NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】自分と仕事を同一視(ごっちゃに)してしまう

Medical personnel don PPE before entering a COVID-19-positive, non-critical patient’s room.

昨日は珍しく、夜19:00~21:00という時間帯でのオンライン・フルリーディングでした。いつも22:00には寝る生活なので、終わった後はもう業務日報(Blog)を書く気もなく、翌日の今日に持ち越しております。

さて、そんな昨日の方は、感情権威の6/2エネルギー・プロジェクターさん。現在はウラヌス・オポジション(42歳の転機)の真っ只中、来年からは小惑星キロン・リターン(50歳の転機)の前段階に入り、いよいよ6番ラインとして人生の本番に着地する時期に入ります。しかし、まずお仕事から言いますと、普通にフルタイムで働いていると。しかも御自分で医療関係のお仕事を立ち上げられ、だいぶ現場仕事は減らしたものの、まだまだお忙しい時期が続いているようです。

一応、昨日の方は、文明世界の第2クォーター生まれでしたので、医療のような社会インフラに関わるのも間違っていないと思います。ただやはり、仙骨センター未定義というデザインでは、労働形態として合っていないので、完全に現場から手を引いてプロジェクター的な指示役に専念したり、週に数回だけ出勤するような形が良いでしょうね。

またインカネーションクロス(人生の目的)としてみると、パーソナリティの太陽が2番ゲート「高次の方向性」でしたので「自分独特の方向性に進む」ことがテーマとなります。しかし2番ゲートは、個人性のゲートなので、その進む方向も独特であり、風変わりでもあります。また6番ラインという意味では、普通(5番ライン)を超越した方向性にもなるでしょう。当然、周囲から『いや、そんなおかしな方向に行かないでくれ』と抵抗されるのですが、それを拒否して自分の進みたい方向に向かうというクロスになっていました。もしかしたらお仕事の方も、急に労働形態を変えたり、あるいはいっそ辞めてしまったり、会社を譲渡したりして、独自の道に進まれるかもしれませんね。昨日の方は、ハートセンターも未定義だったため、会社経営も重荷になるでしょうし、それが心臓への負担にもなりかねませんからね。

さらに昨日の方のデザインが面白かったのは、人生のメインテーマはワガママな個人性なのに、個人性のチャネルはひとつもつながっていないところでした。その代わり、広い社会を意味する集合体チャネルは4本もつながっていたため、自分個人よりも、社会全体を優先して、会社を続けようとしている部分もあったようです。でも御本人は、もうそういったことは放り出して、自分勝手に生きてみたい、でもなかなかその踏ん切りがつかない……という状態でした。まあ、それももしかしたら、50歳前後の時期に、独自の道に進まざるを得ない状況に置かれるかもしれませんね。

また昨日の方の場合、Gセンターが未定義だったため、御自分で立ち上げた仕事を、自分のアイデンティティにしている可能性もあるようでした。仕事が自分であり、自分は仕事である、と同一視してしまうんですよね。そうなると、なかなかお仕事も手放せなくなってしまうでしょう。未定義のGセンターが不健康(Not Self)になると『一貫性を持とう』『続けよう』と思ってしまいますが、本来は一貫性も無くていいし、ひとつの仕事を続けなくてもいいのです。むしろ複数の仕事を掛け持ちして、今日はあれ、明日はあれ、という形で、ひとつひとつの仕事の重荷や責任を軽くして、生計を立てる方が合っているのではないでしょうか。

まあ、プロファイル6番ラインは、30代~40代である種の権威になるけれど、それを手放して、人生の屋根から下りると言われています。昨日の方も、これから先の数年で、自分のアイデンティティや権威にしてしまった仕事を手放して、また違う人生に着地するのではないでしょうか。同じくプロファイル6/2の僕も、30代~40代の作家仕事を手放して、ヒューマンデザイン仕事に着地しましたから、そのような「方向転換」に向けて、これから先、準備していただければと思います。

 

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