NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】木星・土星のグレート・コンジャンクション:リーダーはあきらめが大事

Jupiter Saturn 19 July 2020

さて占星術界隈では、この年末のグレート・コンジャンクション(木星土星水瓶座で合)に関する話題が多くなってきましたね。木星土星の合は2000年以来、20年ぶりだそうですが、すでに山羊座には木星土星に加えて冥王星もあり、それが次第に水瓶座へ移ることから、「山羊座の土の時代から、水瓶座の風の時代へ」という言葉もよく見かけます。 僕自身、太陽水瓶座生まれなので、この年末以降が気になりますが、ここは西洋占星術的な解釈は置いといて、ヒューマンデザイン的な解釈をしてみようと思います。

f:id:crystal0207:20201213172430p:plain

まずグレート・コンジャンクションと言われる、2020年12月22日のホロスコープを見てみると、たしかに木星土星が同じゲートに入っています。冥王星は、同じ山羊座ゾーンにあるとは言え、まだその1つ前のゲートに位置していますから、ヒューマンデザイン的には重なっているとは言えません。

f:id:crystal0207:20201213172649p:plain

ヒューマンデザイン的に、木星土星がこの位置で重なるのは、2020年12月20日11:52~12月24日17:50までです。こうして見ると、木星土星がゲートより細かい、ラインという目盛りまで揃っていることが分かります。さらにそれより細かい、カラーという目盛りまで揃うのが12月22日頃でしょうか。

まずこの木星土星が重なっているゲートは60番ゲート「限界を受け容れる」です。人間には、やれること、やれないことがありますし、壁や限界にぶつかることもあります。どうしてもその先に行けない、ものごとが進まないという時は、そこに見えない壁や限界があると。それは自分自身の能力的な限界かもしれないし、運命的な制約かもしれないし、タイミングが違っていたり、その先に行く必要がないのでしょう。

その壁にわざわざぶつかって苦しい思いをするよりかは『ああ、自分には無理なんだな』と悟ったり、『今のタイミングじゃないんだな』『こっちの方向じゃないんだな』『まだその手前で、何かやることがあるんだな』とその限界を受け容れると、その限界にぶつかることなく超越できると言われています。良い意味で「あきらめる(Surrender)」ことが大事なんですね。

さらに今回、木星土星が合流する位置を細かく見ると60.5「限界を超越できるまで、タイミングを待つリーダー」にあります。まあ、日本で言うと『鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス』の徳川家康みたいなもんですかね。無理な時にやっても仕方ないし、いずれ時が来れば、必要なモノは自然と手に入るものです。そういった智慧を身に付けたリーダーシップの位置なのです。

しかしあいにく、この位置と木星土星がネガティヴな相性(▼)に固定され60.5▼「リーダーが、限界を受け容れられず、壁も打ち破れず、最初からやり直す。その下にいる人たちは、みんな混乱する」となっています。

ヒューマンデザインでは、その時の星の位置に引っ張られ過ぎると、本来の自分からかけ離れ、不健康になるとしています。つまりこのグレート・コンジャンクションでは、自分らしく生きていない人ほど、土星木星に引っ張られ、リーダーとしての自分の限界を受け容れられず、最初からやり直すことになるでしょう。

しかし、そうなっていなければ……自分の限界を受け容れることが出来ていれば、グレート・コンジャンクションの影響をスルーできているのでしょう。

f:id:crystal0207:20201213175541p:plain

ちなみに僕自身、生まれた時の水星が、この60.5「限界を超越できるまで、タイミングを待つリーダー」に入っています。僕の場合、この性質がネガティヴに偏ってはいませんし、元々それを持っていますので、今回のグレート・コンジャンクションの影響は受けずに済むかなと思っています。実際、今の僕にもさまざまな「限界」がありますが、まあ仕方ない、そのうちどうにかなるだろうと、良い意味であきらめてますね。

f:id:crystal0207:20201213180342p:plain

ただし僕にとって問題なのは、12月30日01:40になると、反対側の3番ゲート「産みの苦しみ」に火星が入り、木星土星と手を組んで3-60「突然変異」というエネルギーを下ろしてくることです。これは60番ゲート「限界」だけ持っている僕にとっては厄介な配置で、突然のアクシデントや、状況の変化に対してイライラしたり、または逆に、なかなか状況が変わらないことに悶々としてしまう可能性が高いのです。この配置は、来年1月4日15:36まで続くので、僕にとって(そしてこのチャネルの片方だけ持っている皆さんにとって)は、ちょっと面倒な年末年始になりそうですね。まあ、お正月ですし、新型コロナの影響であちこち出かけられないという「限界」もありますから、それを受け容れて、のんびり寝正月にするのも良いかもしれませんね(^_^)

 

 ・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。