本日13:44、山羊座月食となりました。今回の月(と地球)の位置を、ヒューマンデザインのホロスコープで見てみると38番ゲート「正々堂々、正面から戦う」にあります。ここは、西洋で言えば騎士道、日本で言えばサムライ的に、真っ向から相手と敵対する位置です。さらにその位置を細かく見ると38.5▲「一人で頑固に戦う集中力」か38.5▼「苦戦している時に、助けてくれるかもしれない人がいることを認識できない」となります。まあ、星からの影響に引っ張られ過ぎると、その影響はネガティヴになりますから、どちらかと言えば後者の影響を考えた方が良いですね。
ここはもう、まさに一人で戦う騎士や侍を想像してみてください。『俺は一人で戦うぞ』と言うのはカッコ良い反面、やせ我慢にもなります。周囲には、味方してくれるかもしれない人がいるのに『いいんだ、俺は一人で戦いたいんだ』と言って、苦戦し続けるわけです。いや、なにも、あなた一人が無理して戦うことはないんですけどね。今回の月食に引っ張られ過ぎると、そのような、やせ我慢に陥ってしまうので注意しましょう。
一方、引き続き「61-24「神秘的な真実を何度も考える」力も下りています。ここに入っている冥王星は61.4▼「みんなで考えれば、神秘的な真実も解き明かせると思い込み、逆に混乱する」にあります。ある意味、月食の孤独なガンコさとは逆ですねえ。みんなでワイワイ集まって、ガヤガヤ話し合っても、神秘的なことなんて分からないんですよ。やはりそういうことは、静かなところで一人、考えに耽る方が良いかと思います。
ちなみに6月末から昨日あたりまでは、この位置で冥王星と木星が重なっていました。今年は３回、冥王星と木星が重なるそうですが、その第２回がこの位置だったわけです。コロナ渦の影響で人寂しくなり、『みんなで何とかしようよ！』と言いたくなるかと思いますが、むしろこの時期は、一人孤独に、物思いに耽ってはいかがでしょうか。と言っても、頑固なサムライのように、大切な味方まで遠ざけないように。要するに、バランスが大事な時期ですね。
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