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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】双子座新月:空しさを埋めようとして動きだしても……

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明日6月3日19:02、双子座新月となります。今回の新月(と太陽)の位置を、ヒューマンデザインのホロスコープで見てみると「空虚感を満たそうとして、変化を起こそうとする」となります。ここは、変化や前進を求めたり、新たな経験に移ろうとする位置なのですが、今回の新月ではそれがネガティヴな方に偏り、ただ単に、空しさを埋めるためだけに変化を求めてしまう位置になっています。

この位置では、止まることを恐れて、何か変化を起こそうとするのですが、そこには創造性が無いため、周囲に何も影響を与えず、結局、前進も発展もできないとしています。「止まることを恐れて、動きだしたけれど、その恐怖によって停滞する」わけです。変化しない時は退屈に感じますが、変化はいつかやって来るものですから、それを待ちましょうということですね。

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そして今回の新月では、先月5月5日の牡牛座新月に続いて、個人的な感情を言葉として発する力が下りています。ここは、感情を生のまま吐き出すのではなく、適切かつ優雅に調整して発するチャネルです。しかしここは感情的ですから、その気にならないと、自分の言葉は発しません。もしかすると、ずっと前から抱えていた感情を、ようやく出そうとする時期なのかもしれませんね。しかし牡牛座新月の時は、火星+海王星という組み合わせでしたが、今回の双子座新月では、火星に代わって水星が入り、コミュニケーション能力としては適切な配置になっています。

ちなみに海王星「お行儀の良いスタイルで、自分も他人も欺く」にあります。たとえ激しく、熱い感情があっても、それを隠して、慇懃に話すようなイメージです。また海王星そのものがベールに隠す星なので、個人的な感情が隠されていたけれど、そのベールが突然取り払われ、自分の本当の感情に気づく、という場面もありそうです。

一方、水星は「チャネルとしてつながることで、突然変異が生じ、新たな社会の形が生まれる」「停滞に適応しきった、逆行的な進化が生じる」のどちらかです。個人的な感情を発することで突然変異が起きるか、それとも感情を発しないまま、停滞や諦めの境地に至るという感じでしょうか。

いずれにしろ、率直に感情を伝え合う力ですが、あまりそれに引っ張られ過ぎると良くないのは、いつもと同じ。なんとなく『そう言えば、前から思っていたことを、ちょっと丁寧に話したなあ』と感じるぐらいでOKかなと。星からの影響を知りつつ、その影響と遊んでみる、ぐらいの感覚が良いかなと思っております。

 

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【夢日記】放置された猫、ワンルームマンション

Cat

書きそびれていた5月後半の夢をまとめてメモ。

まず5月22日夜の夢。僕は、飼っていた猫に餌をやろうと思い、引き出しを開けた。すると引き出しの中で、その猫がぐったり倒れている。触ってみると、もう冷たい。ああ死んじゃったのか、この間飼ったばかりなのにな、餌や水をやり忘れたのだろうか……と思いつつ、その猫を庭に埋めようとして目が覚めた。

夢の中で「放置されていた動物」は、隠していた自分の本能を意味するそうです。中でも「放置されていた猫」は、自立の必要性なんだとか。本当は自立心があるのに、それを発揮していないということですかね。

ちなみにこの「飼っていたペットが、いつの間にか死んでいた」という夢ですが、こうして夢日記を付け始める前は、何度も見ていました。多分、自立というテーマが昔からあったけれど、ここ数年はおさまっていて、またこの時点で浮上してきたかもしれません。

November 28, 2018

5月25日夜の夢。僕は、20代の頃に住んでいたワンルームマンションに帰ってきた。久しぶりだなあと思っていると、ドアが開き、若い頃のビートたけしさんみたいな男性が勝手に入ってこようとする。僕は、いやいや困りますと、その人を押し戻してドアを閉め、ロックをかけた。その後、冷蔵庫を開けて、何か料理を作ろうとして目が覚めた。

夢の中の「家・部屋」は、自分自身。そこに知らない人を入れてはいけない。「冷蔵庫」は、冷淡さ。相手を拒否する時は、それも必要になりますよね。先日このBlogでも書いた『自分の中の街に、誰を住まわせるか』問題ですね。実際、ヒューマンデザインで見ても、僕に適した環境は、ワンルームマンションのような、出入り口がひとつだけの「洞窟」のような場所だそうです。そしてその出入り口を開け閉めし、誰を入れ、誰を追い出すかという権利も持たなくてはならない……そういう環境作りも必要なのかなと。

他にも夢を見たけれど、またキーワードだけ書き残して、ストーリーを忘れているものばかり。夢日記兼手帳には「双子があらわれる」「呼び出され」「鏡の向こう」「もう二度と行かないよ」「うなされる少年」「仮面ライダー」「エルフ」「アリ」「誰かのために星を作る」と書いてあるけど、なんのことやらさっぱり……(^_^;)

【ヒューマンデザイン】2027年以降を生き抜く力

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今日は、新宿にて小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)リーディングでした。それにしても、ここ10日間でリーディング5回はなかなか忙しかった……

今日の方は、すでにヒューマンデザインを学ばれているうえ、まさにキロン・リターンが死活問題となるプロファイルの方だったので、さまざまな予想を組み立てつつ、大きく道を外れないような情報をお伝えしました。まあ、お話しを聞くに、かなり深くヒューマンデザインをご理解されていたので、たぶん大丈夫だろうなあとも感じました。

また今日の方は、2027年以降を生き延びるための、超個人的な力が完全に備わっており、将来大きな変動があっても生き残る人にも見えました。なにしろ創始者ラーは『2027年以降、人類の人口は半減する』『人類は暗黒時代=文明の衰退期を迎える』『組織や共同体は役に立たなくなる』と言っており、そうなった場合、まず自分優先で生きていくことが大切になるそうです。なにしろ危機の時代ですから、他人の面倒なんざ見ている余裕が無くなるわけですね。 

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しかし個人性の強い人たち(僕もです)は『これからは、個人優先の時代だよ。いつまでも自分個人を殺して、組織や共同体を優先していると、生き残れないよ』と伝えますが、超個人性の人たちは、そんなことをわざわざ言ったりはしません。むしろ『自分を優先するなんて当たり前だよ。それをわざわざ周囲に言う必要なんて無いだろ』という、ある意味、冷たい面があるそうです。

恐らく2027年から先、そういった生存能力を持った人たちが、他の人たちを置き去りにして生き延びていくのでしょう。それは、長らく続いた『みんなで助け合って生きていこう』時代の思考とは相容れませんし、非道徳的に見えるかもしれませんが、これは「良い悪い」ではありませんし、いずれ意識の切り替えをしていく必要があるでしょうね……

 

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【ヒューマンデザイン】環境は学ぶもので、戦うものではない

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昨日のフルリーディングに続いて、今日は同じ方に、小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)リーディングをお伝えしました。まあ、もともと天王星寄りの方でもあり、キロンの影響もあまり大きくないようでした。結局、本当に大切なのは出生チャートですし、特に太陽と地球の位置で、人生の目的が決まり、ノード(ドラゴンヘッドとドラゴンテイル)の位置で、人生の課題と環境が決まります。その人の神話的ストーリーを読み解くうえでも、こういった位置が重要となります。

今日の方の場合、キロン・リターンのテーマが「教育」にあるせいか、逆に、周囲の環境に、頭を使って考えない人たちが現れる、と出ていました。たとえば周囲に『細かいことは、どうでもいいじゃん』とか『そんなこと考えなくても良くない?』などと言い出すような人たちが現れるわけです。そういった人たちと出会うことで、むしろ本人は『いや、もっと人生について考えろよ』『もっと論理的に考えろよ』と思い、それによってご本人の抽象的・論理的な思考能力が育まれると。ある意味、そういった相手は、反面教師として現れているわけですね。

そして、その考えない反面教師たちを「教育」する必要はありません。それはそれで置いておいて、自分の「教育」を求めて、自分のところに来てくれた人たちに「教育」を伝えれば良いのです。目の前の反面教師たちは、あくまで学びを得る環境であって、目的ではありません。たしかに面倒に感じますが、戦う必要はありません。そのあたりが読み解けてくると、自分の神話的ストーリーを生きるのも、結構楽になると思いますよ。

 

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【ヒューマンデザイン】流行を、自分なりに着崩す救世主

Jesus

今日も、Skypeにてフルリーディングでした。今日の方は、すでにヒューマンデザインのPTL(プロフェッショナル・トレーニング)も受けられている方でしたし、ご面識もあったので、深いレベルでのご説明もスムーズに進んだかなと。

今日の方は、周囲から「救世主」として見られる方でした。このライフスタイルの人たちは、非常に魅力的であり、周囲から『この人なら問題を解決してくれるだろう』と期待され、その期待に沿えれば「救世主」として讃えられると言われています。

しかし周囲からの期待は、あくまでも投影であり、実際に本人がその問題解決能力を備えているとは限りません。そのため、自分には解決しきれない問題まで引き受けてしまうと、周囲の期待を果たせず、磔(はりつけ)にされると言われています。ですから、自分がどこまで期待されているのか、どこまで解決すれば相手が満足してくれるのかを見極めるのが非常に重要になってきます。『そんな面倒な期待だったら、引き寄せない方がマシじゃないか』と思われるかもしれませんが、そういう役割に生まれてしまったので、あきらめましょう(^_^;)

© EndYmioN – Damien Guyon. Tous droits réservés - Shooting Fashion avec Ninon Richefort

ちなみにこの「救世主」たちは、世間一般の「普通」「みんなやっていること」にも相通じる部分があり、流行を取り入れるのも上手いです。ところが「普通」ばかりに引っ張られると、ありきたりな人物になってしまうので要注意。流行の服を着て、流行っているレストランに行き、流行のメニューを注文し、流行のインスタで自撮りをアップ……でも、そんな人どこにでもいますよね、みたいな。

しかしこの「救世主」たちには、もうひとつ「異端的」という側面もあります。言うなれば、流行の服は着るけれど、自分なりに着崩すセンスも持っているわけです。本当にお洒落な人ってそうですよね。ところがこの「異端的」の方に引っ張られ過ぎると、今度は、単なる変わり者になってしまうのも要注意。「救世主」に生まれた皆さんは、是非「普通」と「異端」の2つの側面をバランス良く発揮していただければと思います。

 

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【ヒューマンデザイン】「導き」と「支配」の違い

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ここ一週間ほど、太陽と地球が 「自分が好きなことで忙しくなるほど輝けるカリスマ」に入っていたのですが、実際僕も、本当に忙しい一週間でしたね。リーディング2件にレポート作成4件。その合間を縫って所沢の古書市にも行きましたが、それ以上遊ぶと仕事が滞ると思い、駅前のカフェで一服する程度でした。

以前も書きましたが、この「カリスマ」は非常に忙しい力なのですが、どうでもいいことで忙しくなる可能性もあり、「自己洞察を説明できる天才または奇人変人」から導いてもらうのが良いとされています。僕自身、その「奇人変人」を持っているので、一時的に下りて来た「カリスマ」を、本来の「奇人変人」さで導けたようで、抱えていたリーディングレポート作りも、期日までに間に合いましたね。

そう言えば先日「Channels by Type」を訳していたところ、創始者ラーが『導きとは、ものごとに引き入れることではなく、ものごとから引き離すことだ』と言っていました。つまり『あれをやれ』『これをやれ』というのは、ある種のコントロール(支配)であり、導きではないと。むしろ逆に『それはやらなくてもいいよ』『それは止めておいた方がいいよ』と言うのが、導きらしいのです。

僕も、リーディングしたお客さんから『LYD(基礎講座)も受けた方が良いですか?』と聞かれても『資格が欲しいなら取らなきゃいけないけど、自分を知るだけならリーディングだけで良いですよ。お金もかかりますしね』とか言っちゃいますね。

恐らく『あれをやれ』『これをやれ』『私のところに来なさい』『私について来なさい』とか言っちゃう輩は、それに伴う金銭などのメリットがあるから言っているだけで、本人のことを思って導いているワケではないのでしょう。この『引き入れる』『引き離す』を目安にしておくと、正しい導きが見分けられるかもしれませんね。

 

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【ヒューマンデザイン】誰にでも「良い子」の顔はしなくていい

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まだ5月なのに暑くなりましたねー。今日もSkypeでフルリーディングでした。本当はかなり近くにお住まいで、直接お会いできる距離だったんですが、確認ミス……

それはともかく、今日の方は僕と同じ、感情の穏やかなマニフェスターさんでした。マニフェスターは、何を考えているのか分かりにくい(伝わりにくい)デザインなので、あらかじめ「知らせる」ことが重要になってきます。たとえば会社を辞める際も、いきなり辞表を突きつけるのではなく、あらかじめ『辞めようと思ってます』と伝えておくと、周囲がそれに協力してくれたり、抵抗はしないと言われています。まあ、僕自身も、そんなルールを知らない頃は、いきなり会社を辞めてたんですけどね。

しかし感情が穏やかだと、感情的なトラブルを恐れてしまい、『この会社を辞めたい』とか『この恋人と別れたい』という気持ちを抑圧してしまい、だったら自分がガマンすれば良いんでしょとばかりに、知らせなくなってしまいます。そうするとマニフェスターの中に「怒り」が溜まり、爆発してしまうので、そうならないためにも、少しずつ自分の気持ちを「知らせる」ことも大切ですよとお伝えしました。

もちろんそこには「相手に嫌われたくない」という気持ちもあるでしょうが、そもそもマニフェスターである自分をぞんざいに扱うような人だからこそ、別れたいのであり、どうせ会わなくなるのだから嫌われても良いし、わざわざ説得して自分の気持ちを分かってもらおうとする必要もないでしょう。マニフェスター「知らせる(Inform)」は、一方通行なので『ごめん、もう無理!』と知らせて、その場を去ればそれで良いようにも思います。誰にでも「良い子」の顔はしなくていいってことですよね。

 

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