【ヒューマンデザイン】直観の小さな声、マインドの大きな声、感情のさらに大きな声

今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、直観権威の5/1エネルギー・プロジェクターさん。しかし直観権威(生存本能で決断する)の方って全体の10%以下なんですが、ここんとこリーディングに来られる方が多いですね。直近10回のリーディングのうち、５回が直観権威の方でした。なんでしょうね。世の中全体が生存本能をざわつかせているんでしょうか……

さて今日の方ももちろん、プロジェクターとして「招待」された上で、直感的にピンと来たものだけを引き受けることが御作法(ストラテジーと権威)となります。しかしここ最近も書いていますが、厄介なのは、直観の声がとても小さいことです。直観の声よりも、マインド(思考)の声の方が２倍デカく、感情の声はさらに２倍デカいと言われています。今日の方の場合、感情のセンターがフルオープンだったせいか、相手からの感情を増幅してしまった時に、それが非常に大きな声となり、それを直観だと勘違いして引き受け、結局良くない結果に終わったことがあるそうです。

また今日の方は28-38「人生のやり甲斐に対してリスクを負う」チャネルがつながっていました。仕事や趣味や資格取得などについて、お金や時間を投資するというのも、ここで言うリスク(危険性、賭け)になります。もちろんそれも直観で判断する必要がありますが、一時の感情の大きな声で決断してしまうと、お金や時間をムダにしてしまいます。今日の方はつい最近も、勉強したいことがあり、某セミナーを受講しようかどうしようか迷われていたそうですが、やはり直観がもやもやとしたり、相手方の対応から『これは無いな』と感じられ、結局受講するのを止めたそうです。その『これは無いな』という声は、感情の大きな声とは違う、あくまでクールな、一瞬だけの直観の声だったはずです。

ご本人も『感情の声がすごく大きくなっている時がある』と仰っていましたが、それが自己観察できているなら、まだ大丈夫かなと思います。御自分の中に、直観と、思考と、感情があることを区別して、その中でも一番小さな直観の声を拾ってあげれば、無駄なリスクを負うこともないでしょう。しかし多くの不健康な人たち(Not Self)は、それがごっちゃになっていて、それこそ一時の感情を、自分本来の権威だと誤解してしまうでしょう。

また今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は「目に見えない精神世界の論理的な意見で社会に変動を起こす」でした。実際、昨年末からウラヌス・オポジション(天王星半回帰、42歳前後の転機)の前段階に入り、本来の自分を取り戻す時期に入ったせいか、精神世界に惹かれていると。ただしまだ、フルタイムほどではないけれど一般的な職業で生計を立てられているので、これから７年ぐらいかけて、精神世界の方に軸足を移していけば良いかなと思います。

しかしここで、仙骨が未定義の人(プロジェクター、マニフェスター、リフレクター)共通の条件付けとして『そうは言っても、労働しなければ食っていけないんじゃないか』『会社に勤めた方が安定した生活ができるんじゃないか』とかなんとかマインドがささやいてくるわけです。その条件付けを外すにも何年もかかりますから、じっくり取り組むことになるでしょう。そこはマインドが最も強烈に抵抗してくるところですし、マインドとの戦いの最大の山場とも言えます。ここから先は、そういったマインドの声も大きくなるでしょうが、あくまで直観の小さな声を大切にしてほしいのです……

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【ヒューマンデザイン】黒魔術師と白魔術師のゲート

今日も、Zoomにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、直観権威の3/6マニフェスターさん。すでに人生の本番となる小惑星キロン・リターン(50歳前後の転機)も過ぎていましたが、その時期は心臓機能に障害が出たそうです。今は治られたようですが、ハート・センター＝意志力を使い続けると心臓に負担がかかる、とも言われています。ハートの意志力は、心臓の鼓動のように、使っては休み、使っては休み、が基本です。今日の方は、ハート・センターは定義されていたのですが、もしかすると無理して使いすぎていたり、それまでの50年間の負担が表れたのかもしれませんね。

そんな今日の方のインカネーションクロス(人生の目的)は「人間関係の論理的な解決法」でした。実際、お仕事として占いもされ、人間関係の相談にも乗られているそうです。今日の方のメインテーマは48番ゲート「論理的かつ直感的な深い智慧」でしたが、その瞬間に気づいた直観をマニフェスターとして知らせ、その問題を解決していくのでしょう。

しかしこの48番ゲート「論理的かつ直感的な深い智慧」は「黒魔術師」のゲートとも呼ばれています。なぜなら、このゲートがあると、他の人たちが気づかない深い直観が得られるんですね。その智慧をみんなに共有(シェア)してくれれば良いのですが、逆に『この智慧を誰にも言わなければ、私だけが有利になれる』と思い込み、誰にもその智慧を共有せず、独り占めするからです。

ヒューマンデザインの創始者ラーも、この48番ゲート「黒魔術師」を持っています。そのためラーも『私は、ヒューマンデザインという知識を誰にも伝えず、黒魔術師として自分一人で独占することもできた。しかしそういうことはしたくなかったので、みんなに伝えることにした』と言っています。ですので、必ずしも「黒魔術師」になるというわけでもないんですよね。今日の方も『そういうケチなことはしたくない』と仰っていましたね。

ちなみに僕自身も、意識面の月が「黒魔術師」のゲートに入っています。でもまあ、このようにヒューマンデザインの知識をバンバン共有してますし「黒魔術師」にはなっていないかなと思います。いやでも、嫌な人には自分の知識を伝えたくないですし、そういう場合には『お前には、俺の知識は伝えぬ』という「黒魔術師」的な側面も出てきますね。月は、原動力、動力源を意味しますから、深い知識を伝える/伝えないことが、僕自身の原動力になっているのでしょう。

さらに言うと11番ゲート「白魔術師」もありまして、僕はそちらも無意識面の金星として持っています。こちらは思想、人生哲学、人生経験という智慧のゲートです。自分が経験した智慧を共有するゲートですから、僕もこうして日々、リーディングとして経験したことを世の中に共有しているわけです。また金星は価値観、美意識ですから、僕の場合、それが無意識のマイルールになっているし、楽しんでいるのでしょう。

まあ日本では、ヒューマンデザインの知識もかなり隠されていますが、それも「黒魔術師」のゲート的な『これを誰にも伝えなければ、私だけが有利になれる』という発想だと思いますよ。でも本来、英語圏ではかなりの情報が公開されていますし、自動翻訳機能も発展しつつありますから、隠してもムダなんですけどね。僕も「黒魔術師」兼「白魔術師」として、これからもいろいろ共有していくつもりです(^_^)

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【読書】「その日暮らしの人類学」

「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)

文化人類学者、小川さやか氏の「その日暮らしの人類学」を読了。タンザニア都市部でのフィールドワークを通じて、プロフェッショナルではなく、ある程度何でもできるゼネラリスト的な生計の立て方や、正規商品ではなく、コピー商品を購入する等、未来のことはあまり考えない生き方や経済についての一冊。

ヒューマンデザインでも、個人個人によって、計画的に生きるか、場当たり的に生きるかがチャートに表れますが、僕自身は場当たり75%のデザインです。実際、このヒューマンデザインのアナリストという仕事だって、ほとんど「その日暮らし」ですよ。一応、今は継続的にお客さんが来てくれてますが、予定が入っているのは、いいとこ１ヶ月～２ヶ月先までです。そこから先はまったく収入のアテが見えていませんが、特に不安はありません。お客さんが減ったら減ったで、あまった時間をテキストの翻訳に当てられるし、何なら遊びに行ってもいいし、買ったままになっている本を読んだり、ゲームをすればいいと。むしろそういった時間を持つことがQOL(クオリティ・オブ・ライフ 人生の質)を上げてくれるんじゃないかと。

また、ちょうど今トランジット(星の位置)としても36-35「ある程度なんでもできるゼネラリスト」「入門マニア」のチャネルがつながっています。ここはよく書いていますが「サーフィンをやったことがない、一回やってみよう」「スペイン語って習ったことがない、一回習ってみよう」というように、未経験の経験に対して期待が高まり、それを一回経験すると感情的に落ち着き、ある意味、飽きてしまい、また別の未経験のことに惹かれていく……というチャネルです。

タンザニアでは、収入を得る道を複数にしておいて、ひとつの仕事で失敗しても、別の仕事で食いつなぐ人の方が大多数だそうです。まさにこの36-35「ゼネラリスト」チャネルのように、あれこれ経験を重ねて、そのどれもプロフェッショナルではないけれど、複数の方法で少しずつ収入を得るわけですね。日本では、どこかの会社に就職して収入源をひとつにする人の方が大多数でしょうが、それもタンザニアから見れば『いや、その収入源が断たれたら終わりじゃないか』となるわけです。

たしかに僕自身、このチャネルを持っている人を何人か見て来ましたが、本当に36-35「ゼネラリスト」として、さまざまな経験を活かして複数の方法で生計を立てている、なんて人は見たことがありませんね。むしろ、プロフェッショナルになれない自分を恥じている方が多かった印象です。それも日本社会における『ひとつの会社に勤めて働くのが当たり前だ』『その道をプロフェッショナルとして究めるのが正しい』という呪いのような条件付けのせいかもしれません。

結局、ひとつの会社から給料30万円をもらうのと、毎月10万円の仕事を２つ、毎月５万円の仕事を２つやるのは、金額的には同じなわけです。もちろん社員として働くメリットも多々ありますが、ひとつの仕事に束縛されるデメリットもありますし、つぶしがきかないわけですよ。ですので、36-35「ゼネラリスト」チャネルを持っている方は、その様々な経験を活かして是非、様々な方法で生計を立ててみてください。この道ひとすじ何十年……という働き方ではないと思いますよ(^_^)

【ヒューマンデザイン】試行錯誤プロセスを楽しむ

通常業務に戻りまして、今日はオンラインでフルリーディングでした。

今日の方は、仙骨権威の1/3ピュア・ジェネレイターさん。来年にウラヌス・オポジション(天王星半回帰、42歳前後の転機)を迎えられるため、この前後７年間が人生で最も重要な時期となります。今現在は農業をメインにされつつも、一方では霊的なお仕事もされているそうですが、いずれは霊的な方へ比重を移したいと。たしかにインカネーションクロス(人生の目的)を拝見しても「目に見えない精神世界の方向性を指し示すスフィンクス」でしたので、そちらの方が合っているでしょう。ウラヌス・オポジションも、本来の自分を取り戻す時期ですので、あと４年ぐらいで比重を移されれば良いかと思います。

今日の方は13-33「他人の人生経験を聞き、それを社会に共有(シェア)する」というチャネルが人生のメインテーマになっていました。実は僕と誕生日が近いため、僕自身もそれが人生のメインテーマであり、チャネルとしてもつながっています。だから僕自身、こうして毎日、リーディングという形でお客様の経験をお聞きして、ある程度オブラートに包むような形で発信しております。

ただ今日の方は、御自分でもBlogをやってみたけれど、なかなか上手くいかないと。たしかにそのチャネルを見ると、ゲート同士が「不調和」なつながりでしたので、あまり上手くハマッていないのでしょう。僕自身は、ゲート同士が「共鳴」するつながりなので、そこはもうスラスラ書けるのですが、「不調和」の場合は、たまにつながるという感覚でしょうか。

その、なかなか上手くつながらないという感覚も、1/3にとってはそれで良いのかもしれません。1/3は、基盤固めに夢中になり、試行錯誤する生き方です。霊的なお仕事にしても、初めからスイスイやるのではなく、ぎごちなく『こうすればいいかな？』『それともこうかな？』と試行錯誤していくでしょうし、それを楽しめるはずです。もしもチャネルのつながりがスムーズだったら、そういった試行錯誤にはならないでしょうし、それはそれでつまらないかもしれませんね。またピュア・ジェネレイターという意味でも、一歩一歩進むことになりますし、もどかしく思うのではなく、それが一番自分に合っているペースだと理解すれば、その試行錯誤プロセスで「満足」を感じられるでしょう。

たぶん1/3であれば、いったん完成してしまったら、また最初から別の試行錯誤プロセスをやり直すこともあります。むしろ、いつまでも完成させずに、延々と試行錯誤プロセスを楽しむのもアリだと思いますよ(^_^)

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【ヒューマンデザイン】リーディングツアー最終日：貴船川でびしょ濡れ

今日はリーディングツアー最終日。と言っても、仕事予定は無く、知り合いさんとお会いする予定も無かったので、帰りの新幹線まではフリータイムです。だいたいツアーの最終日はいつもそんな感じなんですよね。しかしだらだら過ごすこともなく、いつものように５時半に朝風呂、そしてストレッチ、７時からホテルで朝食と、モーニング・ルーティーンを堅守しております。ホテルは12時まで滞在できたのですが、10時前にはチェックアウトし、スーツケースだけ預けて遊びに出ました。今日も暑い中、貴船神社へ行くつもりなので、白Ｔシャツにジーンズ、メリルのスニーカーという簡単な服装です。しかし後にこの超適当なコーディネイトが幸いするとは、この時は夢にも思わず……

10時30分頃、出町柳から叡山線で貴船口へ。もっと涼しければ、久しぶりに鞍馬山から貴船に山越えをしたかったのですが、また真夏日だったのでさすがに断念……

貴船口からは路線バスに乗って貴船神社へ向かいました。昨年12月以来、９ヶ月ぶり。

さらに中宮へもお参り。

そして奥宮へ。いつ来ても良い雰囲気です。

お参りが済んだ後は、いつものように貴船川に下りて、普段身につけている石をお清めしてきました。

レンズの反射光だとしても、なんとなく気の流れに見えてしまいますね。

しかし石のお清めも終わり、昼飯を食べようと川原から出ようとしたら、濡れた草で足を滑らせてしまい、尻餅をついてしまいました。お尻が泥で汚れたので、持っていたタオルを川で濡らしてジーンズを拭き、やれやれ、乾くまで待つか、としばらく川原で座っていました。20分ほど日向で服を乾かしたので、さあ行くかと思いきや、また足を滑らせてしまい、今度は水の中にドボン！と尻餅をつくハメに。さっきよりハデに服を濡らしてしまい、また乾くまで待つことに。まあ、白Ｔシャツとジーンズなので、濡れていても見た目あまり分からないのは幸いでした……

しかし二度も滑ってしまうと、精神世界の第１クォーター生まれとしては、あらゆる現象に「神の見えざる手」を感じてしまうため、これは貴船川の祟りなのか、俺は一生この川原から出られないんじゃないかと思ったり(^_^;)  まあ、ただ単に僕の運動音痴さなら良いのですが、土曜日の魚座満月、水星逆行あたりから、妙にイレギュラーな事件が続いているので何か関係があるのかなと思ったり……結局この川原で１時間ほど服を乾かしましたが、それだけ『ゆっくりしていきなさい』ということなのか、あるいは『お前は汚れているからこの川の水で清めなさい』なのか……あるいは貴船川から受け取ったパワーが強すぎて肉体が対応できてないのか(都合の良い解釈)

とりあえず真夏並みの太陽パワーのおかげで服も乾き、再びバスで貴船口へ。

途中、宮本武蔵の決闘で有名な一乗寺駅で下り、古書店をチェック。

さらに出町柳から百万遍まで歩き、そちらの古書店もチェック。いや、古本巡りというより、日向を歩いて服を乾かしたかったっていう……(^_^;)

一番暑い時間帯に日向ばかり歩いたせいか、本当に服が乾いてきたので、京阪線で三条に出て、15:00頃、小川珈琲店さんで遅めのお昼。

そしてまた京都駅に戻り、帰りのお弁当や自宅へのお土産を買い、預けていたスーツケースを引き取り、17:00前の新幹線に乗車しました。

滋賀あたりを走っているうちは、まだ明るい時間帯。

名古屋あたりで夕焼け。

安倍川を渡る頃にはマジックアワーに。この時間帯の車窓は、夕暮れから夜への移り変わりが楽しめますよね。

そして静岡駅を通過した18:00過ぎ、車内でお弁当タイム。しかしいつも京都駅から帰る時は伊勢丹でロール寿司を買うのですが、今日行ったらブースが無くなってました。がーん！ そのため代わりに鰻弁当を購入。車内販売で、新幹線スゴイカタイアイスも買いました。

そしていつものように、〆は銀座の夜景で。東京駅には19:00過ぎに到着。市川の自宅にも20:00前に無事、帰宅しました。

これにて今回のリーディングツアーも終了です。次はどこに行くかNO PLANですが、ローテーション的には、金沢にまた行かなくちゃなあと思っております。それに組み合わせる形で、長野あたり攻めてみようかなと。まあ、どうなるかは分かりませんが、また現地に来て欲しいというリクエストがあれば検討しますので、何卒宜しくお願いいたします。

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【ヒューマンデザイン】リーディングツアー４日目：人生経験の終わり、そして京都会議

昨夜は久しぶりにウイスキーを飲んだせいか、いつもより遅く23時頃に就寝。それでもやはり朝5時半には熱い朝風呂に入ってストレッチ、7時にホテルの朝食、といういつもの朝です。今日は14時からリーディングだったので、朝食後はしばしのんびり。ここまでの３日間は結構予定が詰まっていたので、ようやく休めた感じです。それでも10時過ぎにはホテルを出て、暑い中、散歩に出ました。

地下鉄で東山駅まで行って、青蓮院、知恩院、八坂神社と回ろうかなと。

しかしあまりの暑さに、門前まで行った段階でワイシャツが汗びっしょりに。とりあえず昨夜の酒は抜けたでしょう。しかし、とても知恩院の広大な境内を拝観する気力もなく、門だけ見てさようならです。また、気候の良い時にお参りしましょう……

お昼は、以前入ったことがある「先斗入ル」四条河原町本店で、九条ねぎのパスタを注文。デザートも食べた後、地下鉄で京都駅に戻り、また都ホテル京都八条のラウンジに向かいました。だったら都ホテルに泊まればいいのに、とも思いますが、京都でどのホテルをどう使うかはまだ試行錯誤中なのです。

さて今日の方は、昨年末に、同じこの都ホテル京都八条でフルリーディングをお伝えした1/4メンタル・プロジェクターさん。今回は小惑星キロンリターン(50歳前後の転機)リーディングをお伝えしました。すでにジャスト・キロンリターンは３年前に過ぎていますが、ちょうどコロナ禍に入った頃にその転機を迎えられたことになります。

そんなキロンリターンのチャートを拝見すると、チャネルが８本もつながり、さまざまな可能性に引っ張られることがわかりました。実際ここ数年、メンタル・プロジェクターとは思えないほど精力的に活動されたものの、所詮それは宇宙からの借り物ですから、くたっと疲れてしまったと。今は充電期間のような時期で、いったん休まれているそうです。もし体力が回復されても、以前のような仕事スタイルはしないだろうし、あくまで１日数時間の作業を目指された方が良いでしょう。

そして今日の方のキロンリターンのテーマは、42番ゲート「人間関係は、終わるべき時に終わる」と学ぶことでした。ヒューマンデザインでは、人生経験にしろ人間関係にしろ、それを完全にやりきったなら勝手に終わる、としています。逆に、まだ学ぶべきことがある経験や相手なら別れられないでしょうし、たとえ別れても、同じような人と出会ってしまいます。また、やりきって終わるにしても、１日で終わる経験もあれば、７年間も続くような経験もあります。今日の方は、そのような目に見えない経験法則を学ぶことがキロンのテーマだったのです。

実際、ここ数年で終わった人間関係もあるそうですが、それを再びつなぎ直そうとしても上手くいかなかったと。もうそのお相手から得るものは無くなったし、伸びしろも無いわけですから、それ以上関わる必要もないでしょう。しかし1/4の４番ラインは機会主義者ですから『ああすれば、また付き合えるんじゃないか』『こうすればヨリが戻せるんじゃないか』と思うでしょうが、いえいえ、そこには目に見えない世界のルールが厳然としてあるわけで、人間ごときがどうこう出来るものではないのです。別れた相手はあくまでも追わない、もし必要のある相手なら、別れようとしても別れられないということを学ぶことがこの時期のテーマだったわけです。

今日の方は、内なる権威無しですから、周囲の人々の影響を強く受けてしまいます。当然、誰と付き合うかが重要ですが、誰かと別れることになっても、より成長できる相手に自然と乗り換えていくでしょう。それによって仕事が上手く回り、経済的な成長にも結びつくのではないでしょうか。

そんなリーディングを終えて、16時半頃、いったんホテルに帰還。カジュアルに着替えて、また地下鉄に乗り、京都市役所前駅に向かいました。今夜は、京都でヒューマンデザインの活動をされている梶川雅子さんと夕食をご一緒するのです。待ち合わせ場所は、前回泊まったソラリア西鉄ホテル。そう、ここも場所は良いし、気に入っているので、そのうちまた使うかもしれませんね。

https://www.instagram.com/kajikkom/

梶川さんとは、昨年末の京都でもご一緒したのですが、今回も最近のヒューマンデザイン界隈の話についてあれこれと京都会議です。いろいろ予想を立てつつ、同じ「イニシエーション」チャネル持ちとして、来るべきショックに備えたいと思います(^_^;)

これにて、今回のリーディングツアーでの予定はすべて終わりました。明日は夕方、関東に戻りますが、それまでは自由時間なので、また貴船神社でも行こうかと思っております。気候が良ければ鞍馬山から貴船に抜けたいところですが、明日も真夏日のようなので、無難に貴船神社だけ行くコースですかね……(^_^;)

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【ヒューマンデザイン】リーディングツアー3日目：神戸から京都へ：屋根から下りる招待、リアル勉強会、突発マニフェスター会

昨夜も22時過ぎに就寝。今朝も5時半に朝風呂、ストレッチ、7時にホテルの朝食、というルーティーン的な朝タイムです。そして魚座満月明けの朝焼けが強烈でした……

そして10時前にホテルをチェックアウトし、ロビーで今日のお客様と合流。また昨日、一昨日と同じラウンジの、同じ席でフルリーディング開始です。

今日の方は、感情権威の4/6エネルギー・プロジェクターさん。なんと今月末から、人生の本番である小惑星キロンリターンの前段階3.5年ゾーンに入るというタイミングでした。ご本人もキロンが気になっていたようですが、まずは基本的情報をお伝えしました。

まあ、感情プロジェクターですと、たとえ「招待」が来て嬉しくなっても、いったん「ちょっと考えさせて」と相手を待たせることが大切です。実際、今日の方も間違った「招待」に関わってしまい、やったことに見合ったエネルギーが返って来なかったと。

特に4番ラインですと、良くも悪くもポジティブな面があり、あの招待もOK、この招待もOKなんて引き受け過ぎると消耗してしまいます。あくまでも本当の友情が存在する「招待」だけに応えていけばいいでしょう。

またキロンリターンで人生の屋根から下りる際にも、恐らくは友情を通じて「どうか是非、屋根から下りてください」という「招待」が来るはずです。4/6の場合、6番ラインの転機が自覚しにくいのですが、その「招待」を見逃さないことが大切です。

そんなリーディングを終えて、12時34分の新幹線で次の目的地、京都へ。車内でサンドイッチを食べて昼食を済ませました。

30分ほど新幹線に乗って京都に到着。いやしかし暑いな！暑いとは思ってたけど、普通に真夏じゃないですか。

今回は京都駅直結のホテルグランヴィアに宿泊するのですが、そのラウンジでお客様とお茶しようかと思ったものの、さすが日曜日、しかも駅近ということで激混み。隣席との距離も近かったので、急遽、場所を変更。昨年末のリーディングツアーでも使った、都ホテルのラウンジにて集合しました。

今回はオンライン勉強会でご一緒している、京都在住の3/5ピュア・ジェネレイターさん(夫)と5/1メンタル・プロジェクターさん(妻)、滋賀在住の2/4マニフェスティング・ジェネレイターさんとお茶してきました。まあ、リアル勉強会、あるいは家庭訪問みたいなもんですね。京都のご夫婦はトランジット(その時点での星の位置)を活かされ、奥様の仙骨が定義される時だけ働くとか、宇宙からの借り物の力を上手くご活用されているそうです。さすが５番ラインのご夫婦、実用的ですねえ。マニジェネさんは、職場のチーム運営にヒューマンデザインを活かされているようで、こちらもさすが人間関係の第３クォーター生まれという感じです。それによってご夫婦関係が円満になったり、仕事がスムーズに進むなど、良い結果が出ているようで何よりでした。

また、ここ数年のコロナ禍についても｢マスクをつけなさい｣とか｢外出は控えてください｣という社会的制限が課されていますが、それもデザインによって感じ方が違うという話にもなりました。ルートセンターが未定義の場合、外部からのプレッシャーを受け入れますから、マスクをつけろと言われればつけますし、外出するなと言われれば外出を控えられるでしょう。しかし大多数の、ルートが定義されている人たちにとっては｢いや、俺には俺のペースがあるんだから｣と、外部からのプレッシャーには影響されにくいでしょう。またハートセンターが定義されていれば、ほどほどに約束を守れますから｢マスクをつけろと言っても、今は周囲に人がいないから外してもいいだろう｣という判断もつくかと思います。しかしハートが未定義だと、どんな場合でも無理して約束を守ろうとして「絶対にマスクをつけなければ」という状態に陥る可能性もあります。そのあたりも、自分個人のデザインを確認しながら、引き続き社会的な制限に対処したり、自分の不健康さを再確認するのが良いのかなと。

そして17時半頃、ようやくホテルにチェックイン。

しかしこれで今日の予定は終わりかと思いきや、Twitterで僕が京都に来ることを知った九州の青年4/6マニフェスターさんが、たまたま奈良に来ていたのでお会いできませんか？とのお知らせが。マニフェスターから知らせられたら、じゃあ行きましょうかという話になり、急遽、京都駅にて合流しました。

これは仕事のリーディングではなく、単なるマニフェスター会なので、お酒を飲んでもいいだろうということで、ホテルグランヴィアのバーに入り、パスタを食べた後、ウイスキータイム。お互い初対面ながらも、ウイスキーを傾けつつ、マニフェスターについてのあれやこれをお話ししました。ちなみに僕はブラックブッシュ、彼はカリラとアードベックという夜でした。

今日お会いした4/6マニフェスターさんはまだ20代でしたが、すでにマニフェスターとしての自覚もあり、さすが若い人は自分らしさを取り戻すのが速いなあと。僕なんざ44歳からヒューマンデザインを学んで今ようやく、ですからねえ。もちろん６番ラインですから、人生の本番はまだまだ先なので、まだ人生は固めず、まずは29歳前後でやってくるサターン・リターンを乗り切っていただければと思います。

今日の方の場合、人生前半で26番ゲート「ラーメン屋の怖い店主」みたいな人たちに出会うデザインでしたが、実際に職人的な世界にいて、自分よりもずっと年上の頭領や職人さんたちと出会ってきたそうです。それは仕事現場を緊張感をもって支配することを学ぶというノード環境ですので、面倒に感じるでしょうが、そういった人たちから何を学ぶか、自分が頭領になった時にどう現場を支配するか、に活かしてもらえればと思います。

しかし僕も久しぶりにお酒飲みましたよ。今ちょっとほろ酔い気分で、このblogを書いております。一応これ、業務日誌なのでちゃんと書かなくちゃいけないけど、まあ、たまにはそんな日もあっていいでしょう。それにしても、若い男性にホテルのバーでウイスキー奢るなんて、俺も大人になったなあと。ある種、男子版パパ活のようにも思えますが、僕自身のキロンリターンのテーマが「若い人たちへの予期せぬお世話」なので、これも引き続き、今の自分のテーマなんでしょうね。

そして明日も一件リーディングです。予想外の展開もありつつ、旅はまだまだ続きます……

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