※12月18日～2023年1月6日まで年末年始休みとさせていただきます。
※リーディングのご連絡等は、休み中も普段通り、受け付けております。
引き続き、年末休みをのんびり過ごしております。今日は、午後から雨もあがったので、散髪に出たついでに横浜方面まで散歩に。特に買い物もせず、帰りの総武・横須賀線快速の車内で缶スープなど飲みつつ、まったり帰宅してきました。来年1月6日までまったく予定が無く、忘年会、新年会の類いも今のところ皆無ですが、突発的にどこからか呼び出し(２番ライン)があるかもなあ、とか思っております。
さて、明日12月23日19:17に山羊座新月となります。今回の月と太陽の位置は10番ゲート「自己の振る舞い・踏み進む」にあります。ここは、その人独特の個人的な振る舞いを意味するゲートですが、なにしろ個人性ですから、風変わりな行動を取るわけです。前髪をいじる、爪を噛む、鼻をほじる、急に会社を辞める、自転車に乗って世界一周の旅に出る……なんてのも独特な行動ですし、こういった振る舞いは大概、他人から「そんなことは止めなさい」と言われてしまうものです。しかしその行動が、その人本来の性質であれば、それは仕方のないことですし、罰せられる必要もないんですね。
10番ゲートには「踏み進む」という名前がついていますが、「易経」では「たとえ眠っている虎の尻尾を踏んづけて進んで行っても、噛まれずに済む」となっています。つまり自分にとってそれが本当に正しい振る舞いなら、たとえ風変わりな行動をしても、罰せられることもないし、危険な目にも遭わない、という意味です。
４番ラインは常に「機会主義」のラインです。もしあなたに恋人がいるなら、別の恋人ができるまで、今の彼/彼女とは別れないでください。もしあなたが仕事に就いているなら、新しい仕事が見つかるまで、今の仕事を辞めないでください。それが10.4「機会主義」というものです。
— ラー・ウル・フー@ヒューマンデザインの言葉bot (@raurufu_bot) 2022年12月22日
さらに今回の新月の位置を細かく見ると、10.4「機会主義者」にあります。ここは、仕事にしろ人間関係にしろ、まだその仕事や相手にチャンスがあるうちはつき合い続けるけれど、もっと良い仕事や相手が見つかったら乗り換えていくラインです。ある意味「風見鶏」ですし、それも一般的にあまり良い印象はありませんよね。
しかし10番ゲートは「役割ゲート」であり、この10.4「機会主義者」という性質は、プロファイル４番ラインの人たちにも強く表れています。実際、リーディングでお会いした４番ラインの人たちにお聞きすると、恋愛でも、次の相手が見つかってから乗り換えていた人が多かったですね。だから最後の方は、二股っぽくなると。それも道徳的には「そういうことは良くないんじゃないか」と言われがちですが、それがその人本来の性質であれば咎められることもないでしょう。
とは言え、４番ラインは「友情」のラインですし、恋愛関係に入る前にお友達の期間が必要だと言われています。あるいはお友達の紹介など、「友情」を介していないと人間関係が上手くいかないはずです。プロファイル1/4と2/4は、この４番ラインが無意識にあるため、友情を忘れがちになり、友情を築かないまま恋愛関係に入ったり、別の相手に乗り換えてしまうと酷いことになるでしょう。
今回の新月の10.4「機会主義者」に引っ張られ過ぎると、クリスマスを前にして「やっぱり、あっちの彼/彼女の方がチャンスがあるから乗り換えちゃえ」となるでしょうし、年末を区切りにして「あっちの仕事の方がチャンスがあるから転職してしまえ」となるでしょう。しかし友情をないがしろにするような乗り換えは、決して上手くいきません。実際、それで恨みがましいことになった４番ラインのカップルも目撃したんですよ。ええ、あれは酷いもんでした……(^_^;)
また、今回の新月では61-24「個人的な気づき」チャネルもつながっております。１番ラインと６番ラインという不調和なつながりですし、一方はノースノード(環境)ということで、あまりスムーズではありませんが、クリスマスを前にして、何かしら考え込むことがあったり、なかなか答えが出なかったり、急にインスピレーションが下りてくるかもしれませんね。いずれにしろ、このチャネルからは、とてもシンプルな答えが出てきますが、その答えを出すには何度も何度も考える必要があるのです。
「会社を辞める/辞めない」「あの人とつき合う/つき合わない」という、ごく簡単な答えを出すのに時間がかかってしまう。そしてどこかで「よし、会社を辞めよう」「あの人とつき合おう」という境地に至った時には「なんでこんな単純なことを、ずーっと考えていたんだろう」と思うでしょう。つまり61-24「個人的な気づき」から出てくる答えって「悟り」なんですよ。「人間とは死ぬものだ」というシンプルな悟りに至るのに、何年もかかるようなものです。
そして「会社を辞めよう」「あの人に告白しよう」という答えを出せるのは、自分自身しかいないのです。しかし個人性は、自分のことがなかなか理解できず、時間がかかってしまうのです。この年末も、ようやく自分なりの答えが出たり、なかなか出なかったりするかもしれませんね。
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