引き続き、創始者ラーの講義録「Channels by Type」からネタをひとつ。
ラーが言うには『リーディングを受けたお客さんは、ヒューマンデザインから消える(離れる)のが自然』なんだそうです。アナリストが、1回のリーディングで十分な情報を伝えれば、お客さんは『分かりました。ではヒューマンデザインを自分で実践してみます』と言って、アナリストから離れるものだと。たしかにヒューマンデザインは、基本的に自助(Self Help)システムなので、アナリストに依存する必要はないんですよね。
そしてその後に、別の誰かから『そう言えば、あの人は、あなたからリーディングを受けて、人生が変化したらしいよ』と、噂のような形で知るのだとか。その変化するタイミングも人それぞれで、早い人は2年ぐらいで、大概は3~4年で、遅い場合には7年後になるようです。ヒューマンデザインの情報は、それぐらい時間をかけて実感できるので、リーディングしたその瞬間に『分かりました!』とか言うものではないそうです。
このあたり、以前も書いた『すぐに結果を求める必要はないし、相手がすぐに反応することも期待するな』ってことですね。
しかしアナリストの中には、お客さんの反応や、自分のリーディングへの評価を気にし過ぎてしまう人もいるし、ヘタするとお客さんを自分に依存させようとしたり、自分がお客さんに依存する場合もあるので注意が必要です。もちろん、ヒューマンデザインの分析は、膨大な情報量なので、1回のリーディングでは伝えきれませんが、肝心な部分さえ伝えれば、1回のリーディングで十分なはずです。ですから、何度もリーディングやセッションを要求してくるアナリストがいたら気をつけてください。ラーが言うには……
『あなたから去って行くクライアントを心配しないでください。
彼らがどうなったか、分からなくても気にしないでください。
彼らは、ずっとあなたを求めているわけではありませんし、
あなたがしてくれたことがどれほど素晴らしかったか、
あなたがその人の人生をどれほど変えてくれたか、
わざわざ話してくれるわけでもありません。
そういうことは気にしないでください』だそうです。
このあたりは、僕自身も気をつけたいところです。一応、リーディングが終わったら、それで任務終了と思っていますし、ドライなようですが、お客さんがその後どうなったか、あまり気にもしていません。もちろん疑問点があれば、引き続きフォローしていますし、その後、茶飲み友達のような関係になった方もいらっしゃいますが、基本的にはリーディングが終われば、お客さんから離れるようにしています。
まあ、世の中にはマーケティング(宣伝)手法として、お客さんからのリーディングの感想をBlogに載せている方もいらっしゃいますが、本質的には、それもお客さんを気にしている行為であり、本当は不必要なんでしょうね。
僕自身は引き続き、お客さんと依存し合わない関係を大切にしたいと思っております。
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