今日もZoomにて、昨年12月にフルリーディングをした2/4マニフェスティング・ジェネレイターさんに、サターン・リターン(土星回帰、28歳の転機)をお伝えしました。
ご年齢的には、すでに昨年末からウラヌス・オポジション(天王星半回帰、43歳の転機)の前段階に入っているのですが、そのリーディングを受ける前に、サターン・リターンを知って30代を振り返りたいとのリクエストでした。今日の方は、ノードが6番ラインだったこともあり、28歳の転機の影響も大きかったでしょうし、それを知ったうえでウラヌスの情報を聞いた方がたしかに宜しいでしょうね。
今日の方は元々、人間関係の第3クォーター生まれの2/4でしたが、サターンの時期は、突然変異の第4クォーターの5/1が入っていました。実際その時期に、同じ社内にお勤めのまま、部署を変わられたのが突然変異だったかもしれません。そして本来はゆるふわな2/4なのに、当時は5/1として問題意識や責任感を抱え、バリキャリ的に働いていたそうです。その職場もすでに退職され、今ではもう少しゆるいお仕事に転職されたそうですが、今から振り返ると『どうしてあの時は、あんなに一生懸命働いていたのだろう?』と感じるそうです。それも転機の影響力に振り回されていたせいなんでしょうね。
しかしサターンの時期のメインテーマは、60番ゲート「受容・制限」であり、お仕事を頑張られた割に、44-26「身をゆだねる」「才能ある人たちと楽して稼ぐ」チャネルと、28-38「もがき」「人生のやり甲斐に対してリスクを負う」が上手くいかず、イライラする構造になっていました。実際、新しい部署に移られても、自分一人の力ではどうすることもできない社風や壁にぶち当たり、ビジネス的な才能もなかなか活かせず、まさにもがく(苦戦する)ような状況だったようです。
ところがサターン・リターンの時期に乗っかっていたのは「散心(Distraction)のクロス」「気を散らす、気を逸らすクロス」でした。つまり、仕事の壁にぶち当たった場合に、5番ラインとしてどのように問題解決するかと言えば、気晴らしをしてストレスを解消するわけですね。実際、今日の方は30代の時期に、それこそ毎晩のように、仕事終わりに食事に行ったり、飲みに行っていたと。まあ、そこで仕事のストレスを吐き出していたのでしょうし、そんなことは世の中のサラリーマンやOLさんは皆さん経験していると思いますが、今日の方にとっては、それが30代の運命的な使命だったというわけです。
もちろん、飲みに行ってストレスは解消できても、仕事上の問題はいまだに存在するわけですから根本的な問題解決にはなっていませんよね。でも本来の2/4は問題解決する役割ではありませんし、あえて仕事上の限界があると受け容れると、それはもう問題ではなくなり、超越できるのです。そのように本来の2/4として『問題を解決しないことが最良の問題解決である』と学ぶことが30代のテーマだったのでしょう。
ただ、サターンの時期は、39-55「感情表現」チャネルもつながっていたため、感情的な虚しさを埋めるためにヤケ食い、ヤケ酒に走りやすい時期でもありました。そのサターンの影響はこれから薄くなるとは言え、まだ49歳頃まで続くと思われます。ですので、食事量が増えたり、同じモノばかり無性に食べている時は、お気をつけください。
そして30代で、いったん真逆の5/1に引っ張られたことで、これから先のウラヌス・オポジションで本来の自分を取り戻し、元々の2/4に回帰するのかなと思います。また、人間関係の第3クォーターとして、いよいよこれから先、私的なパートナーや、ビジネス的に楽しく働ける人たちとつながるのではないでしょうか。
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