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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】セカンド・オピニオンで検証する

Obsolete Calendar

※2022年5月8日~10日 大阪駅周辺にて対面リーディング募集中です。

今日は、4月最初のオンライン・リーディングでした。

今日の方は、3/5ピュア・ジェネレイターさん。思考を司るアジュナ・センターがフルオープンで、ヘッド・センターも未定義だったため、頭の整理がつきにくく、どうでもいいことまで考えてしまいがちなデザインでした。しかしインカネーションクロス(人生の目的)を拝見すると「Maya=宇宙の仕組みについて考える」と出ていました。そのため、さまざまな神秘的な勉強にも取り組んでみたものの、自分には必要ない知識まで取り組んだり、自分には理解できない知識まで手を出してしまったことがあると。

まあそれも、3番ラインの試行錯誤だとすれば、いったん無理なところまで考えた末に、自分にとって必要な知識だけ得ればいいんだという学びが得られたと思います。

今日の方は、すでにヒューマンデザインの基礎講座LYDも学ばれていましたが、実はそこまで学ぶ必要もなかったかもしれません。基本的にジェネレイターは自分にしか興味がないので、他のタイプ……マニフェスターやらプロジェクターやらリフレクターの知識まで入れなくてもいいのかもしれません。今回のフルリーディングのように、あくまで御自分の情報だけ抽出して受け取ればそれで良いんじゃないかと。また、自分に必要な情報だけ受け取るにしても、5番ラインとして使い物になる形に落とし込んでくれることが望ましいと思います。

Project 365 Day 34

ヒューマンデザインでは、宇宙のメカニズムや、この世の仕組みを「Maya」と呼んでいます。人間は、生まれた時の星の位置と、生まれる88日前の星の位置で、その構造が決まる……というのも、Mayaのメカニズムです。今の人間には9つのセンターがあり、4つのタイプに分かれている、というのもMayaの仕組みです。ヒューマンデザインとは、Mayaのメカニズムを説明するものなんですね。

これはもうメカニズムですから、ある意味、とても論理的です。太陽神経叢センターが定義されていたら、100%感情権威ですし、例外はありません。仙骨センターが定義されていたら、100%ジェネレイターですし、例外はありません。タイプやセンターについても、リーディングや基礎講座で説明する際に、個人的な経験や感覚も入るかと思いますが、基本的には皆さん、だいたい普遍的な言い方(仙骨反応は前のめりなんですよとか)になるでしょう。

ただ、ヒューマンデザインの知識に、自分なりの解釈を入れすぎると、本来の意味やメカニズムから外れてしまい、聞いているお客さんも違和感を覚えるでしょう。そんな時は、セカンド・オピニオン(第2の意見)として、また別の人からリーディングや基礎講座を受けるのもオススメします。『私のチャートはこれで、こういう風に言われたんですけど、それは合ってますか?』とかね。

そう、ヒューマンデザインの仕事って、セカンド・オピニオンが成立しちゃうんですよ。あまりにも自分なりの解釈を入れすぎたり、本質から外れていたら、お客さんは他の人のところに行って検証できちゃうんです。実際、僕の所にも『他の人からリーディングを受けたんですけど、もう一度お願いします』的なご依頼が非常に多いです。時には僕から『いや、その解釈は違うんですよ』と言うこともあります。もちろん、僕自身のリーディングに違和感を覚えられたら、他の方のところに行って検証するのもオススメします。

これが霊感商法なら、他人は検証できません。『私の守護霊がそう言っているんだからそうなんです』と言い切られたら、ああそうですか、と言うしかないんです。

でもヒューマンデザインは違います。テキストや資料も出ているし、メカニズムとして解説されています。ですからヒューマンデザインのリーディングや基礎講座をされている方は、自分なりの解釈を入れる場合には注意してください。もちろん、自分なりの解釈がすべて悪いわけではありません。むしろ自分なりの説明がまったく無かったら、テキストをそのまま読むような形になってしまい、均質化されたものになってしまうでしょう。ただ、その解釈で合っているかどうか、一緒に学んでいる方たちと意見交換した方がいいでしょう。まあ、そこで誰と学ぶかによって、本質に戻るか、さらに道を外れるかが決まるんですけどね……

 

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