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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】修行の道には、自分から入って行けない

Monk

今日はZoomにて、先月フルリーディングをお伝えした6/3ピュア・ジェネレイターさんに、あらためて小惑星キロン・リターン(50歳の転機)をお伝えしました。プロファイル6番ラインは、50歳で人生の屋根から下り、人生の本番を迎えますが、今日の方はすでその前段階3.5年ゾーンに入っていました。そのためか昨年、人間関係を断たれる出来事があったそうですが、それも30~40代の人生を手放すための一環だったのでしょう。

ただ、まだ人生の本番ではないので、そこから先、何をやるかは見えていないと。一応、本来のインカネーションクロス(人生の目的)は、精神世界の第1クォーターとして「予期せぬ事態に適応する」なので、恐らく2年半後のジャスト・キロン・リターン以降、予期せぬ状況の変化によって、精神世界に関わるのでしょう。

そのキロン・リターンのテーマは「自分の考えを噛み砕いて説明することに専念する」でした。ここでは、今日の方がまったく持っていない、43-23「構築」チャネルがメインテーマとして乗っかってくるので、まさに精神世界の第1クォーターで43-23「構築」チャネル持ちの僕のように、自分の考えを文章などで説明することになるでしょう。御本人も、それは実感しているけれど、なかなか自分の考えがまとまらないし、どう説明して良いか、まだよくわからないと。そうですね、43-23「構築」チャネルは、生まれつき持っていても、、ボキャブラリーを増やし、自分と対話して考えをまとめる訓練をする必要がありますから、急にそのチャネルを持たされても、いきなり使えるようにはならないでしょう。それも3年後、5年後あたりをメドにして、文章を書く練習をしたり、説明する言葉を脳内で整理していけばいいでしょう。

その一方、キロンリターンの時期は、25-51「イニシエーション」「精神世界に飛び込んで行く勇気」チャネルをやろうとしても上手くいかず、イライラする……と出ていました。精神世界に関わるために生まれてきた人が、いざ人生の本番なのに、精神世界に飛び込んで行けないとはどういうことでしょうか? これもいろいろ解釈はありますが、実際、今日の方も、次に取り組むテーマを探して、6/3として試行錯誤していたようです。しかし25-51「イニシエーション」チャネルは、プロジェクター的なチャネルなので、精神世界の方から招待されて入門する必要があるんですね。恐らく、自分で精神世界への入り口を探そうとしても上手くいかず、本来のクロスである「予期せぬ事態」に遭遇して、そこから修行の道に入っていくのではないでしょうか。

また、今日の方は、キロンリターンのプロファイルは6/2でした。本来の6/3は、無意識に試行錯誤したり挑戦していく生き方ですが、6/2は、無意識の2番ラインとして「呼び出し」を待つ生き方です。ですからこの時期は、あまり焦らず、精神世界からのお呼び出しがあるまで待っていればいいかと思います。僕自身も、精神世界の第1クォーター生まれの6/2で、25-51「イニシエーション」チャネルを持っていますが、実際ヒューマンデザインに入門したのも夢がキッカケだったので、今から思うと、あれが通過儀礼、入門儀式(イニシエーション)だったんでしょうね。

また、通過儀礼=イニシエーションは、ある段階から、また別の段階に移行する際に、ぽっかりとした空白期間(虚空)に陥るとも言われています。今日の方も、以前学んでいたメソッドは手放したけれど、次のテーマが見つかっていないという状態は、そのイニシエーションの空白期間なのかもしれません。そこを早く脱出したいと思っても上手くいかないし、イライラしてしまう……という解釈もあり得ますね。

そこも本来の6/3としては、3番ラインで苦闘したがるでしょうが、この時期はちょっと、キロンの6/2も活かして、のんびり待っていただければいいかと思います。6/3も6/2も、意識面は同じ6番ライン=楽観主義ですので『まあ、私は精神世界をやるために生まれてきたんだから、そのうち自然と新しい精神的なテーマと出会うだろう』と大船に乗ったつもりでいるのが吉ではないでしょうか。

 

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