ヒューマンデザインの公式アプリ「MyBodyGraph」がリニューアルされました。僕がヒューマンデザインに入門した1年後の、2014年9月から運用されていたので、約9年ほど続いたわけですが、自分はずっと無料バージョンを使用してきました。課金すればより細かいラインの情報や、パートナーシップ・チャートも作れますが、すでに公式ソフトMMI(Maia Mechanics Imazing)の有料プロフェッショナル版を使っていて、そちらがあればひととおりのことは出来るし、２つも課金する必要はないだろうと。ただ、iPhoneに入れておくと、さっと起動した時に「Just Now(現時点の星の位置)」が見れるので、そのためだけに使っていた程度です。
そして先月、Jovianの方から『来月からサブスク(定期購読)制に移行するから、今のうちに299ドル(約45000円)払って有料バージョンにすれば、移行してもその機能を実装したままにできるよ』という連絡が来たのですが、権威であるエゴは動かず。まあ、円安の時期だし、課金は見送ってしまいました。
そして数日前にリニューアルされ、グラフィックも変わったのですが……うーん、老眼のせいですかね、個人的には見づらく感じました。センスは良くなったように感じますが、実用性という意味では不便にもなったなと。
値段的にも、基本分析(Foundational Analysis)版が299ドル(約45000円)/年、上級分析(Advanced Analysis)版が499ドル(約75000円)/年と、なかなかのお値段。一応、リニューアル記念で、生涯30%割引になってますが、それでもなあと。
まあ、わかりますよ、Jovianも資金が欲しいのは。昔からある解析ソフトMMIは、ユーザーとして１回お金を払って買ってしまえば、その後はまったくお金がかからないので良いんですが、販売側としては継続的にお金が得られるサブスク制に移行したいのでしょう。だから2021年にも「Maia Mechanics」という解析アプリも出して、僕も１年だけサブスクを払いましたが、結局全然使わなかったので解約してしまいました。MMIがあれば必要なかったし、MMIを圧倒的に凌駕するような利便性も無かったので……しかし、より良い商品サービスを提供できていないという意味では、Jovianという共同体も、2027年に向かって劣化しつつあるのかもしれませんね。
そういうワケで、これからも僕の相棒は、昔ながらのMMIになるでしょう。最上位のBG5ペンタ・チャートも出せるようになりましたし、引き続き古いグラフィックでヒューマンデザイン仕事をしていきたいと思います。
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