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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Ephemeris 1926-2050」「Pocket Ephemeris 2023」「Chiron Ephemeris 1901-2150」

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※2022年11月11日~15日 長野・金沢でリーディング募集中です。

海外サイト「Zen Human Design」から、ヒューマンデザインの天文暦(Ephemeris)各種を購入しました。前々から気になっていたのですが、そろそろ買っておくかと。一応、10%割引してもらえたのですが、ここんとこの円安と、送料が90ドルもかかったせいで4万円オーバーとなりました。おおぅ……まあ、仕事に使うモノですから。

The Human Design System - Ephemerides

なぜこれを買ったかと言えば、もし将来インターネットやパソコンやアプリが使えなくなり、ヒューマンデザインの自動チャート生成システムも使えなくなった場合、手動で星の位置を調べてチャートを出せないかなと。「いや市川さん、何を言っているんだ」と思われるかもしれませんが、そろそろ2027年が近づき、どんな突然変異が起きてもおかしくないですし、準備はしておきませんとね……

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まず一冊で25年分の星の動きが記載されている「天体暦」を5冊全部購入。「1926年~1950年」「1951年~1975年」「1976年~2000年」「2001年~2025年」「2026年~2050年」というくくりになっています。各ページには、2ヶ月分の星の動きが載っていて、GMT(グリニッジ標準時)で00:00時と、12:00時の星の位置が記されています。これを見れば、1926年~2050年に生まれた人のチャートは出せるような気もしますが、星が移動する正確な時間までは書いていないので、ちょっと難しいですね。あと、出生時のパーソナリティのデータは出せても、その太陽の88°前=無意識のデザインがいつなのかわからない。プロファイル的にアタリはつけられますが……

とは言え、将来的な星の影響(トランジット)や、過去の星の影響をざっと見るには良い資料ですね。僕も、自分にとって象徴的な出来事があった時の星の位置をぱらぱら見てしまいました。あの時の自分にはどんな影響が下りていたのか、この「天体暦」から読み解けるかなと。もちろん、それだって解析ソフトで可能なのですが、今回はあくまでアナログ的な手法で、というお話です。

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こちらは毎年発売されている「ポケット天文暦」です。こちらは見開き2ページに、1ヶ月分の星の動きが記載されています。月は動きが速いので、右側のページに、何時何分にゲートを移動するかまで書いてあります。これはリフレクターの人にとって助かりますね。薄いミニ手帳サイズなので、日本語版でもあればいいのに。

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さらに小惑星キロンの運行表も購入。こちらは一冊で「1901年~2150年」までのキロンの運行を網羅しています。キロンは動きが遅いので、1ページに1年分の動きが載っています。僕の仕事的には、これが一番助かるかも。いつもキロン・リターンのレポートを作る際に、その人が生まれた時の小惑星キロンの位置を占星術サイトで割り出して、ヒューマンデザインのゲートとラインの位置に当てはめているのですが、これがあればパッと調べられますしね。とは言え、これも細かい時間までは書いていません。

まあ、なかなか手動でチャートを作るのは難しいようですが、たとえインターネットが切断されても、解析ソフトMMI(Maia Mechanics Imazing)ならオフラインでも使えるので、引き続きWindows PCを頼るしか。いや、それも電気が切れたら使えなくなりますけどね……

ちなみにこの「Zen Human Design」、かなり初期からヒューマンデザインやラーに関わっていた人たちが立ち上げたサイトなのですが、1999年にラーと仲違いして、分裂したそうです。彼らに言わせると、現在のヒューマンデザインは、ラーがあれこれとゲートやチャネルに名前をつけ、ストラテジーと権威やプロファイルを思いつき、本来のヒューマンデザインの知識が隠されてしまったと。じゃあその「本来のヒューマンデザイン」ってなによ、という話になるのですが、それについても本を出しているので、現在そちらも注文中です。まあ、全世界的にもめ事の多い組織ですし(笑)、創始者ラーにもだいぶ問題があったようですが(人間は84年生きると説いておいて63歳で亡くなるとか)、とりあえず、さまざまな学派がいる前提で、学んでいきたいところです。

 

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