NO PLAN NOTE 

ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】カップルにならなければいけないという呪縛

Couple

今日は、昨日のインカネーション・リーディングのお話、後編です。昨日のお客様は、すでにヒューマンデザインを学ばれている6/2感情ピュア・ジェネレイターさんだったせいか、いろいろ面白い話にもなったので、さらにシェアしておきましょう。

昨日の方は、精神世界の第1クォーター生まれでしたので、目に見えない世界に取り組むことで人生が満たされる運命でした。しかしマンダラ(出生時と88日前の星の配置)を見ると、人間関係の第3クォーターの方が星が多かったのです。そのような場合、精神世界をほったらかして、人間関係や恋愛などに引っ張られてしまうと言われています。いわゆるインカネーションクロスのNot Selfという奴ですね。自分ではない運命に惹かれてしまうのです。

実際、色気のある男性ですし、キロン・リターン(50歳前後)でパートナーとも結ばれたと。それが生まれつき第3クォーターの人であれば、はい、めでたしめでたし、良かった良かったで終わりですよ。しかしやはり精神世界の第1クォーター生まれですから、それはそれで良かったけれど、結局、恋愛は本筋ではないし、まだ満たされていない部分がある、と自覚されていました。

ただ、ご本人のキロンリターンのプロファイルが6/3だったので、無意識の3番ラインとして、あえて間違えるような形で精神世界から離れ、恋愛に夢中になり、精神世界の勉強がおろそかになっても、それはそれで楽しかったし、勉強ばかりに専念してもつまらなかったでしょうね……とも仰っていました。そのあたり、間違いすら智慧に消化していく6/3のたくましさでしょうね。

僕も精神世界の第1クォーター生まれですが、実は、同じく人間関係の第3クォーターの星の方が多くなっています。ですから恋愛などに引っ張られてもおかしくないのですが、そこはキロンリターンの2/5として、精神世界の仕事や勉強に集中した感じでしょうか。おかげさまで実績と知識は身につきましたが、色っぽい話は全然無く、まあ、面白みはありませんよね……と、マインドで思いながらも、無意識の肉体そのものは、孤独に勉強できていることに「平和」を感じているのでしょう。

ちなみに今現在、ラーの講義録「The Four Views」を翻訳しているのですが、カップルとして絆を結ぶのはスプリット定義の人だけだそうです。スプリット定義は、定義されたセンターをひとつにつなげてくれる相手と出会えると言われ、恋愛相手として、そのような相手と結ばれることも多々あります。

しかしそのスプリット定義が世の中で最も多いため(人類の46%)、「人間はカップルとして絆を結ばなければならない」という一般論がまかり通っていると。そしてそれ以外のシングル定義(自己完結型で他人を必要としない)、トリプル・スプリット定義(複数の人たちの公共のオーラにいたい)、クアドルプル・スプリット定義(複数の人に定義領域をつなげてもらいたい)、定義なしのリフレクターの人たちは、その一般論に呪縛されてしまい、自分たちもカップルにならなければ……と思い込むけれど、結局上手くいかないそうです。まあ、スプリット定義の人のブリッジを繋ぐ相手にはなれるでしょうけどね。

昨日の6/2感情ピュア・ジェネレイターさんも、僕自身もシングル定義だったので、そういう意味でも、カップルとして絆を結ぶのは苦手でしょうし、あくまで6番ラインとしてよそよそしく、パートナー婚や別居婚の方が合っているんでしょうね。あるいは本当に、6番ラインのセクシャリティである「59.6 一夜限りの関係」のように、短時間だけのつき合いなのでしょう。まあ、そのように、恋愛に引っ張られる条件付け要素はいろいろありますよ、というお話しでした。

 

・ヒューマンデザインの個人フルリーディングを受けてみませんか?

 ご希望の日時・場所についてのご相談は、

 お気軽にtakeo.ichikawa@gmail.comへご連絡ください。