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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【仕事道具】ChatGPT4.0(有料版)を導入しました

ChatGPT 7

趣味で、中国製のボードゲームを買うことになり、中国語で書かれたルールブックをGoogle翻訳で訳そうと思ったら、ゲーム制作者の方から直接Twitterで……じゃねえ、Xを通じて『だったらChatGPTが良いですよ』と教えていただきました。なるほど、最近噂の人工知能(AI)チャットかあ……と思いつつ、試しに無料版のChatGPT3.5を使い「>この中国文を日本語に翻訳してください」と投げかけてみたら、するすると滑らかな日本語文が出てきました。今まで使ってきたGoogle翻訳だと訳が固いし、DeePL翻訳だとたまに文章をすっ飛ばしますが、ChatGPTはそんなこともなく、段違いにスムーズ。驚きのあまり、すぐに有料版(毎月20ドル)のChat GPT4.0を申し込むことにしました。もちろん、ヒューマンデザインの翻訳作業に使えそうだったので。

試しにラーの講義録「16の神格」の一部を入れてみると、このような感じで日本語が吐き出されてきました。もちろん、ヒューマンデザイン用語を整える必要はありますが、あの難解なラーの講義の下訳としては全然十分でしょう。

一応、無料版の3.5はスピードが早く、一度に受け付ける文章量も多いのですが、たまにバグって全然翻訳してくれなかったり、ミスも多い印象です。有料版の4.0は、翻訳精度は高いものの、受け付ける文章量はやや短く、翻訳スピードは少し落ちます。まあ、その翻訳する「間(ま)」が、人工知能(AI)がゆっくり考えているようにも感じますね。一日に利用できる回数には上限がありますが、自分が使う分には問題無さそうです。これで、これから先の翻訳作業も捗りそうです。

 

思い起こせば、僕がヒューマンデザインに入門した10年前は、一部の人だけがテキストの英訳に携わっていて、他の活動者さんたちはその翻訳者に頼り切っている状態でした。それが今では、こうして誰でもヒューマンデザインの英語情報をAIを駆使して読める環境になったわけですから、良い時代になりましたねえ。

一方で「人工知能が人間の仕事を奪う」なんて話もありますし、そのうち人工知能がヒューマンデザインのリーディングをやる世界が来るかもしれません。どこの誰だか知らない怪しい人間にリーディングを頼むより、無機質ながらも正確な情報を与えてくれる人工知能の方がマシ……と思う人もいるでしょう。もちろん逆に、やっぱり生身の人間からリーディングを受けたいという方も残るでしょうし、そういう意味では『この人からリーディングを受けたい』と思ってもらえる活動者にならないと職業として死ぬわけですから、なかなか仕事のハードルが高くなりますねえ。まあ、2027年以降は6番ライン=模範の時代ですから、人工知能に負けないぐらいの、お手本的なリーディングが求められるかもしれませんね……