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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】獅子座新月:誰が導いてくれるのか、引き籠もって振り返る

Silence

明日8月1日12:12に、獅子座新月となります。今回の新月(と太陽)を、ヒューマンデザインのホロスコープで見ると「ひとつの経験が終わり、その意味を引き籠もって振り返ろうとするけれど、周囲から新たな経験を始めるよう誘惑される」です。ここは、人生経験の終わりの位置であり、自分の経験を一人になって振り返る位置です。ところが周囲からは、新たな経験に引きずり込もうとするプレッシャーが来てしまい、本人も『次の経験に進めば、自分は強くなれるし、今度は上手くやれるはず』と思い込んでしまいます。ですから今は焦らず、孤独になって、今までの経験を振り返った方が良いのでしょうね。

またこの位置がネガティヴに作用すると「過去を振り返った結果、あの経験はムダだったと思い込み、根深い怨恨が生じる」となります。孤独になって過去を振り返るのは良いとしても、本人の感情なり思考がクリアでないと、その回想作業が歪んでしまいます。そして『こんな経験をしたのも、あいつのせいだ』とか言い出してしまうので、今回の新月の力に引っ張られ過ぎないよう、注意しましょう。 

また、7月8日から逆行していた水星が、すでに逆行を終えつつあり、留めの状態にあります。水星は7月8日に入っていた「影響力」から、ひとつ前の「刺激的な放浪体験」に戻り、「小さいけれど大事なこと」まで戻っています。この7月は、誰を導くのか、誰に導かれるのかというリーダーシップを問い直すために、経験を語り、細かい部分を突き詰めてきたわけですが、最終的に水星は「細かいことを追求するために、禁欲的に引き籠もる」まで戻っています。こちらも孤独ですねえ。

実は今回の獅子座新月も、水星逆行も、どちらもリーダーシップの位置が関係しています。獅子座は、人生経験豊富なリーダーの位置にあり、水星は、論理的なリーダーの位置から逆行を開始しました。そしてこの新月直前まで、太陽+火星の組み合わせによって「論理的リーダーシップ」の力が下りていますが、火星は未熟なのにやり過ぎる星ですから、無理にリーダーシップを発揮しようとして、上手くいっていない人が現れる場合もあります。そういった人たちを目にしながらも、本当に正しく導いてくれる人は誰なのかを、引き籠もって過去を振り返る新月なのかもしれませんね。

 

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