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作家 ヒューマンデザイン・プロフェッショナル・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】没後8年:ラーが亡くなった年

今日3月12日は、ヒューマンデザインの創始者ラー・ウル・フーの命日です。2011年3月12日に急死して以来、没後8年。奇しくも東日本大震災の翌日に亡くなったわけですが、あいにく僕はまだその頃、ヒューマンデザインのヒの字も知らず、当然、御本人にお会いしたこともないので、歴史上の人物を眺めているような感覚ですね。

もちろんヒューマンデザインを学んでいる方の中には、ラー個人のファンもいらっしゃるかと思いますが、僕自身は、今までの人生で、誰かを偶像視したことはなく、ラーに関しても『果たして彼は、本来の自分を生きていたのだろうか?』と疑問視しています。

と言うのも、ラー自身が『現代人は、天王星サイクル(84年)で生きている。この新しいサイクルをまったく受け容れない人は、セカンド・サターン・リターンの60歳で抹殺されるだろう』と言っているのに、当の本人が62歳で亡くなっているのが気になっているのです。まあ、人間の死は、如何様にも解釈できますから、何とも断言はできませんが、もしかするとラー本人が、天王星サイクルという84年人生を拒否して、2度目のサターン・リターンで抹殺されたのでは?と考えています。

そこで今日はちょっと、ラーの晩年について分析してみたいと思います。

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こちらが、ラー・ウル・フーこと、本名ロバート・アラン・クラコワー氏のチャートです。脾臓権威の5/1マニフェスター。定義されているチャネルは、すべて個人性(他人の言うことなど知ったことか、俺は俺だ)というのが特徴的ですね。

さてラー自身、講義録「Life Cycle Analysis」の中で、著名人が亡くなった年のチャートを出して、その因果関係を見るという分析方法を伝授しています。ちょっと不謹慎にも思えますが、ラー本人がやっていたんですから、ここでラーが亡くなった年のソーラー・リターン・チャートを出してみましょう。ちなみにラーは、4月9日生まれですが、亡くなったのは誕生日よりも前の2011年3月12日です。こういう場合、2010年4月9日のソーラー・リターン・チャートを見て、そこから一年(命日も含む)を見ることになります。

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こちらが2010年4月9日のラーの最後の一年を表すチャートです。左に書いてあるのが、ラーの出生チャート、右に書いてあるのが2010年4月9日のチャートであり、それを重ね合わせることで、その一年を見ていきます。

ソーラー・リターン分析の細かいプロセスは省きますが、この2010年チャートを見ると、この年ラーには、感情、行動、思考にプレッシャーがかかっていたことが分かります。特に「神秘的なことを知ろうとするプレッシャー」は、ラー自身の精神的オカルト性を偏らせ「神秘的なことを知ろうとし過ぎて、引き籠もってしまい、世の中の現実に対処できなくなる」としています。また感情にも偏りが生じ「不条理なまでに完全に隠遁する」となっています。実際どうだったんでしょうね。ラーは、亡くなる当日まで、ヒューマンデザインのイベント予定を入れていたので、完全に隠棲していたとも思えませんが、この年はヒューマンデザインと向き合うことに(精神的にも感情的にも)疲れ、もう隠棲したかったのかもしれません。また「働く生命エネルギー」だけが不安定なままですから、過剰に働き過ぎたのかもしれません。

もうひとつ、イライラする部分は「将来を見据えた論理的リーダーシップ」です。面白いのは、ここが完全に火星に押し潰されていることです。火星は、未熟なのにやり過ぎる星なので、本来は論理的なリーダーシップを持っていないのに、この年はそれをやりたがるけれど、上手くいかず、イライラするという解釈です。さらに細かい位置を見てみると「リーダーシップを発揮しても、周囲から肥大化したエゴだと見られる」「集団全体の利益のために、今の地位を下りるか、対立相手から引きずり下ろされる」です。このあたりも、先の隠遁と併せて見ると、全体的に「引退」「引き際」を思わせますが、それが「肉体的な引退=死」につながったのでしょうか。

特にこの年後半、2010年10月9日~2011年4月9日の環境には「野望を持った人たち」が現れると出ているので、ヒューマンデザインの権利関係で揉めるなどして、リーダーシップを発揮しようとしたけれど上手くいかなかった……という物語があってもおかしくない配置です。実際2010年のチャートでは「集団の間違いを訂正する」力も下りていますが、あくまでも一時的な借り物なので、上手いこと「野望を持った人たち」を訂正できると思ったら無理だった可能性もあります。

そしてセカンド・サターン・リターンでは土星に抹殺される」と言いますが、この年、土星「非現実的な要求をする攻撃的な人格」「訂正を拒否し、崩壊を確実なものにしてしまう、頭のカタい長老」にあります。このあたり、本来は木星「優雅さ」「情熱」という感情の組み合わせを活かせば、抹殺されることも無かったかもしれません。

こうして見てみると、最晩年のラーは、神秘的な知識を追い求めることや、組織の統率に関して疲れを感じ、もう代表の座を降りたり、隠遁したかったけれど、働き過ぎてしまった……とも解釈できます。この年に関して言えば、周囲の「野望を持った人たち」と対立してエゴイストに思われたり、攻撃的かつ頭のカタい長老に見られたかもしれません。そういったことも、普段は穏やかなラーの感情をアップダウンさせた可能性もあります。

とまあ、いろいろ考察してみましたが、あくまでチャートからの推測であり、正解があるわけでもありません。もはや答え合わせも出来ませんが、亡くなったラーに僕の推論を見せて『実際どうだったんですか?』と聞いてみたいですね。ラーから『全然違うぞ!』と言われても、まあそれはそれで(^_^;)

 

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