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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】自分のルールが、一時的に封印される

lady in the field

今日は、先月からフル、インカネーションクロスをお伝えしている1/3マニフェスティング・ジェネレイターさんに、サターン・リターン(土星回帰、29歳前後の転機)をお伝えしました。今日の方はすでに30代後半に入られ、ジャスト・サターン・リターンは7年前でしたので、もうその影響が強い時期は過ぎたところです。しかし創始者ラーも『サターン・リターンのリーディングは過ぎてから受けた方がいい』と言っていて、実際、娘さんにもジャストを過ぎてから情報を教えたそうです。今日の方も、事前にレポートを読まれて『自分の30代前半が振り返れた』と仰っていましたね。

そんな今日の方のサターン・リターンは、プロファイル5/2でした。本来の1/3と、サターンの5/2では、ひとつも共鳴(同じ数字)も調和(1と4、2と5、3と6)も無いので、本来の生き方とはまったく違う生き方が乗っかってくることになります。1/3は最も子供っぽい生き方ですが、そこに大人の5/2が乗っかるので、この時期は大人の考え方を身につけることも大切ですが、と言って本来の1/3を忘れてもいけません。実際、御本人も『大人になろうとしたけれど、やっぱり無理だったな、と気づいた時期でした』と仰っていましたが、それぐらいで良いかもしれません。

そしてこの後のウラヌス・オポジション(42歳前後の転機)と、キロン・リターン(50歳前後の転機)を見ても、5/2というレフトアングル=個人を超越した生き方が乗っかるのはこの時期だけでした。御本人としても、本来はライトアングルとして自分のことだけやっていれば良かったのが、この時期はレフトアングル的な人間づき合いが増えたそうですが、それもあくまで30代のこの時期だけでしょう。そして30代で大人としての考え方や人間関係をいったん学んでおいて、40代になったら、その学びをお仕事に活かされるのではないでしょうか。

そしてサターン・リターンのクロスは「不確実性のクロス」。つまり29歳前後から、上手くいくと思ったらそうならないし、上手くいかないと思ったら上手くいくという、予測不能な時期になっていました。御本人もそれを実感して『考えるのを止めました』と仰っていましたが、ある意味、それでマインド(思考)のスイッチが切れたかもしれませんね。また、サターン・リターンでは63-4「論理」チャネルをやろうとしても上手くいかず、イライラするだけなので手を出すな、と出ていました。このチャネルも、将来について論理的に考える力ですので、やはり頭で考える時期ではなかったのでしょう。

しかし面白いのは、御本人はもともと63番ゲート「疑う・完成の後」木星が入っていました。木星は、人生のルールを意味し、それを守ることによってご褒美がもらえるところです。つまり、ものごとが完成しても『まだ何かやれるんじゃないか?』と論理的に疑うことで、人生のご褒美がもらえるはずなのです。しかしこの30代では、そのルールを封印することになりますが、ウラヌス・オポジションとキロン・リターンでは、この63-4「論理」チャネルに夢中になって取り組むと出ていました。

時代的に見れば、これから先、2027年が時代の変わり目ですし、何かしら大きな変化もあるでしょう。そこまでの30代後半は、先のことを考えても不確実だし、何か計画を立てても上手くいかないから63番ゲート「疑う・完成の後」は使わなくていいと。

そして今日の方の場合、次の転機であるウラヌス・オポジションの前段階が2027年末から始まります。となると、2027年前後の変化が起きてから『さあ、これからどうしよう』とばかりに63-4「論理」チャネルで将来のことを考えるのでしょう。そのように時期的に『これは今、使わないで』『はい、今からこれを使って』と、星から指示が下されるような配置もあるわけです。ではそのウラヌス・オポジションはどうなるかと言えば、それはまた来週お伝えする予定なのです……(^_^)

 

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