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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】セックスを基準にして、本当の感情に気づいていく

Yoga

今日はZoomにて、昨年12月にフルリーディングをした3/5マニフェスティング・ジェネレイターさんに、ウラヌス・オポジション(天王星半回帰、44歳の転機)をお伝えしました。実際のジャスト転機は2029年8月ですので、今年の暮れぐらいから、前段階の3.5年ゾーンに入ることになります。今日の方は、精神世界の第1クォーターの「眠れる不死鳥のクロス」生まれ、パーソナリティの太陽=人生のメインテーマは55番ゲート「スピリット」=2027年に目覚める本当の感情です。その2027年前後にウラヌス・オポジション=本来の自分を取り戻す転機を迎えますから、まさに本当の感情に気づき、本来の自分を取り戻していく7年間になるのではないでしょうか。

そんな今日の方のウラヌス・オポジションのテーマは、人間関係の第3クォーターのスフィンクスのクロス」の2/4でした。となると、人間関係やパートナーシップを通じて、本当の気持ちに目覚めるのかなと。あるいは、目に見えない精神世界の智慧を養って、人間関係や恋愛、結婚に関する導きを与えるのかもしれません。

ただ、解釈的に難しいのが、本来はプロファイル3/5(問題意識を持って果敢に挑戦する)なのに、ウラヌスでは2/4(のんびり孤独になったり、友人とおしゃべりしたい)が乗っかってくることです。良い意味で解釈すれば、しっかり者の3/5に、ゆるい2/4をブレンドすることで、バランスの取れた生き方になるかもしれません。実際、今日の方ももうすでに、ご自分が今までよりゆるくなりつつあることを自覚されているそうです。

しかしウラヌスの時期は、いったん本来の自分ではない境地に持って行かれて『やっぱりこれは違う、本当の私じゃない』と気づくこともよくあります。ゆるふわの2/4に引っ張られ過ぎると、本来の3/5から外れてしまいますし、それはそれで宜しくないでしょう。特に人間関係の第3クォーターが入ってきますから、対人関係やパートナーさんにしても、ゆるい2/4的に『まあいいや』と問題を先送りしてしまう可能性もあります。まあ、元々3番ラインですから、そこもいったん間違えてから本来の自分に戻ってくる形で良いのでしょうが、人間関係がこじれると厄介なので注意も必要かなと思います。

kiss

特に今日の方は、パーソナリティの地球が59番ゲート「セクシャリティ」59.3「性的に開放的」にあり、しかもウラヌスの時期は59.3▼「性的な開放性が、乱交につながったり、問題に発展する」に偏り、6-59「交配」「子供や仲間を創る」「相手のバリヤーを破って感情的な距離を詰め、親しくなる」チャネルがつながっていました。つまり悪くすると、誰彼かまわずセックスをしてしまうようなことにもなりかねないわけです。実際、今日の方は最近、知り合いの男性から恋愛感情として誤解されるような経験もされたそうですし、早くもウラヌスの影響が前倒しで来ているかもしれませんね。

そして御本人的にも、たしかに夫さんと子供を創るかどうか意識しているけれど、プロジェクターの夫さんは性欲もあまり無いようで、それが不満にも感じているようです。

結局、地球が59番ゲートセクシャリティにあるということは、『セックスできる相手かどうか』『パートナーとセックスがあるかどうか』が、55番ゲート「スピリット」の本当の気持ちを知るうえでの土台なんですよね。

しかし今日の方は、木星41番ゲート「収縮・減損」「性的妄想」に入っていたため、愛とセックスをごっちゃにしがちなデザインであり、そこをしっかり見極めることが人生のルール(木星)にもなっていました。もちろん理想を言えば『セックスもするし、愛もある』のが一番良いでしょうし、逆に最悪なのは『セックスもしないし、愛も無い』です。しかし微妙なのが『セックスはしないけど、愛はある』『セックスはするけれど、愛は無い』という場合です。ただ、地球が「セクシャリティ」にある以上、やはりそうは言っても、まず土台としてセックスがあってほしいでしょうね。

昨年4月12日から5月24日まで、冥王星がこの41番ゲート「性的妄想」に入りましたし、今年も1月30日16:56~8月20日17:58、12月5日17:58~2028年2月24日12:34にずっと滞在し続けます。つまり今年から2028年にかけて、人類全体がこのテーマに向き合わされることになるでしょう。

恐らくこれから先、人類全体の性欲が「減少」し、セックスレスになるカップルや夫婦も増えるかと思われます。そこで『セックスレスになったってことは、もう私のことは好きじゃないのね』となる人たちもいれば、『いやセックスはあまりしなくなったけど、まだあなたのことは好きだよ』となるカップルや夫婦も出てくるでしょう。あるいは最近よく聞くセカンド・パートナー的に、セックスだけ別物として扱うパートナー関係も増えるのかもしれません。

恐らく今日の方も、そのようなセックスの有無によって、それでも夫さんが好きなのか、それとも違うパートナーを選ぶのかという、本当の気持ちを確かめていく時期になるのかと思います。御本人的には『やはり結婚したからには、夫とずっと添い遂げたい』という気持ちもあるようですが、それももしかしたら道徳的な条件付けの可能性もあるわけです。なにしろ人生の土台が59.3「性的に開放的」なのですから、本来はそこまで一人の相手に縛られる必要もないかもしれません。

今日の方は、未定義の感情(太陽神経叢)センターに、メインテーマであり、眠っている55番ゲート「スピリット」があるという、非常にわかりにくいクロスです。ですから、なかなかご自分の本当の気持ちも把握しにくいでしょうが、わかりにくいことを前提としたうえで向き合ってみると、次第に見えてくるものもあるでしょう。また、2027年という時代の節目を超えるにつれて、世の中の結婚形態や、パートナーシップ、セクシャリティも変化していくでしょうし、それに併せて、御本人の本当の感情が見えてくるかどうかでしょうね。

 

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