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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】勉強会:個人に向く愛、個人には向かない愛

Love

今日は、オンライン勉強会でした。今日は「愛のゲート」についての話題が出まして、お互いのチャートを見比べ、個々人の愛のあり方について理解を深めました。

ヒューマンデザインでは、64種類のゲート(易経で言うところの卦)という個性がありますが、そのうち10個は「愛のゲート」と呼ばれています。そしてこの10個の「愛のゲート」は、チャネルの反対側にあるゲートを求めて過剰に愛したり、過剰に憎んでしまうと言われています。つまり本当は「愛憎のゲート」なんですね。そして過剰に愛したからといって、それと同じ熱量が返ってくるわけではありませんから『どうして私はこんなに愛しているのに、あなたは同じくらい愛してくれないの?』となるわけです。ある意味、非常に不健康(Not Self)になりやすいゲートでもあるのです。

Love embrace

さらにこの10個の「愛憎のゲート」は、「世俗的な愛のゲート」と「超越的な愛のゲート」に分類されます。「世俗的な愛」は、相手個人に向く愛です。一般的な恋愛として表れやすいのは、この「世俗的な愛」ですね。しかし「超越的な愛」は、個人を超越して、人類全体や宇宙全体を愛します。

「世俗的な愛のゲート」しか持っていない人は、特定の個人に向ける愛しかありませんし、相手の愛も自分個人に向けて欲しいと感じます。しかし「超越的な愛のゲート」しか持っていない人は、特定の個人に愛が向かないんです。そうすると世俗的な愛が『もっと私のことを見てよ』と言っても、超越的な愛は『いや、君のことも愛しているし、犬も猫も、ピアノも愛しているんだ』『人類全体を愛しているんだ』と言いだし、愛が噛み合わないように感じます。それは悪いことではありませんし、ただ単に愛の形が違うだけです。人はみんな違うし、お互いの愛のありかたも違うのだ……と受け容れることが大切になるわけですね。

また「超越的な愛」の人が『私は、特定の誰かに気持ちが向かない。それって良くないのかしら……』と思う必要もありません。みんな違ってみんないい。愛の形も人それぞれということです。そういった愛の形をメカニズムとして学べるのも、ヒューマンデザインの面白いところですね。

 

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