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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Line Companion」を訳しました

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ヒューマンデザインの384のラインをすべて解説した「Line Companion(ライン・コンパニオン)」の翻訳が終わりました。

ラインとは、ヒューマンデザインのチャートで見られる「13.6」とか「43.2」といった細かい個性や性質のことです。易経でも、64の卦が6分割され、64x6=384爻(こう)がありますが、ヒューマンデザイン的な384種類の爻について、創始者ラーがたっぷりと解説したものです。またチャート上でも「13.6▲」「43.2▼」のように、三角形で記されたマークが出る場合がありますが、その性質の偏りについても、詳しく説明しています。言うなれば本書は、ヒューマンデザイン研究の辞書みたいなものですね。 

作業開始は、昨年2月でしたが、7月初旬には進捗75%まで進み、これなら8月中に終わるだろうと思ったら、ありがたいことにリーディング依頼が増え、最後の詰めの作業が延び延びとなり、今日のゴールとなりました。実際の翻訳期間は、正味4~5ヶ月ぐらいでしょうか。これからまだ清書と校正が残っていますが、とりあえずここまで完成させた自分を褒めてあげたいと思います(^_^) 

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なにしろ原書は、英文で約440ページあり、いつも自分が作っている日本語版テキストと同じ形で組んでみたら、全部で635ページとなりました。校正のためA4用紙に2ページずつ印刷してみましたが、それでも300枚以上。持ち歩くのも難儀な分量です……

この「Line Companion」に関しては、すでに先行して訳されている方がおり、数年前にヒューマンデザイン・ジャパンに日本語訳が納品されているのですが、何年経っても一向に公開・販売されないので、だったらもう自分で訳そうと思い、完訳した次第です。ですので、この市川版テキストを販売する予定は今のところ無く、特別講義を行う予定もございません。僕が個人的に、チャート分析のために使うことになるでしょう。

とは言え、ヒューマンデザインを学ぶ人にとっては必携の資料なので(特に海外では、PTL1受講者は必須となっています)、もし機会があれば、販売するなり、講義をする等して、シェアできる日が来るかもしれません。そういった可能性も含めて、一応「特別講義」のページにも「準備中?」ということで載せておきます。

もちろんリーディングにいらした方には、この資料から読み取った情報をお伝えしますので、どこか知りたい部分がございましたら、フルリーディングをご依頼ください。すでにヒューマンデザインを学んでいらっしゃる方でも、本書に書いてあるラーの解説を知ると『なるほどそのラインは、そういう意味だったのか!』という驚きが得られると思いますよ(^_^)

 

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【夢日記】疲れた馬、引き籠もる小鳥

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1月28日夜の夢。僕は、馬にまたがって、やけに混んでいる飲食店の中を歩いていた。カウンターや席で飲み食いするお客さんの間を『馬が通りますよー』と言って、縫うようにして通過し、店先に出た。下りてみると、その馬はやけに小柄で、痩せていて毛並みも悪く、疲れているようにも年老いているようにも見えた。僕は、店先にあった蛇口から水をひねり出し、洗面器にそれを受けて、馬に飲ませてあげようと思った。

ところがその馬は、いつの間にか小鳥に変わっていて、棚の奥の方に隠れたか、あるいは棚の奥にハマりこんでいた。僕は、その小鳥を手で救い上げ、水を飲ませようとした。手のひらの中の小鳥は、まるで人間のように、痛めた肩を翼で撫で……目が覚めた。 

ドリームブック 夢辞典(改訂増補新版)

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夢の中の「馬」は、自由や性的エネルギーを表すそうです。また「馬に乗る」は、判断力が広がることなんだとか。「飲食店」は、心の栄養を摂ったり、気持ちを通わせ合うこと。「鳥」は、精神的自由、またはより高次の気づきに到達すること。

ただ、夢に出てきた「馬」はあまり状態が良くなかったので、誰かが自由やエネルギーという点で衰えているのかも。「鳥」も、閉じこもっていたので、むしろ精神的な自由が無い状態なのかもしれません。

そう言えば、ちょうど一年前にも「馬」の夢を見たんですよね。その時『これは、午年生まれの誰かなんじゃないか』『自分と近いところで言うと、1966年生まれ、1978年生まれ、1990年生まれの人ではないのか』と書きましたが、今回の「馬」も、もしかすると、午年生まれの誰かがエネルギー的に疲れていたり、閉じこもっているという意味なのかもしれません。果たして、その疲れた「馬」に水を飲ませてあげたり、閉じこもっている「小鳥」を救い出すことはできるのでしょうか?

【ヒューマンデザイン】資格や肩書きの時代から、実践の時代へ

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昨日は、マサコさん(4/1プロジェクター)とお茶しながら『これから先は、資格の無い人でも、ヒューマンデザインを語れる時代になるのでは?』という話題も出ました。

先日、1615年から2026年までの古い時代サイクル(約400年周期)は滅私奉公の時代だった、と書きましたが、特に1961年以降は権威主義の時期に入ったため、資格や肩書きがモノを言う時代が続いてきました。

ところが2027年以降は、この権威主義という時代的サブテーマが消えてしまいます。その代わりに登場するのが「実践と模範」です。2027年以降は、肩書きや資格を持っているかではなく、それを実践できているか、お手本になる模範かどうかが重要になります。

もちろん、お医者さんや危険物取扱責任者のように、必ず正式な資格が必要な仕事も残っていくでしょう。しかし、もしかすると2027年以降は、全体的に『わざわざお金を払って肩書きや資格を取るより、自分で実践できていれば良いや』というムードが支配的となると思われます。学校には行かずに自分で勉強する人が増えれば、今の資格・教育ビジネスも、減少に転じる可能性もあります。

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まあ、かく言う僕自身も、ヒューマンデザインの資格を取ったわけですが、資格を取った人間だけがヒューマンデザインを伝える時代も、2026年で終わりかもしれません。

実際、海外では、英文テキストを自由に購入し、勝手にヒューマンデザインを勉強して、正式な資格が無いまま、リーディングをしている人たちもいるそうです。しかしその資格の無い人たちが、本当にヒューマンデザインを実践できているなら、リーディングも上手くいくでしょうし、模範として尊敬もされるでしょう。

逆に言えば、ヒューマンデザインの正式な資格を持っていても、ヒューマンデザインの智慧を実践できていなければ、権威者として認めてもらえないでしょう。実際、そういう方の噂も、ちらちらと耳に入っております。『あの人のリーディング、ただテキストを読んでいるだけですよね』とか『あの程度のリーディングで、あんなに高いお金取るなんて、おかしいですよ』等々……

恐らくこれから先は、ヒューマンデザインを伝える人も、こう分類されるでしょう。

①ヒューマンデザインを正式に勉強して、それを実践できている人

②ヒューマンデザインを正式に勉強したのに、それを実践できていない人

③ヒューマンデザインを正式に勉強していないのに、それを実践できている人

④ヒューマンデザインを正式に勉強していないうえに、それを実践できていない人

理想は①ですし、④は論外ですが、2027年以降は②よりも③の方が尊重されるのではないかと思います。たとえば今、星占いも、特に資格を必要とせず、誰でも占星術師を名乗れますが、ヒューマンデザインも、良くも悪くも、そのような世俗化が進むのではないでしょうか。そう考えると、あまり資格を取るのに必死になる必要もありませんよね。

一応、僕はアナリストという資格を取ってしまったので、①を目指すしかありませんね。2027年からの、新しい時代でお手本になれるよう、頑張りますわ……

 

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【ヒューマンデザイン】権力を手放せない恐怖

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今日は、ヒューマンデザイン仲間のマサコさん(4/1プロジェクター)と代官山にてランチ会でした。しかしパンケーキカフェ「クローバーズ」さんに入ったものの、肝心のパンケーキを撮り忘れるという……まあ、それだけ美味しかったということで。

食後に代官山の蔦屋書店でお茶しましたが、あの界隈、オサレレベルが高過ぎて、まるで日本じゃないみたいで目眩がしました(^_^;) マサコさんとお別れした後は、いつもの自分を取り戻すべく、ぶらりと学芸大学駅古書店を覗き、そのまま田園都市線駒沢大学駅まで歩いてきました。

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ちなみに今日は『やる気が無いなら、権力を手放せばいいのに』という話題が出ました。やる気が無いのに権力にしがみつくのは、周囲の迷惑です。仕事の出来る人間に仕事を任せず、やる気も無いのに権力だけ抱え込んだり、お客さんを抱えようとしても、上手くはいかないでしょう。仕事に対する情熱が無くなったら、その仕事なり権力なりを手放した方が、周囲のためになりますし、本人も楽になれます。

しかし生き残るための直感が不安定だと、その権力を手放してしまった場合、自分はこの先、生きていけるのだろうかという恐怖が生じてしまうわけです。権力の消失と共に、自分の存在が消えてしまうのではないかという恐怖。その恐怖によって、さらに権力に執着してしまうのは困ったものですよね……

 

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【夢日記】いつかやると思っていた

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1月24日夜の夢。僕は、大学2年生という設定だった。クラスメイトたちと、教室でダベっていると、誰かが『✕✕がさ、痴漢で逮捕されたってよ』と言う。それが誰だか分からないが、僕は咄嗟に『あいつなら、いつかやると思ってたよ』と返した。すぐ傍では、背の高いきれいな女性が、何かのデータをずっとプリントアウトしていた。

夢の中の「教室」は、人生という学びの場。「痴漢=性的暴力」は、誰かの能力や自尊心を奪うこと。「プリンター=印刷機」は、人生の演目を何回も演じること。これは、僕自身の能力が誰かに何度も奪われているのか、それとも他の人たちの能力を何度も奪うような人がいるのか。もしかしたら両方かもしれません。実際、心当たりはありますし、その「痴漢」が捕まったり、#metoo運動のように、告発されるのかもしれません。

また「共に学ぶ仲間内から痴漢という犯罪者が出る」というのも意味深です。僕も今ヒューマンデザインを学んでいますが、さてどうなることやら……

【ヒューマンデザイン】ジェネレイターは、正しいタイミングで反応する

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今日は、海外在住の方に、Skypeにてフルリーディングをお伝えしました(レポートは事前にPDF形式でお渡ししています)。

今回のお客様は、ジェネレイターさんでしたが、人生前半・後半の折り返し点である、ウラヌス・オポジション(天王星半回帰=42歳前後の転機)を間近に控え、ちょうどお誕生日も過ぎた直後で、これから新しい一年が始まるというタイミングでした。またウラヌス・オポジションは「本来の自分を取り戻す」時期という意味があるので、そういった時期に、ヒューマンデザインの情報を受け取って、本来の自分のデザインを認識するというのも、とても良いタイミングだなと感じました。

さらにその方の人生全般を見れば、40代後半は大忙しになりそうでしたし、現在の惑星の運行状況から見ても、今年来年しっかりやらないと、その後が厳しそうだったので、そういう意味でも、絶妙なタイミングでいらっしゃったなあと。

ジェネレイターは、仙骨が反応したタイミングで動くのが最良と言いますが、今回のお客様も『前々からリーディングを受けようか考えていたけれど、このタイミングで身体が反応しました』と仰っていたので、まさに仙骨の反応に従って、ご依頼された形です。

時々、リーディングやLYD(基礎講座)を受けに来られたジェネレイターさんの中に『よくまあ、こんな素晴らしいタイミングで来ましたね!』と感心するような方がいらっしゃいます。そういった方は、まさに仙骨で正しいタイミングを捉えた方なので『ああ、この人はもう心配ない、その反応を覚えて活用してくれれば大丈夫だな』と感じますね。

逆に言えば、ジェネレイターの皆さんは、仙骨が正しく反応するまで、こういったリーディングやLYDを受ける必要はありません。どうぞ仙骨がはっきり反応してから、おいでくださいませ(^_^)

 

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【ヒューマンデザイン】古い共同体の終わり、その最後の抵抗

Osaka Castle (Osakajo)

一昨日、Rave New Year=ヒューマンデザイン的元旦を迎え、これから一年のテーマとして「暗黒のリーダーシップ」「それを解決する救世主、あるいは勝利に固執する将軍」「混沌とした状況が拡大し、消耗戦に突入する」「火山の噴火的な突然変異エネルギー」と書きましたが、 もっと大きな時代性という観点で見ると、これから数年は、2027年から始まる新しい時代サイクルへ突入する前の、古い時代サイクルの終わりにあります。

この古い時代サイクル(約400年周期)は、1615年に始まっていますが、日本ではちょうど大坂夏の陣によって豊臣家が滅び、いよいよ徳川幕藩体制が固まってきた時期となります。ヒューマンデザインでも、この1615年からの約400年は「部族共同体」の時代であり、お互いに助け合うことがテーマだったとしています。ただしこの古い共同体は『みんなのために、自分のことはガマンしよう』なので、個人個人が犠牲となってしまい、言うなれば滅私奉公の時代でした。今の日本で見られるブラック企業や過重労働問題も、ある意味、この滅私奉公=古い共同体のテーマを引きずっていると思われます。

alone in thoughts credit to https://1dayreview.com

ところが2027年からの新しい400年サイクルでは、個人がテーマとなります。しかもその個人性は『他の人のことなんか気にしていたら生き残れない。生き残るために、私は私を優先する』という非常にワガママに見えるものです。これまでの『みんなのために、自分のことはガマンしよう』という価値観から、急激な変動となりますが、世の中を見てみると、会社勤めではなく、自分のやりたいことを仕事にしている人が増えているので、すでにこの強い個人性は、前倒しで現れているような気もしますね。

しかしこの変動に伴って、今までの古い部族的共同体が機能しなくなるとも言われています。世の中を見れば、国家レベルではイギリスのEU離脱があり、社会レベルでは古い企業や組織の行き詰まりや不祥事、スポーツ組織での師弟関係の破綻、#metoo運動に見られる権威者への告発、家庭レベルでは夫婦別姓同性結婚別居婚などによる古い家族形態からの変化が現れています。このあたりどれも『みんなのために、自分のことはガマン』しなくなっている案件ばかりです。

このような変化は、2027年に向けてさらに加速すると思われますが、それを肌で感じているのが、当の古い部族共同体の人たちだったりします。彼らは、今までの価値観や制度が変化するのを好まず、古い共同体の維持に力を入れるでしょう。そしてその維持に必死になるあまり、個人優先とは逆方向の、共同体のメンバーをさらに束縛する方向へ向かうでしょう。まあ、ある意味そういったことをしても逆効果で、束縛が強まった共同体からメンバーが逃げだし、むしろ個人個人が独立してしまうんですけどね。

そういった流れの中に、この2019年もあるので、ある意味「暗黒のリーダーシップ」は、古い共同体を維持しようとして発揮されるかもしれませんし、前倒しの「わがままさ」と組み合わさって発揮されるかもしれません。そして会社や組織を維持しようとして「混沌とした状況が拡大し、消耗戦に突入」し、どこかの時点でその混沌が臨界点を迎え「火山の噴火的な突然変異」が起きるのかもしれません。

そういう意味で、この2019年は、古い共同体が終わりを迎える年であり、その最後の抵抗となる年ではないでしょうか。その答え合わせは、また来年に……

 

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