせられると思います。その時、自分の譲れない正義とは何なのか、どこまでなら妥協できるのかを、時間をかけて確かめていただければと思います。

f:id:crystal0207:20240422174808j:image

そんなリーディングを終えてホテルを出ると、もう雨はあがっていました。せっかくなので、お客様と波打ち際まで下りてみました。

f:id:crystal0207:20240422174757j:image

いやホント、晴れていたらもっと良かったんですけどね。まあ、また来いってことですかね。そしてまたお客様と江ノ電に乗り、藤沢駅へUターンし、お別れしました。ちなみにお客様は小田急線に乗った後、珍しく下北沢までぐっすり眠られたそうです。ピュア・ジェネレイターとして「満足」されたんですかね?

f:id:crystal0207:20240422174752j:image

僕も、大船駅からまた総武・横須賀線快速に乗って市川へと戻りました。

ちなみに今日は、僕にとって「無の年」「無の月」「無の日」でした。2024年を象徴する、整理の日、断捨離の日、清算の日、あるいは無から有に転じる日、だそうです。いったい何を整理したのか、それとも無から有になったのか……

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】「Grandma Pluto and Her Girls」を訳しました

f:id:crystal0207:20240421115439j:image

「Rave History」シリーズを訳した流れで、そこで言及されていた冥王星以遠の準惑星、エリス、セドナ等についての講義録「Grandma Pluto and Her Girls (冥王星婆さんとその娘たち)」を翻訳しました。こちらは英文17ページだけなので、昨日今日で、ささっと翻訳完了。僕も来週末からゴールデンウィーク休みに入りますので、今のうちにやっつけてしまおうと。

昨日の「Rave History 3」記事でも、2027年以降に生まれてくるレイヴは「冷たい」=低体温で、感情的にもクールな生物種だとありましたが、太陽から遠い冥王星以遠の世界も「冷たい」世界です。つまり冥王星以遠は、レイヴ的なもうひとつの太陽系であり、そこにある準惑星エリスやセドナは、レイヴたちにとっての神格なのでしょう。僕ら人間にとっては、ジュピター(木星)やネプチューン(海王星)といった男性(陽)の神様に馴染みがあるけれど、レイヴにとっては、そういった女神(陰)と親和性があるんでしょうね。

そんな冷たい世界である冥王星以遠の準惑星には、エリス(不和と争いの女神)や、セドナ(北極海の海底に住む女神)や、オルクス(冥界に住む翼を持った女悪魔)など、恐ろしい女神や、冷たい女神の名前が付けられています。ハワイの豊穣の女神ハウメアと名付けられた準惑星もありますが、これも最初はアタエシア(冥界の死と再生の女神)という名前を提案されたそうです。たぶん創始者ラーも、そういった準惑星の細かい分析まではせずにこの世を去ったでしょうが、僕個人としては、そういった準惑星や、もしかしたらこれから発見されるかもしれない天体についても考察してみたいですね。

そしてこの講義録で一番笑ったのが「Not Selfの男性はみな、女性に騙される」んだそうです。うーわ、それもNot Selfの目印かあ。でも、わかるなあ。僕の周囲でも『なんであんな女とつきあっちゃうんだよ?』と思うような男性って、だいたい不健康(Not Self)そうに見えますからね。いや、他人事じゃないですよね。僕も気をつけないと……(^_^;)

 

そして連休明けから、また次の翻訳作業に移りますが、いよいよあの大物テキストに取りかかる予定です。全部訳し終わるまでに1年ぐらいかかるかな……それまでに英気を養っておきましょう。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】「Rave History 3 : The Return to Eden : 1960-2027」を訳しました

f:id:crystal0207:20240420143935j:image

「Rave History 3 : The Return to Eden : 1960-2027」を翻訳しました。これにて「Rave History」シリーズ3冊をすべて日本語化できました(合計して日本語約300ページ)。

サブタイトルとして「エデンへの帰還:1960年~2027年」とあり、これは現在のグローバルサイクル(約400年単位の時代区分)の最後の部分、1960年から始まった1番ラインの時期を表しています。とは言え、またまたラーの説明が曖昧で、「エデンへの帰還」とは何なのか、あまり具体的には話されていません。ただ神話的な「エデンの園」には「智慧の実」があったわけで、それを取りに帰還するという意味では、2027年以降の時代的な変化を乗り切るためには、ヒューマンデザインという知識が必要であり、その知識がこの世に下りてきて、その「智慧の実」を手にするための時期が1960年~2027年なのだろうなと思います。

ではその1960年~2027年に至る今までにどんなことがあったかと言えば、ラーは、「小惑星キロンの発見」(1977年10月)、「準惑星エリスとその衛星ディスノミアの発見」(2003年10月)、「準惑星セドナの発見」(2003年11月)、「冥王星準惑星への降格」(2006年8月)を挙げています。個人的に、ここがこのシリーズで一番面白かったところです。ラーによれば、冥王星が惑星から準惑星に降格されたことで、冥王星海王星の間に境界線が引かれたと。海王星より近い太陽系惑星は人間的な領域であり、冥王星以遠の準惑星たちはレイヴ的な領域であると。そして新たに発見された準惑星たちは、レイヴの出現に備えたものであると言っています。特に準惑星セドナが発見された、2003年11月以降に生まれた人間は、レイヴを産む可能性が高いそうです。もうその世代も20歳になりつつありますし、もうお子さんを産んでいらっしゃる方もおられるでしょう。

そして冥王星以遠は、太陽からも遠いため、非常に「冷たい」世界です。またPHSでは、その人に合っている食事(栄養摂取)方法を導き出せますが、3番カラーの食事方法は「熱い」か「冷たい」です。人間的な食事方法は「熱い」であり、レイヴ的な食事方法は「冷たい」であり、これから産まれてくるレイヴは体温も低いだろうと言っています。

そして冥王星は、今までの人間が減り、レイヴが増えるような影響を及ぼしています。となると、ここ数十年、地球温暖化問題が叫ばれ、実際に昨年の夏も非常に暑かったのですが、レイヴが生まれてくる時代には、レイヴに適した「冷たい」気候になるのではないか?と、ラーが予想していました。

もちろん、低体温のレイヴが高温な環境に適応する、という可能性もありますが、素直に考えると、2027年以降、地球が寒冷化するかもしれませんね。ここ数十年の地球温暖化は、あくまで今の人類の突然変異を促すものであり、その時期が終わったらレイヴ向けに気温も低くなるのかなと。そして今現在から2027年にかけて、冥王星41番ゲート「収縮・減損」にありますが、もしかして気温も「減る」のかなと。今年の夏は、冥王星はひとつ前の60番ゲートに戻るので、今夏はまだ暑いかもしれませんが、来年、再来年あたりどうでしょうね。

そしてもし地球が寒冷化したら、作物も不作になり、食糧危機や飢餓によって人口も「減少」するのかなあ……などと想像してしまいました。ああ、怖い怖い。実際、冥王星が41番ゲートに入ってから、バブル以来の最高値をつけていた日経平均株価も下がってるし。

まあ、ラー自身も『私は、この世の終わりについて話しているわけではありません』『ストラテジーと権威で生きている人たちは、そのような時代でも繁栄するでしょう』と言っているし、その変化には長い時間がかかるようなので、いきなり困るようなことにはならないかもしれませんが、そういった心の準備も、2027年以降を生きていくうえで必要なんでしょうね。僕も引き続き、このヒューマンデザインという「智慧の実」を可能な限り、多くの方に手渡せればと思っております。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。

【ヒューマンデザイン】次の人生ステージに移る前の空白期間(イニシエーション)

f:id:crystal0207:20240419185126j:image

今日は、午後から目黒にてフルリーディングでした。早めに東京駅に出て、丸善で本を買い、地下のCOFFEE MACHINEさんで読書しながら軽めにランチ。お客様とは品川駅で待ち合わせ、タクシーで、いつもの目黒雅叙園へ向かいました。

f:id:crystal0207:20240419185132j:image

今日の方は、感情権威の5/1マニフェスティング・ジェネレイターさん。僕がヒューマンデザインに入門するより前の2012年に、もうすでにゼネラル・リーディング等も受けられていたそうです。その後しばらくヒューマンデザインから離れていたものの、先月お仕事も辞められ、でも次に何をやりたいかは漠然としていて、人生的にも行き詰まりを感じていたところ、ふとまたヒューマンデザインの資料を読み返し、もう一回ちゃんとフルリーディングを受けようか、それとも止めておこうかという感情の波を何度も通過した結果、やっぱり受けよう、となったと。

まあ、感情や仙骨的にフラストレーションを感じているようなら、マニジェネとして大事なステップに戻ったり、1番ラインとして基盤を固め直した方が良いでしょうね。

今日の方は、Gセンターも未定義だったため、退職された後の方向性を見失ったり、何者かにならなければいけないんじゃないかという条件付けにも陥っていたようです。とは言え今日の方は、精神世界の第1クォーター生まれでしたし、12年経ってもヒューマンデザインに興味があるということは、やはり目に見えない世界が御自分の方向性なのでしょう。その方向性がなかなかわからないし、いったん離れないとわからない、というのも、未定義Gセンターの特徴でしょうね。

f:id:crystal0207:20240419185123j:image

また精神世界の第1クォーター生まれの人は全員、たとえチャネルとして持っていなくても、25-51「イニシエーション」「本来の自分に目覚めて精神世界に入門する」ことがテーマになります。今日の方の場合、本来のチャートに25番ゲートも51番ゲートもありませんが、そうなると今現在、海王星+ノースノード、水星、金星によってつながっている25-51「イニシエーション」チャネルの力を、まるまる受け取っていることになります。

25-51「イニシエーション」は「虚空に飛び込む勇気」とも言われますが、すぐに次の人生ステージに行けるとも限りません。実際、世界各地の通過儀礼を見ても、その儀式を受ける若者は、いったん故郷の村から引き離され、ジャングルや砂漠や雪原に連れていかれ、そこで孤独な時間=ニュートラル・ゾーンを過ごすそうです。それはある意味、次の人生ステージに移行する前の準備段階であり、階段の踊り場のような時期でしょう。その時は、自分のアイデンティティを失い『私って何者なんだろう?』という感覚もあるかもしれません。しかしその空白期間を通過することで、次の人生ステージに行けるのです。

今日の方は、このタイミングでお仕事を辞められたということは、無意識に、次の人生ステージに行くために、いったん通過儀礼期間に入ったのかもしれませんね。しかし意識=パーソナリティ=マインドでもある5番ラインは、『このままで良いんだろうか』『何かした方がいいんじゃないか』という問題意識を抱えていたようです。また今日の方は、バリアブルの4つの矢印のうち、3つが左向き=計画的ということもあり、空白期間を過ごしていると『何か予定を入れた方がいいんじゃないか』とも感じていたと。

御自分のチャートに、25番ゲートも51番ゲートも持っていない方は、今現在そのような感覚を味わっているかもしれませんね。まあ、全然持っていないチャネルが下りているわけですから、その扱いに戸惑うのもわかります。でも、あくまで5月28日までの一時的な影響なので、今月来月は、是非その通過儀礼&空白期間を味わってみてください。

f:id:crystal0207:20240419185129j:image

ちなみに帰りも、お客様とタクシーで品川駅までご一緒しましたが、アップダウンの激しい経路だったので、ちょっと酔ってしまいました(^_^;) 昨日に続いてのアクシデントですが、これも何らかの兆候(サイン)なんですかね。25-51「イニシエーション」に星が集まっている時期だけに気になります……

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。